「SBI FXトレード」は、大学生に最も適したFX口座です。
最大の特徴は「1通貨単位(約4円)」で取引が可能なこと。通常は「1万通貨単位(約4万円)」のため、他のFX口座と比べると1万分の1単位での細かい投資が可能になります。
そして、1通貨単位での細かい取引を日本企業で実施しているのは「SBI FXトレード」だけ。
そのため、投資資金が少ない大学生は「SBI FXトレード」を選ぶのが基本になります。しかし、大学生にとっては馴染みの浅い企業であり、それだけを理由に口座を作るのは不安な人もいるかもしれません。
そこで今回は、
この3つに分けて、「SBI FXトレード」の全てを解説します。
SBI FXトレードの特徴
「SBI FXトレード」は投資初心者に適したFX口座です。
ネット証券最大手「SBIホールディングス」のFX部門のため、安心感は抜群。
加えて、大学生に嬉しい4つの特徴が存在します。
【少ない資金で取引可能】
→1通貨単位で取引できるため、最低必要資金は「4円」
【スプレッドが安い】
→取引に発生するコストが最安値水準のため、学生の少ない資金でも安心。
【審査に通りやすい】
→「初心者」や「少ない資金の投資」も歓迎しているため、一般的な大学生でも審査に通る。
【使いやすい取引ツール】
→スマホでもパソコンでも簡単に取引を始められる。
それでは、1つずつ詳しく開設します。
少ない資金で取引可能
「SBI FXトレード」は1通貨単位で取引が出来る非常に珍しい証券会社です。
【1通貨単位での取引とは】
1ドル、1ユーロから取引できるシステム。
FXは投資資金の25倍までの取引が可能なため、1ドルは約4円から売買できる。
ちなみに、他の証券会社は10000単位での取引のため、日本円で約4万円の投資資金が必要になる。
これは、大学生には非常にありがたいシステムと言えます。
繰り返しになりますが、約4円から投資が可能なのです。他の証券会社の最低資金が4万円なことを考えると、資金が少ない大学生にマッチした証券会社だと言えます。
もちろん、しっかりと投資を始めたいなら10万円ほどの資金は必要です。
FXの値動きは、1円単位どころか1銭単位なので、1ドルの売買を繰り返しても子供の小遣いにもならない。それでも、投資先を細かく自分で選べるのは大きなメリットなのです。
スプレッドが安い
スプレッドとは、FX取引における手数料のようなものです。
SBI FXトレードは、このスプレッドが業界最安値水準。通過単位によってスプレッドは異なりますが、大学生がメインで利用する1000通貨以下のドル円では「0.20銭」で原則固定されています。
主要通貨のスプレッドは以下の通り(2019年10月時点)
【1000通貨以下】
ドル円:0.20銭
ユーロ円:0.30銭
ポンド円:0.70銭
【1001通貨以上】
ドル円:0.27銭~7.80銭
ユーロ円:0.49銭~15.80銭
ポンド円:0.99銭~18.80銭
既にFXの知識がある方は、SBI FXトレードの公式HPで確認しておくと良いでしょう。
ただ、数百万円以上の資金を高回転させるならともかく、大学生の取引においてはさほど気にする必要はありません。
大学生でも審査に通りやすい
「SBI FXトレード」は初心者の口座開設を大歓迎しています。
当たり前のように思えて、証券会社の中では非常に珍しい。だって、証券会社のメインとなる利益は、投資家からの手数料なんです。
資金数十万円の初心者から取れる手数料なんてタカが知れています。
どうやっても口座維持費やツール提供費とのバランスで赤字になってしまう。大手FX企業の1つ、「GMOクリック証券FX」なんて金融資産100万円以上を口座開設資格の1つに明記するほどです。
その点、「SBI FXトレード」は違います。
貯金10万円〜程度の大学生でも審査に通り、高機能なツールやアプリを自由に使うことが出来るのです。もちろん、口座開設費や維持費は全て無料。
取引を開始する瞬間まで1円の費用もかからないため、作るだけ作って放置しておいても問題ありません。
使いやすい取引ツール
「SBI FXトレード」は、PCはもちろん、スマホでも自在にトレードをすることが可能です。
一昔前まで、FXと言えばたくさんのモニターで取引をする人が多かった。ドラマや漫画に出てくるイメージですね。
しかし、スマホが普及した現代は違います。
特に、大学生を始めとした若い投資家はスマホ1つでカジュアルに取引を行うパターンが多いのです。
「SBI FXトレード」はそんな投資家向けに高性能なスマホアプリを提供しています。
もちろん、PCツールの手を抜いているわけではありません。
パソコンの前でじっくり投資を行いたい学生には、より高性能なPCツールが提供されています。
他の人気FX口座との比較
私が最もオススメするFX口座は「SBI FXトレード」です。
理由は先ほど紹介したポイントも含め、客観的なメリットで見れば最も大学生に適しているから。しかし、主観的なメリット、例えば、
- アプリ画面が見やすい
- CMタレントが好き
などを言い出せば、どのFX口座が最も良いかは難しくなってきます。
そこで、「SBI FXトレード」と比較されがちな2つの人気FX口座を紹介します。
【DMM FX】
→80万口座を超える人気会社 学生でも口座を作りやすいが、最低投資資金は約4万円。
【GMOクリック証券FX】
→国内取扱高No.1(ファイナンス・マグネイト調べ2012年1月~2019年12月) ベテラン投資家には好かれるが、口座開設の条件に「金融資産100万円以上」が存在する。
それでは、1つずつ見ていきましょう。
DMM FXとの比較
【安心感】
→みんなが使ってる人気企業
【審査の通りやすさ】
→一般的な大学生なら審査に通る。
【最低取引単位】
→1万通貨。ドル円ならば4万円から取引可能。
DMM FXは国内80万口座を超える人気FX会社です。
単純な人気なら文句なしのNo.1!!
審査に通りやすく、サポートも手厚い。最大手の安心感もある。アプリやツールも使いやすく、資金が豊富な社会人がFX口座を選ぶのなら、DMM FXを選べば間違いないでしょう。
しかし、DMM FXでは1つの取引で「最低4万円」の投資資金が必要です。
投資資金の少ない大学生にこれは痛い。
もちろん、FXを始める多くの学生は10万円〜の資金を用意していますが、10万円では同時進行で2,3の取引しか出来ないのです。
反対に、1つの取引で「最低4円」のSBI FXトレードならば、10万円で数えきれないほどの取引を同時進行することが可能。大学生の投資は「利益」と同時に「経験」も大切なので、たくさんの取引が出来るのは大きなメリットなのです。
よって、SBI FXトレードとの比較ポイントは、
【SBI FXトレード】
→少ない資金でもしっかり投資を経験したい人。
【DMM FX】
→20万円以上の多くの資金を持っている人。みんなが使っている安心感が大切な人。
以上のようになります。
ちなみに、DMM FXの「最大2万円キャッシュバック」などのキャンペーンを受けるためには、1000万円以上の投資資金が必要ですので大学生には関係ありません。
GMOクリック証券との比較
【安心感】
→FX取引高No.1(ファイナンス・マグネイト調べ2012年1月~2019年12月)
【審査の通りやすさ】
→金融資産100万円以上が条件。
【最低取引単位】
→1万通貨。ドル円ならば4万円から取引可能。
GMOクリック証券は、DMM FXに次ぐ二番手のFX口座です。
イメージとしては「ベテラン投資家に好かれている」と言ったところ。
口座数はDMM FXに次ぐ2番手であるにも関わらず、実際の取引量は8年連続で1位。資金が豊富なベテラン投資家が利用していることが想像できます。
ただ、それゆえに大学生にはあまり優しくありません。
大学生でも口座は作れるのですが、口座開設基準に「金融資産100万円以上」が明記されているのです。加えて、取引単位も「10000通貨(最低4万円)」のため、投資資金が少ない大学生は取引を始めづらい。
よって、SBI FXトレードとの比較ポイントは、
【SBI FXトレード】
→少ない資金でもしっかり投資を経験したい人。
【GMOクリック証券FX】
→100万円以上の多くの資金を持っている人。
以上のようになります。
ちなみに、GMOクリック証券FXの「最大3万円キャッシュバック」などの特典を受けるためには、1000万円以上の投資資金が必要ですので大学生には関係ありません。
SBI FXトレードの具体的な開設手順
ここからはSBI FXトレード口座の具体的な開設手順を紹介します。
口座開設自体は簡単で、5分ほどで終了しますが、
- 投資に関する注意事項
- 年収と金融資産の入力方法
などに関する質問がいくつか届いているため、項目ごとに解説します。
また、ほぼ全ての項目を解説しているため長くなってしまいましたが、実際には5分〜10分で完了しますので、あまり気負わずにご覧ください。
公式ページから入力画面へ
SBI FXトレードを始めとしたFX口座には実店舗が存在しないので、「SBI FXトレード(公式サイト)」から「申し込み画面」に進みます。
最初に以下のような画面が表示されます。
「今までに見てたページとSBI FXは関係ないですよー」
「そっちで絶対儲かるとか言われてても、SBI FXは関係ないですよー」
って注意事項ですね。
最近は投資詐欺などが多いので、あくまでも「SBI FXトレードは投資の場を提供するだけであり、利益も損失も個人の問題だ」ってのを強調している訳です。
当たり前の話です。
「サイトへ進む」を選ぶと、各種メニューが表示されたトップ画面が表れます。
SBI FXトレードの「特徴」や「ウリ」が紹介されているので、興味のある方はチェックしておくと良いでしょう。
ページ内のいたるところに、
「口座開設(無料)はこちら」
のボタンが登場するので、タップします。
申し込みサービスを選ぶ
まずは、SBI FXトレードで開設したいサービスを選びます。
SBI FXトレードで開設できる口座は次の3つです。
【FX取引口座】
→通常のFX口座。今からFXを始めたい学生は100%申し込む必要がある。
【オプション取引口座】
→リスクヘッジのために行うサブ的ポジション。投資資金の少ない大半の大学生には不要。
【積立FX口座】
→外貨預金のように、長期的に自動で外貨を買い続けるサービス。大半の大学生には不要。
基本的には「FX取引口座」だけを申し込めばOKです。
ただ、
- 後から必要になったら申し込む
- 申し込んだけど全く使わない
このどちらでも大丈夫なため、神経質になる必要はありません。ぶっちゃけ、どっちでも良いのです
書類の確認項目にチェックする
最初に、書面の確認項目にチェックを付けます。
小難しい言葉がたくさん書いてありますが、基本的には銀行口座と同じです。
実際に申し込むときは、自己責任でしっかり読んでもらうことを前提にざっくり紹介すると、
- 対面で説明しないけど、チェックを入れたことで承諾したことになるぞ。ちゃんと読めよ。
- 個人情報は預けてもらうぞ。しっかり守るから心配すんな。
- 暴力団関係者なら即刻排除するぞ。文句は言わせねえ。
みたいなことが買いてあります。
外国関連の確認項目をチェックする
不正を防ぐため、2つの外国関連の質問に答えます。日本人の大学生ならば大半が「いいえ」でOKです。
2つの質問は、ざっくり言えば、
- アメリカ国籍を持ってるか?
- 外国のお偉いさんが親戚にいないか?
と聞かれています。
マイナンバー関連書類をアップロードする
FXを始めるには「本人確認書類(マイナンバー含む)」が必要です。
面倒な郵送手続きはなく、スマホのカメラで撮った画像をアップロードすることで簡単に登録することが出来ます。
必要書類には、いくつかパターンがありますが、基本的には、
このどちらか。
もし、上記のどちらも選べない場合は、以下のページをご覧ください。他の書類でOKな場合もあります。
【SBI FX公式サイト】
口座開設までの流れ
住所指名などの基本情報を入力する
ここからは、
- 性別
- 氏名
- フリガナ
- 生年月日
- 居住地国
- 自宅住所
などの基本的な項目を入力していきます。
「自宅住所」に取引を開始するために必要な書類が届くため、入力間違いのないようにしてください。
職業を入力する
職業は「学生」を選択します。
「アルバイト/パート」も存在しますが、優先されるのは「学生」です。また、勤務先情報は入力する必要がありません。
年収や自己資産は審査に影響する
「年収」と「自己資産」の項目は審査に影響するのでしっかり入力します。
【年収】
→「先月のアルバイト代×12」か「去年のアルバイト収入」を入力。厳密に言えば「昨年の課税所得」だが、書類や証拠を求められる訳ではないので、大体でOK。
【自己資産】
→「自分が持っている全財産」を入力する。こちらも書類や証拠を求められることはない。
【投資目的】
→自分の目的を選ぶ。初めてなら「短期運用」か「中長期運用」が基本。
【申込経緯】
→好きなものを選ぶ。当サイト経由なら「ブログ」になる。
繰り返しになりますが、「年収」と「自己資産」が少なすぎると審査落ちの理由になります。
審査基準は公開されていないので、私の口から明言は出来ませんが、
- 年収:30万円〜
- 自己資産:30万円〜
程度であれば、普通に通るので安心してください。
また、どちらの項目も、証拠書類などを求められることはありません。
投資経験は全て「未経験」でOK
あなたの投資経験を入力してください。とは言え、大抵の大学生は初めての投資ですから、
- FX
- 現物株
- オプション
- 外貨預金
- 商品先物
全て「未経験」でOKです。
この項目はアンケートみたいなものですから気軽に回答してください。
注意事項にチェックを入れる
リスクに関する確認項目に3つチェックを入れます。
実際の申し込みのときにはしっかり読み込んでもらうことを前提として、ざっくり以下のような感じ。
- 元本(投資資金)は保証されねえぞ。損することもあるし、得することもある。
- 投資はお前の意図した通りには出来ないときもあるぞ。
- どれだけ大きな損失を出しても、こっちは助けねえからな
どれも当たり前の話です。
リスクに関する確認項目ですので、少々"怖め"に書いていますが、この項目すら理解できないのならFXは辞めた方が良い。
全ての投資にはリスクがあるのです。
全体の不備がないか確認して申込完了
以上で申込みは完了です。おつかれさまでした。
数日後に簡易書留が届く
申し込みから数日後に簡易書留が届きます。
封筒の中の書類には「ログインID」と「初期パスワード」が記載されているため、
- SBI FXトレード取引ページ(PC)
- スマホ用取引アプリ(iOS)
- スマホ用取引アプリ(android)
などにアクセスすることによってFX取引を開始できます。
ぜひ、しっかりと利益をあげて、大学生活をより楽しいものにしていきましょう。
まとめ
「SBI FXトレード」は、大手企業の安心感に加えて、
【少ない資金で取引可能】
→1通貨単位で取引できるため、最低必要資金は「4円」
【スプレッドが最安値水準】
→取引にかかるコストが小さいため、大学生でも安心。
【審査に通りやすい】
→「初心者」や「少ない資金の投資」も歓迎しているため、一般的な大学生でも審査に通る。
【使いやすい取引ツール】
→スマホでもパソコンでも簡単に取引を始められる。
この3つが最大のメリットです。
特に、1通貨単位で取引が出来る国内FX企業は「SBI FXトレード」しか存在しないため投資資金の少ない大学生に最も適したFX口座だと言えます。
今からFXを始めるのならば「SBI FXトレード」で間違いありません。
また、FX口座の基本的な選び方や、他の証券会社を知りたい方は以下の記事をご覧ください。