大学生は投資を経験するべきです。
そもそも、一定以上の知識を持つ人間は遅かれ早かれ投資を始めます。それが「株」なのか「FX」なのか、それとも「不動産」「金」「保険」なのかは異なりますが、日本において全ての資産を「普通預金」にする選択は賢人ならばあり得ないのです。
しかし、年齢を重ねてからの「初めての投資」はおそろしい。
60歳を超えたおじいさんの「退職金2000万円を使った全力投資」なんて目も当てられません。知識も経験もないくせに、大金だけは持っている人間なんて最高のカモです。あっという間に資産を溶かしてしまう。
全力投資を行うなら若いうちです。大学生が全財産の30万円を失っても長い目で見れば大した問題ではない。しかし、もし30万円を100万円にする才覚を発揮したのなら、人生の難易度は大きく下がります。
そこで今回は、大学生も挑戦しやすいFXに絞って、
この3つに分けて大学生のFX(為替)を徹底的に解説します。
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大手企業の安心感に加えて、最低投資金額「約4円」という敷居の低さが最大のポイント。投資資金の少ない大学生に最適な証券口座です。
大学生のためのFX基礎知識
はっきり言って、日本におけるFXのイメージは悪い。
ただ、イメージが悪いのは良いことです。投資は、リスクを認識するところがスタートライン。「絶対に儲かる」なんてものは100%詐欺なのですから。
FXの知識として必要なのは次の3項目。
【FXとは】
為替のこと。円やドル、ユーロなどを交換することで利益を得る。
【FXの危険性】
法規制の2010年以前のイメージが根強く残っている。本来、FXのリスクは小さい。
【大学生がFXに触れるべき理由】
「短期取引がメイン」+「必要資金の少なさ」から利益をあげやすいから。
それでは、1つずつ解説します。
FXとは「為替」である
FX(Foreign Exchange)とは「外国為替取引」を指します。
「円」や「ドル」「ユーロ」などの各国の通貨を売買し、差額で儲けるのがFXです。
例えば、今あなたは100円持っているとしましょう。【1ドル=100円】のときに、円をドルに交換すると1ドルに変わります。
あなたの100円は1ドルに変わりました。
しばらく1ドルを持っていると、世界情勢が変わり【1ドル=200円】へと変化しました。ここで、あなたの持っている1ドルを再び円に交換すると200円になります。
あなたが持っているお金は、「円」と「ドル」を交換したことで2倍になったのです。
今回の例では「100円」でしたが、これが「10万円」ならばどうなっていたでしょうか?或いは「100万円」だったら?「ユーロ」に交換していれば、3倍になったかもしれません。
このように、外国通貨で利益を出す取引を「FX」と言うのです。
「FXは危険」のイメージは間違っている
「FXは危険」というイメージは、2010年以前、その取引形態から間違って広まった印象です。
と言うのも、FXは本来ローリスクローリターンな取引なのです。先ほどは、分かりやすさのために「1ドル=100円」「1ドル=200円」と極端な例を挙げましたが、1ヶ月単位で見ても動くのは精々1〜5円。
2018年は年始から6円ほどですね。10万円を投入していても、約6000円しか儲けることが出来ません。
そのため、FX取引は「レバレッジ」を使って取引するのが一般的。
【レバレッジとは】
少ない資金でも、大きなお金を動かせる制度。
FXなら最大25倍まで。10万円の資金があるなら、250万円分の通貨を取引できる。
「レバレッジ」を使えば、6000円の利益も最大25倍の「15万円」まで膨らますことが出来ます。
そして、この「レバレッジ」は2010年の法改正までは最大400倍だったのです。もうおわかりだと思いますが、レバレッジは利益と同時に損失の可能性も拡大します。
当時、「400倍の利益」に目がくらんで破産する人々が続出したのです。その時のインパクトは凄まじく「FXで億万長者に!」「FXで500万円を失った!!」みたいなニュースが飛び交っていました。
しかし、ここまでの解説を見て頂ければ分かるように、レバレッジを使わなければ動く金額は非常に小さく、レバレッジを使っても現在は最大25倍です。
FXはリスクとリターンを自在にコントロールできる投資だと言えます。
「短期投資」と「必要資金の少なさ」がFXの魅力
FXの勝ち方の基本は「デイトレード」と呼ばれる超短期投資です。
【デイトレードとは】
1日に複数回の取引を行うこと。
全体で見れば小さな値動きでも、細かく見れば上下を繰り返している。その上下で取引することで利益を上げることが出来る。
繰り返しになりますが、FXの値動きは非常に微々たるものです。ニュースで円相場を見ている人もいるかもしれませんが、
1ドル=109円52銭
などのように、1円単位どころか1銭単位で動くことがほとんど。100万円をドル円で動かしても、1日に1万円も動かないのです。
しかし、細分化して見れば話は別。
1日で1円も動かずとも、細かく見れば30銭程度の上下を繰り返しているのです。そのため、隙間を狙って取引を行うことで小さい利益を積み重ねることが出来ます。
そのため、FXはレバレッジをある程度加えた、細かな取引が基本になります。
ここが株式投資との大きな違いです。株は長期取引が基本のため、大学生は利益を出しづらい。反対に、FXは短期取引が中心のため、大学生でも在学中に利益を出しやすいのです。
大学生のFXの始め方
FXを始めるのは簡単です。
大学のレポートやアルバイトと同じです。最初は誰でも緊張して始められない。だけど、1度始めてしまえば、何のストレスもなく毎日のように実践することが出来る。
難しいと考えてしまうのは、やったことがない人の勝手な思い込みなのです。
実際、FXを始めるために必要なのは、
- 証券会社のFX口座を開く
- 軍資金を入金する
- スマホやPCで取引する
この3ステップだけ。それでは、1つずつ解説します。
FX口座を開設する
FX口座の開設方法は銀行口座と同じです。
氏名や住所を入力してFX証券会社に提出します。銀行口座と違うのは、FX口座の開設手続きは全てネットで完了することくらいでしょうか。
- 公式サイトで基本情報を入力
- 本人確認書類を提出
- 口座開設完了
この3ステップで簡単に開設することが出来ます。最短で2日、1週間もあれば余裕ですね。
軍資金を用意する
FX口座に軍資金を入金した時点で、いつでも取引を開始することが出来ます。
軍資金は多いに越したことはありませんが、「ドル⇄円」のFXなら最低4万円から。10万円程度あれば、一般的な通貨は全て取引することが出来ます。
ちなみに「少ない元手で始められる」はFXの大きな利点の1つです。
例えば、株式投資ならば最低でも30万円、可能なら100万円以上は欲しい。金やプラチナなどの現物投資も同じですし、不動産投資なら数千万円単位のお金が必要になる。
その点FXなら10万円単位でも、1千万円単位でも同じように取引することが出来るのです。
そのため、もし大学生のときにFXでの勝ち方を身につけることが出来たのなら、人生の難易度は大きく下がります。
スマホやパソコンで簡単に取引できる
FXの取引は「スマホ」か「PC」を使って行います。
特殊な機器やソフトなんて必要ありません。FXを実践している学生の多くは、証券会社の専用アプリを使って利益を上げています。
もしかすると、FXのイメージとして「デスクの上に大量のモニターが並んでいる」みたいなのを想像しているかもしれません。
そのイメージは、FXだけで仕事をしている「個人専業投資家」や「企業勤めのプロトレーダー」の印象です。彼らは世界中の通貨を目視で見張っているため、どうしても大量のモニターが必要になります。
もし、あなたが最終的にプロトレーダーを目指すのなら準備した方が良いのですが、最初の準備としては必要ありません。
むしろ、最近はスマホだけでプロトレーダーとして生きている人もたくさんいます。
FXに関する質問集
ここからは、当サイト「大学生はこれを見ろ」に寄せられたFXに関するよくある質問集です。
随時追加する予定ですので、疑問があればコメント欄にお書きください。
FXで儲ける方法はどうやって学べば良いの?
「基本を抑えて、やりながら覚える」が原則です。
FXに限らず、「しっかり準備してから始めよう」なんて考えている人が初めることは一生ありません。カイジの台詞ではありませんが、今始めない人間はチャンスを失い続けます。
厳しい言い方になってしまいましたが、単純に「FXで儲ける方法」ってFXを始める前に見ても理解しづらいんです。
例えば、FXの値動きを表す「ローソク足チャート」なんて、素人が見てもチンプンカンプンです。説明を見ても、分かりづらいことこの上ない。
ローソク足チャート(ローソクあしチャート)は、株価などの相場の値動きを時系列に沿って図表として表す手法の一つ。ローソクチャートともいう。
単位期間を定め、単位期間中に初めに付いた値段を始値、最後に付いた値段を終値、最も高い値段を高値、最も安い値段を安値とし、この四種の値段(四本値)をローソクと呼ばれる一本の棒状の図形に作図し、時系列に沿って並べて株価の変動をグラフとして表したものである。
ローソクには、始値よりも終値が高い陽線(ようせん)と、始値よりも終値が安い陰線(いんせん)の2種類がある。古くは陽線が赤、陰線が黒で書き表されていた事、値段が上ると明るい印象があり、下がると暗い印象がある事、相場の動きを陰陽道に絡めて考えた事などから陽線・陰線の名が付いている。相場に関する印刷物が刊行されるようになった際、コストの高いカラー印刷を嫌って陽線を白抜きの四角形、陰線を黒く塗り潰した四角形で表示する様に変化し、現在の紙媒体ではおおむね黒と白で表示する。
ところが、実際にFX取引を数回行えば、説明なんて見ずとも簡単に理解することが出来ます。
そのため、FX投資は「基本だけ抑えて、やりながら覚える」が原則。口座は無料で作れるため、もしFXに興味があるのなら、
- FX口座を開く
- 入門書を購入する
この2つを同時進行で始めるのがオススメです。
借金を背負うことはないの?
大きな欲をかかない限り、可能性は低い。
そもそも、本来FXは借金とは無縁の投資なのです。例えば、【ドル⇄円】は過去10年間で「80円〜120円」の値幅をキープしています。
- 1ドル=100円を基準
- 軍資金は100万円
を前提にすると、上下に20万円の利益(損失)の可能性があるのです。20万円は大金ですが、軍資金が100万円であることを考えると致命傷ではありません。
しかし、「大きく儲けよう」と考えたとき、初めて大きなリスクが発生します。
例えば、レバレッジを20倍にして、100万円の軍資金で2000万円分のFXを実践すると、10%の下落で200万円の損失が生まれます。こうなると、マイナス100万円で借金を背負うことになるのです。
ただ、繰り返しになりますが、それでも借金を背負う可能性は低い。
FXには「強制ロスカット」という仕組みが存在するため、借金に到達する前に自動的に決済することが出来ます。加えて、為替の値動きは小さいため、10%もの変動が短期間では起こらないのです。
「FX=借金」のイメージはレバレッジ400倍の時代(2010年以前)の印象なのです。
どのくらいの確率で儲けられるの?
あなたの才覚に依ります。
はっきり言って、大抵の人は損をします。金融知識のある大人でも経済動向は読みづらい。100万円の軍資金を半分の50万円にしてしまったなんて話は"ざら"です。
だけど、大学生ならば挑戦して損はない。
冒頭でも言いましたが、大人になれば誰もが何らかの投資に手を出すのです。そして、大人の軍資金は大学生とは比べ物にならない。500万円、1000万円、2000万円といった大金を使って、いきなり全力投資を始めるのです。
だって、「自分は賢い」とみんな思ってるから。
あなただってそうでしょう?大学のレベルや偏差値に関係なく「自分は賢い」と少なからず考えているはず。だからこそ、大学生のうちに投資に挑戦して欲しいのです。
もし、あなたに投資の才覚があれば、人生の難易度は大きく下がります。極論、働かなくても生きていけるのです。
仮に失敗しても、大学生の時の数十万円なんて長い目で見れば大した問題ではありません。「投資の恐ろしさ」を数十万円で実感できただけでも儲けものです。今後は投資信託などのローリスクローリターンを中心に運用していけば良い。
世の中には「投資の恐ろしさ」を数千万円単位で実感することになった大人がたくさんいるのです。
FX口座はどうやって選べば良いの?
大手のFX会社ならどこでも大丈夫です。
と言うのも、FXは意外と歴史の長い投資です。そのため、各社がサービスを競っていた時代はもう終わっていて、現代はケータイショップのように同じようなサービスが並んでいます。
そのため、自分の知っているトコロや、CMで見かけた企業でOK。よほど無名のFX企業を選ばない限り、大きな問題は起こらないのです。
もし、それでも悩むのなら最大手の「SBI FXトレード」で間違いありません。
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と、FX初心者に必要な要素は全て揃っています。
まとめ
FXは、10万円程度の元手から始められる大学生に適した投資です。
簡単な投資ではありませんが、もし、あなたが抜群の才覚を発揮すれば人生の難易度は大きく下がります。
また、レバレッジの存在によってリスクの調整が出来るため、
【ローリスクローリターン】
→大きな金額は狙わず「お小遣い稼ぎ」や「社会情勢の勉強」を中心に投資する。
【ハイリスクハイリターン】
→人生を好転させるほどの大金を狙い、自分の投資の限界に挑戦する。
以上のように、目的に応じた投資を行うことが可能です。
もし、あなたがFXに少しでも興味があるのなら、
- FX口座を開く
- 入門書を購入する
この2つを今すぐ同時進行で始めるのがおすすめです。
「お金持ちの習慣」の記事でも開設しましたが「すぐに行動する」は成功へ向かうための基本。今できることを、今始めない人間が成功することはありません。
また、FXを含めた大学生の投資全般については以下の記事で解説しています。
株式投資との比較や、投資全般の雰囲気を知りたい方は是非ご覧ください。