
大学生が持つことの出来るクレジットカードを厳選して比較したページです。
日本には学生が持つことの出来るクレジットカードが有名どころだけで20種類以上存在します。そのため、クレジットカードを作ろうとして全てのカードを個人で比較していると膨大な時間がかかってしまいます。
【有名な学生向けクレカ】
三井住友カード(NL)、三井住友カード(学生)、JCBカードW、イオンカードセレクト、auPAYカード、エポスカード、セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード、セゾンカード・プラス、セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード、セゾンカードインターナショナル、ローソンPontaプラス、楽天カード、JALカードnavi、ANA JCBカード、VIASOカード、学生専用ライフカード、ACマスターカード、Dカード、オリコカード・ザ・ポイント、リクルートカード、(順不同)
そこで今回は、上記の中から厳選したクレジットカード4枚を紹介。
さらに、その4枚をランキング付けしておすすめの順位を発表します。
どのクレジットカードを作ろうか悩んでる学生の方は、ぜひ参考にしてください。
【早く作りたい学生は】
JCBカードW(公式)を選べば間違いありません。
誰もが知ってる「株式会社JCB」が発行している学生向けクレジットカードです。セキュリティ完備で、ポイントも貯まりやすくなっています。
クレジットカードのランキング
それでは、実際にクレジットカードの一覧表を確認してみましょう。

【デザイン】
→クレカのデザインは各社で異なる。デザインで選ぶのも"あり"。
【年会費】
→本来、クレジットカードは利用していなくても年会費がかかる。学生向けカードにおいては「無料」を基本にする。
【ポイント還元率】
→利用金額の0.5%のポイントが貯まるのが基本。優秀なカードは1.0%貯まることも。
【将来のステータス性】
→社会人になったとき評判の良い「ゴールド」や「プラチナ」などのステータスカードに変更できるか。
【決済ブランド】
→お店でクレカを使えるかは決済ブランドに依存する。日本国内ではほぼ全ての決済ブランドが使えるので重要視する必要はないが、複数枚のクレカを持つなら決済ブランドはバラけさせるのが基本。
【独自性】
→そのカードだけのメリットはあるのか。
この4枚の中から選べば大きな失敗をすることはありません。
ただ、じっくり選びたい方に向けて、ここからは順位をつけて1枚ずつ詳しく解説していきます。
【1位】JCBカードW【純国産】

純国産のプロパーカード「JCBカードW」が1位です。

誰もが知ってる「株式会社JCB」が展開する若者向けクレジットカード。
そのため、安心感と安定感は抜群。
- 年会費無料
- 不正利用 / 盗難保証完備
- 1.0~5.5%の高いポイント還元率
- 電子マネーとの連動
などの条件をきっちり揃えているため「とりあえずJCBカードWを作る」と考えても問題ありません。
加えて、JCBカードWは学生が作れる唯一の「プロパーカード」です。
【プロパー(正規)カードとは】
決済ブランドが直接発行するカードのこと。
大半のクレジットカードは「カード発行会社」「決済ブランド会社」が組み合わさって出来ている。
[例]
三井住友カード社(発行)+VISA社(決済)=三井住友カード(VISA決済)
しかし、稀に決済ブランドが直接発行するカードも存在する。
学生が持てるカードでは「JCBカードW」だけが該当し、歴史や伝統を重んじる人に好かれる。
プロパー(正規)カードってことですね。
プロパーカードを好む人は「王道」や「正統派」が好きな傾向にあり、一種のステータスとして評価されています。

そして、学生の頃から「JCBカードW」を利用することで、将来のステータスカードの審査にプラスの影響を与えられるのです。

「ゴールドカード」や「プラチナカード」をどう捉えるかは人それぞれですが、JCBカードはステータスカードとして根強い人気を誇っています。
将来「かっこいいクレジットカード」が欲しいならJCBカードWは間違いのない選択です。
【2位】学生専用ライフカード【海外向け】

最強の海外旅行サポートを持つ「学生専用ライフカード」が3位です。

一部のクレジットカードには「海外滞在中のサポート機能」が搭載されています。
【海外旅行傷害保険】
→万が一、海外で治療を受けることになった場合、医療費を負担してくれる。
【海外電話サポート】
→海外で困ったことがあったらアシスタントデスクに電話できる。
【キャッシュバック】
→海外で利用した金額の3.0%がキャッシュバックされる。
本来は社会人向けのゴールドカードに搭載される機能ですが、「学生専用ライフカード」は年会費無料にも関わらず海外旅行向けサービスを全て完備しているのです。
ただし、日本国内でのメリットは多くありません。
あくまでも「海外旅行向けのサブカード」として持っておくのがオススメです。
【3位】楽天カード【楽天優遇】

楽天市場のヘビーユーザーなら「楽天カード」が最適です。

楽天カードのメリットは、
「楽天関連サービスでの圧倒的なポイント優遇」
です。
「楽天市場」を筆頭に「楽天モバイル」「楽天証券」「楽天銀行」などの関連サービスほぼ全てでポイント優遇を受けることが出来ます。
そのため、社会人の節約界隈では、
【楽天経済圏で生きる】
→生活の大半で楽天関連のサービスを使い、全てを楽天カードで決済することでポイントを貯める
という考え方もあります。
ただ、大学生にはまだ早い考え方です。
大学生のクレカ利用額は非常に少ない。加えて、まだまだどんな生き方をするのか分からない段階です。
そのため、楽天カードの恩恵をフルに受けられるのはもう少し先の話かもしれません。
【4位】エポスカード

ものすごく器用貧乏なのが「エポスカード」です。

はっきり言って、エポスカードはこれまでに紹介した4枚と比べるとメリットの薄いカードです。
「JCBカードW」のように将来のステータス性があってポイントが貯まりやすい訳ではない。
「学生専用ライフカード」の海外旅行サポートには及ばない。
「楽天カード」のように経済圏を持つ訳でもない。
でも、エポスカードを持っている学生はたくさんいます。なぜか。
「マルイの窓口で作れるから」
です。
実は、現代のクレジットカードの大半は「ウェブ申し込み」が基本です。商業施設などで臨時の申し込みブースが設置されることはあっても、いつでも来店できるショップはほとんど存在しません。
ところがエポスカードだけは別。
ショッピングビルの「マルイ」を営業母体とするため、全国のマルイに行けばいつでもエポスカードの申し込みをすることが出来ます。買い物の"ついで"でクレジットカードを作る学生が多い訳ですね。
カードそのもののメリットは多くありませんが、
「ウェブ申し込みは不安だ…」
という学生は、マルイに行って発行することが出来ます。
まとめ
もう1度、クレジットカードの一覧表を見てみましょう。
悩むのであれば、ランキング上位のカードを選べば間違いありません。
特に【1位】JCBカードWは、
- 年会費無料
- 日本中で使えるJCB
- ポイント還元率1.0~5.5%
- 盗難 / 不正利用保証
- ステータスカードへ繋がる
以上のように、学生が求める機能を完全に満たしているため、間違いのない選択です。
この記事は大学生のクレジットカード講座の【第6回】です。
他のページをご覧になりたい方は、以下からどうぞ。
【第1回】
クレジットカードを持つべき理由
【第2回】
クレジットカードの作り方
【第3回】
クレジットカードの審査基準
【第4回】
クレジットカードの危険性と安全性
【第5回】
はじめてのクレジットカードの使い方
【第6回】(今のページ)
クレジットカード4枚の比較
【第7回】
王道のJCBカードW