こんな質問を頂きました。
はじめまして。この春から関西の国立大学に通う○○と申します。
実は、高校生の頃から「大学生はこれを見ろ」を読んでいて、やっと手に入れた知識を活かすことが出来ると考えております。
(中略)
質問はクレジットカードについてです。
大学生のクレジットカードに関するまとめページを拝見しました。
運営者様は「学生はクレカ利用額が少ないので、ポイント還元率は気にする必要がない」と仰っていましたが、私は生活費の全てをクレジット決済にして少しでもお得に生活を送りたいと考えています。
特に、上手くクレカを利用すれば、卒業旅行にハワイにタダでいけるという情報もあるので、出来ればその辺りを分かりやすく解説して頂けると嬉しいです。
(中略)
よろしくお願いいたします。
まず、最初に断っておきます。
「卒業旅行にハワイにタダで行ける」は正しいのですが、それなりに面倒くさい。
全てのクレジットカードは、利用金額の0.5%〜1.0%がポイントとして貯まります。その「1.0%」を効率良く積み重ねて、ハワイへの往復便(10万円強)と交換しなければならない。
もちろん、1000万円(10万円÷1.0%)もの金額をクレカで決済することは不可能ですので、
- 航空券と交換しやすいクレカを発行する
- ポイント優待のショップを利用する
- 1ヶ月に5万円はクレカ利用をする
などのポイント獲得に向けた特別な生活を送る必要があるのです。
繰り返しになりますが、それなりに面倒くさい。
ただ、学生の頃は微々たる額でも、人生全体で見れば数百万円単位でお得になることも否定できません。
そこで、今回は、
この4つに分けて、「ハワイにタダで行く方法 / お得にクレジットカードを使う方法」をじっくり解説します。
ハワイにタダで行く方法を簡単に解説
「難しいことは考えたくない!『大学生はこれを見ろ』を信用するから、やるべきことだけ教えてくれ!!」
という方に向けて、結論だけ先にお話します。
「クレジットカードを利用して、卒業旅行にハワイでタダで行く。或いは、それに準ずる金銭を得る」ためには、
- ポイント還元率1.0%以上のクレカを選ぶ
- 月5万円以上をクレカ(或いは電子マネー)で決済する
この2つが必要になります。
それでは、1つずつ解説します。
還元率1.0%以上のクレカを選ぶ
通常、クレジットカードは利用分の0.5%がポイントとして付与されます。
ただし、一部のお得なクレジットカードにおいては、利用分の1.0%が付与されるのです。
通常クレカ:1000円利用で5円分のポイント付与。還元率0.5%
お得クレカ:1000円利用で10円分のポイント付与。還元率1.0%
「0.5%の違い」は小さく感じるかもしれませんが、ポイントの貯まるスピードは2倍で変わっていきます。
お得にクレジットカードを使いたいのであれば「還元率1.0%」を忘れてはいけません。
そして、学生でも作れるクレジットカードで「還元率1.0%」を実現しているのは、
- JALカードnavi
- 楽天カード
- 三井住友カード デビュープラス
この3枚だけです。
月5万円以上をクレカ(電子マネー)決済
繰り返しになりますが、お得なクレジットカードは利用分の1%がポイントとして付与されます。
この「1%」を積み重ねることで、あなたはハワイへの航空券を手に入れなければいけないのです。そのため、一定のクレカ利用は必要不可欠。
「1ヶ月に1万円」じゃ、年間で1200円分にしかなりません。
クレジットカード利用額に応じた獲得ポイントは以下の通り。
実際は「ボーナスポイント」や「ポイント優待」が使えるのでもう少し貯まりますが、それでも、
「卒業旅行は、ハワイにタダで行く!」
を実現したいのであれば、1ヶ月に5万円程度はクレカ決済を利用する必要があります。
簡単にまとめ
- 還元率1.0%の「JALカードnavi」を発行する
- 月5万円以上をクレカ(電子マネー)で決済する
以上2つを実行したとしましょう。JALカードnaviは「100円利用で1マイル(航空券に交換できるポイント)が貯まる」クレカのため、
【大学4年間で貯まるマイル】
月5万円×還元率1%×12ヶ月×4年
=2万4000マイル
が最低限貯まります。さらに、「入会特典マイル」や「優待店でマイル2倍」などのボーナスマイルが付与されるため、ここから1.5倍程度は期待できます。
【大学4年間で貯まるマイル】
月5万円×還元率1%×12ヶ月×4年×1.5倍
=3万6000マイル
ハワイ往復に必要なマイルは4万マイルです。
まとめてみると、
【大学4年間で貯まるマイル】
月5万円×還元率1%×12ヶ月×4年×1.5倍
=3万6000マイル
【ハワイへの往復に必要なマイル】
4万マイル
【まとめ】
3万6000マイル−4万マイル=−4000マイル
以上のように、ギリギリ足りていませんが、雰囲気としてはこんな感じです。
ただ、4万マイルは想定される最大のマイル数です。実際のところは「減額マイルキャンペーン」などによって、半分ほどのマイルで航空券を取得できるため、「月5万円利用を4年続ければハワイへタダでいける」と考えて問題ありません。
お得なクレジットカードの使い方
ここからは、改めて「クレカをお得に使う方法」を解説します。
クレジットカードを利用することに依って得られる金額の目安は「利用金額の1%〜1.5%」です。
生活費の総計は人それぞれですが、仮に「月5万円」をクレジット払いに出来るのであれば、
- 月額500円〜750円分
- 年間6000円〜9000円分
- 大学生活4年間で27000円〜36000円分
このあたりが目安になります。
大切なことなので繰り返しますが「目安」です。
「楽天カードでマイルを貯める」なんて非効率なことをすれば50%程度は目減りしますし、反対に、「JALカードnaviでマイルを貯めることに特化」すれば300%以上の航空券を手にすることも出来ます。
では、改めて「4年でハワイに行けるポイントを貯める」には、どんな生活を送れば良いのか。
ポイントは次の3つです。
- 生活費は全てクレカ決済
- 少額決済は電子マネー(クレカチャージ)
- ポイントUPの店舗/時期を狙う
それでは、1つずつ解説します。
生活費は全てクレカ決済
最大のポイントは「出来る限りクレジットカードを使う」です。
繰り返しになりますが、クレカ利用で得られる金額は1%〜1.5%です。月1万円程度の利用じゃ、年間で1000円ちょっとにしかなりません。
そのため、日常における支出の大半をクレカ決済にする必要があるのです。
- 通販(Amazon、楽天、zozotown)
- スマホやPCの有料サービス(AppStore、スマホアプリ)
- 固定費の支払い(スマホ、光熱費)
- 海外旅行(飛行機の予約、現地での決済)
- 日常での買い物(日用品の購入、食事)
以上のように、「現金は使わない!」くらいの気持ちで構いません。
ちなみに、先ほども登場しましたが、利用金額に応じた早見表は以下の通り。航空券を狙うのなら、最低でも5万円程度はクレカで決済しておきたいところです。
また、
「でも、クレジットカードでイチイチ支払うのは面倒臭そう…」
そう考えている学生も多いのですが、大半の店において、1万円以内の支払いでは「サイン」や「暗唱番号の入力」は省略されています。
そのため、コンビニやスーパーなどの少額決済もカード支払いをした方がスムーズです。もちろん、クレジットカードでチャージした電子マネーでも可。
電子マネー(クレカチャージ)も使う
「クレジットカードが使えない場所」や「電子マネーを使った方がポイントが貯まりやすい場所」では、クレジットカードでチャージした電子マネーが有効です。
【電子マネーとは?】
ICカードや、スマホなどで料金を支払うシステムのこと。
多くの電子マネーはチャージ方式(先払い)だが、一部の電子マネーはポストペイ方式(後払い)を採用している。
・チャージ方式電子マネー
→「WAON」「楽天Edy」 クレジットカードを使って、カードに入金する。入金した金額がゼロになるまで、自由に電子マネーで支払いが出来る。
・ポストペイ方式電子マネー
→「iD」 電子マネーとクレジットカードを連動させておく。電子マネーで使った金額は、後日クレジットカードから引き落とされる。
ただし、電子マネーとクレジットカードには相性があります。原則として、電子マネーにクレカでチャージしてもポイントは付かないのです。
例えば、電子マネーの1つである「JMB WAONカード」
「JMB WAONカード」で買い物をすると、200円で1マイルが貯まります。そのため、マイルを貯めたい学生には必須の電子マネーです。
ところが、「JMB WAONカード」に「楽天カード」でチャージをしても、「楽天カード」のポイントは付きません。「JMB WAONカード」のマイル還元率は0.5%のため、「楽天カード」をそのまま使った還元率1%の方がお得です。
反対に、「JMB WAONカード」に「JALカードnavi」でチャージをすれば、「JALカードnavi」のポイントが1%付与されます。「JMB WAONカード」のマイル還元率と合計して、1.5%の還元率を実現できるのです。
【楽天カードでJMB WAONにチャージ】
→楽天カードのポイントは付かず、WAONのポイント0.5%のみ。
【JALカードnaviでJMB WAONにチャージ】
→JALカードnaviのポイント1%に加えて、WAONのポイント0.5%も。
「じゃあ楽天カードはダメじゃん!」
とお考えかもしれませんが、決してそういう訳ではない。繰り返しになりますが、相性なのです。
電子マネーが「楽天Edy」ならば反対になります。
【楽天カードで楽天Edyにチャージ】
→楽天カードのポイントに加えて、楽天Edyのポイントが付く。
【JALカードnaviで楽天Edyにチャージ】
→JALカードnaviのポイントは付かず、楽天Edyのポイントのみが付く。
そのため、目的に応じたクレジットカードを選び、クレジットカードに応じた電子マネーを選ぶのが大切になります。
ポイントUPの時期/店舗を狙う
クレジットカードには「ポイント優待店」が存在します。
優待の内容はカードや店舗によって異なりますが、基本的には「ポイントが2倍になる」と考えればOKです。
【JALカードnavi】
→イオン、大丸、ファミリーマート等
【楽天カード】
→楽天サービス全般、サークルKサンクス、ダイコクドラック等
【三井住友カード デビュープラス】
→Amazon、zozotown、Yahoo!ショッピング等
また、「JMB WAON」や「楽天Edy」などの電子マネーにも「ポイント優待店」が存在します。
そのため、自分の持っているカードの系統に合わせて、普段使いの店を選ぶとポイントが貯まりやすいのです。
お得なクレジットカードの選び方
「生活費の大半をクレジットカード、或いは電子マネーで決済すれば得をする」
とは言え、クレジットカードなら何でも良い訳ではありません。例えば、「セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード」は海外旅行向けカードとしてはとても優秀ですが、ポイントの貯まりやすさで言えばイマイチ。あえて選ぶ必要はありません。
では、何を基準にクレジットカードを選べば良いのか。
ポイントは主に3つ。上位ほど重要になります。
- ポイント還元率が1%
- 利用するサービスへの変換率が高い
- 主要店で優待がある
それでは、1つずつ解説します。
ポイント還元率が1%
全てのクレジットカードには「ポイント還元率」が存在します。
通常のクレジットカードのポイント付与率は、利用分の0.5%。
ただし、一部のお得なクレジットカードにおいては、利用分の1.0%が付与されるのです。
通常クレカ:1000円利用で5円分のポイント付与。還元率0.5%
お得クレカ:1000円利用で10円分のポイント付与。還元率1.0%
0.5%は小さく見えるかもしれませんが、ポイントの貯まるスピードは2倍で変わっていきます。お得にクレジットカードを使いたいのであれば、「還元率1%」を忘れてはいけません。
利用するサービスへの変換率が高い
クレジットカードのポイントは、あらゆるサービスに変換することが出来ます。
例えば、楽天カードを使うことで貯まる「楽天ポイント」はそのまま「楽天Edy」にチャージすることが出来ます。変換率は100%で、1円も損することなくポイントを使うことが出来るのです。
ところが、「楽天ポイント」を「マイル」に変換すると、丁度半分になってしまいます。変換率は50%で、せっかくの「還元率1.0%」が「実質還元率0.5%」になるのです。
そのため、「クレジットカードで最終的に何を手に入れたいのか」を考えてから、カードを選ぶことが大切になります。
最初に紹介した3枚のカードで言えば、
【JALカードnavi】
→マイル(航空券)
【楽天カード】
→楽天サービスでの値引き、楽天Edyへの変換、商品券etc
【三井住友カード デビュープラス】
→カタログギフトとの交換、キャッシュバック、商品券、各種電子マネーへ変換etc
以上になります。
主要店で優待がある
自分がよく使う店が優待店ならばポイントは貯まりやすくなります。
最初に紹介した3枚のカードで言えば、
【JALカードnavi】
→イオン、大丸、ファミリーマート等
【楽天カード】
→楽天サービス全般、サークルKサンクス、ダイコクドラック等
【三井住友カード デビュープラス】
→Amazon、zozotown、Yahoo!ショッピング等
以上のように、どのカードを選んでも日常のあらゆるシチュエーションでポイント優待を狙えます。
具体的なクレジットカード3枚の提案
ここまでの話をふまえて、改めて「お得なクレジットカード」を解説します。
紹介するカードは3枚。
- JALカードnavi
- 楽天カード
- 三井住友カード デビュープラス
それでは、1枚ずつ詳しく解説します。
JALカードnavi
- マイル還元率1.0%
- 最大6割引で航空券に交換可能
- 電子マネー「JMB WAON」で全ての支払いをクレカに
- 年会費無料
「クレジットカードで得をする」において、最も大きな報酬を望めるのが「JALカードnavi」です。
最大の特徴はマイルを貯められること。
マイルは航空会社のポイントです。主な使い道としては「航空券との交換」が挙げられ、交換の目安としては、
【1万5000マイル】
→東京〜沖縄(往復)通常購入で5万円前後
【4万マイル】
→東京〜ハワイ(往復)通常購入で13万円前後
このあたり。
見ての通り、「1マイル=3円以上」で交換できるため、クレジットカード利用におけるポイントにおいてはぶっちぎりでお得になっています。
JALカードnaviのメリット
最大のメリットは「得られる金額が大きいこと」です。
先ほどのマイル交換目安をもう1度見てみましょう。
【1万5000マイル】
→東京〜沖縄(往復)通常購入で5万円前後
【4万マイル】
→東京〜ハワイ(往復)通常購入で13万円前後
繰り返しになりますが、「1マイル=3円以上」で交換できるのです。大半のクレジットカードは「100円利用=1円分」にしかなりませんが、JALカードnaviは「100円利用=3円分」という脅威の還元率を実現しています。
おまけに、
- 「減額マイルキャンペーン」に依り、必要マイルが最大6割引
- JAL利用でボーナスマイルプレゼント
などのサービスキャンペーンも存在するため、
「月5万円のクレカ利用を4年間続ける」
を実践すれば、ハワイはもちろん、世界各国に1度はタダでいける。国内なら3度くらいタダでいけるのです。
JALカードnaviのデメリット
ハワイにはタダで行けますが、卒業旅行にタダで行けるかは微妙です。
と言うのも、「マイル」って航空便を自由にタダに出来る仕組みではありません。例えば、「JALカードnavi」で貯められる「JALマイル」ならば、
- 「JALの航空便」から選ぶ
- 「マイル交換可能便」から選ぶ
以上2つの制限がかかってしまいます。もちろん、今や「JALの航空便」も「マイル交換可能便」も莫大な数があるので、1人ならば交換に困ることはありません。
しかし、5人以上が集まる卒業旅行だと話は変わってしまいます。
飛行機とホテルを同時手配するツアーパックだと、基本的にマイルは使えません。
「JAL」ではなく「ANA」の航空便かもしれない。スリランカ航空かも、フィリンピン航空かもしれない。
2〜3人までの旅行ならば問題ないのですが、5人以上集まった団体で「自分だけマイル」は非常に使いづらいのです。
こんな人にオススメ
「旅行の飛行機代を浮かせたい!」
「クレカのポイントを最大限お得に使いたい!」
そんな人は「JALカードnavi」で決まりです。卒業旅行には使いづらいものの、クレジットカードのポイントの中では還元率がぶっちぎりで高い。旅行が好きな大学生にはイチ押しのカードです。
また、海外旅行に行くのであれば、海外旅行傷害保険が付帯したカードもチェックしておきましょう。以下の記事で詳しく解説しています。
【参考記事】
海外利用に強いクレジットカード|留学や海外旅行に行く人におすすめな学生クレカを解説
楽天カード
- ポイント還元率1.0%
- 楽天市場なら還元率4.0%以上
- 電子マネー「楽天Edy」で全ての支払いをクレカに
- 年会費無料
「ポイントが貯まりやすく、使いやすい」をウリにしているのが『楽天カード』です。
「顧客満足度調査8年連続NO.1!」が示すように、新興カードでありながら知名度と支持率は抜群。
「楽天カードマァァァン!」は、今やおなじみのCMとなりました。
貯めたポイントは、
- 楽天Edyに変換
- 楽天サービスでの割引
- 商品券との交換
などに使うことが出来ます。
一見、選択肢が少ないように見えますが、「楽天市場」を使えば日用品からブランド品まで何でも購入できるため、使い道に困ることはありません。
楽天カードのメリット
- ポイントが貯まりやすい
- ポイントが使いやすい
シンプルながら、これが全てです。
「楽天カード」と「楽天Edy」の組み合わせによって、日常生活の全てをカード払いにできる。
楽天市場、サークルKサンクス、マクドナルドなどの日常で使いやすい店舗でポイント優待。
貯まったポイントは100ポイントから楽天Edyを始めとした楽天サービスで使うことができる。
そのため、大学生だけでなく「クレジットカードでお得に生活する」と主張する人間の多くは『楽天カード』を利用することになります。
楽天カードのデメリット
「ポイントが貯まりやすく、使いやすい」以外のメリットはありません。
各種保険が充実している訳でもなく、ステータスカードとしての側面もない。
特に、ステータスとしてのイメージは非常に悪い。
上位には「楽天ゴールドカード」も存在しますが、ゴールドカードであるにも関わらず「社会人なら誰でも作れる」をコンセプトにしているため、「楽天ゴールドカードwww」に近いイメージが蔓延しています。
もちろん、「ポイントが貯まりやすい」という現実的な利点に比べると、「ステータス感」は非常に曖昧な考え方です。
しかし、クレジットカードの特性を考える以上、「ステータス」の側面は覚えておきましょう。
こんな人にオススメ
「マイルはいらないけど、ポイントを効率良く貯めたい!」
「楽天系サービスのヘビーユーザーだ!」
そんな人は「楽天カード」で決まりです。貯まったポイントは定期的にEdyに変換しても良し、卒業時にドカンと大きく使っても良し、で使い勝手は抜群です。
三井住友カード デビュープラス
- ポイント還元率1.0%
- 貯めたポイントは「商品券」や「電子マネー」に
- 将来の確実なステータスカード
- 電子マネー「iD」利用で全ての支払いをクレカに
- 年会費実質無料(前年1度利用すれば無料 / 初年度無料)
学生カード王道の「三井住友カード デビュープラス」は、ポイント獲得においても優れています。

三井住友カード デビュープラス
「ポイント還元率1.0%」はもちろん、ポイントの交換先も非常に豊富で使い道に困ることはありません。
- カタログギフトと交換
- キャッシュバック
- 商品券と交換
- 電子マネーに変換
- 提携ポイントと交換(ex ヨドバシカメラ)
ただし、単純な「ポイントの貯まりやすさ」で言えば、前述の、
- JALカードnavi
- 楽天カード
以上2枚よりも劣ってしまいます。
ポイント還元率は1.0%で横並びなものの、実店舗での優待店が少なく「利用金額の1%」以上のポイントは望めないのです。
その代わり、ポイント以外の機能が充実しています。
デビュープラスのメリット
「三井住友カード デビュープラス」のメリットは、ポイント獲得以外にも特筆すべき点が多いことです。
- 業界最大手の安心感
- 盗難保証完備
- 偽造が困難なICチップ搭載
などのクレジットカードを持つ上での漠然とした不安を全て解消するのはもちろん、年齢に応じて自動でカードがランクアップする仕組みがあるのも嬉しいポイント。
ゴールドカードは、社会人としてのステータス性を測る上で非常に重要なアイテムです。
もちろん、ステータス性だけでなく、「海外旅行傷害保険」や「空港ラウンジの利用」などの実利に優れている点も見逃せません。極論を言えば、将来的にはゴールドカードが1枚あれば、日常生活におけるクレカの役割を全て果たすことが出来るのです。
つまり、デビュープラスカードは、
「クレカは最低限しか使わないけど、気付けばポイントが貯まってると嬉しい」
みたいな使い方に最適なカードなのです。
デビュープラスのデメリット
繰り返しになりますが、「JALカードnavi」や「楽天カード」に比べるとポイントの貯まりやすさでは劣ります。
ポイント還元率は「1.0%」で並んでいるものの、優待店の多くが、
- zozotown
- Amazon
- Yahoo!ショッピング
などの通販メインのため、日常生活でのポイント2倍は狙いづらい。
その代わり、通販での優待店は300を超えていて「通販でしかクレジットカードは使わない」みたいな人でも気付けば大量のポイントが貯まりがちになります。
こんな人にオススメ
「そこまでポイントは意識してないけど、貯まってたら嬉しい!」
「1枚だけクレジットカードを持っておきたい!」
そんな人は「三井住友カード デビュープラス」で決まりです。ポイントを貯めることに特化したカードではありませんが、学生の王道カードとして高い人気を誇っています。
また、「三井住友カード デビュープラス」を作ることで手に入れられる「ゴールドカード」の魅力は以下の記事で解説しています。
【参考記事】
大学生が将来ステータス性のあるゴールドカードを持つために今、必要なこと
まとめ
- 月5万円以上をクレカで決済する
- 還元率1.0%のクレカ(JALカードnavi)を利用する
この2つを実行すれば「4年後にハワイにタダでいく」を実現することが出来ます。
また、
「はじめてのクレジットカードだし、簡単には作れない…」
という方は以下のページをご覧ください。クレジットカードを作ったことがない学生向けに、
- クレカの隠れたメリット
- はじめてのクレカの使い方
- みんなが知らないクレカの審査基準
など、大学生がクレジットカードを持つときに役立つ情報を全てまとめたページになっています。