新卒就活と成績の関係性|理系学生が推薦を使うとき以外、大学の成績が重要視されることはありません

投稿日:2020年7月24日 更新日:

新卒就活と成績

新卒就活において、大学での成績が合否を決定付けることはありません。

もうね、当たり前。

企業の人事担当者、面接官、誰に聞いても当たり前の顔で言います。

「卒業が危ぶまれるくらいなら考えるけど、基本的には見ませんよ」

って。

それなのに、毎年、大学生の中では噂が駆け巡ります。

「就活で成績が見られるらしい」

「GPAが2.4以下だと○○は受からないらしい」

毎年質問されるのも面倒なので、今回は、新卒就活と成績の関係性をじっくり解説します。

新卒就活で「成績」を重要視しない理由

大切なことなので、もう1度断言します。

新卒就活において「成績」は重要視されません。

もちろん、企業の方針や面接官の性格にもよるので「全く効果がない」とは言いません。まじめな面接官は良い成績を好感するかもしれませんし、3.0を超えるGPAの見栄えは確かに良い。

だけど、やはり判断要素とはしては、非常に小さい。

理由としては、主に2つ。

  • GPAに公平性がない
  • 学力は筆記試験で判断する

1つずつ解説します。

GPAに公平性がない

本来、成績で判断するための数字が「GPA」です。

各講義ごとの成績の平均を出した数字ですね。成績を上から、

  • 4.0
  • 3.0
  • 2.0
  • 1.0
  • 0

この5段階に分けて、単位数で割った数字になります。平均に関する正確なデータはありませんが、肌感覚としては約2.4。GPAが3.0を超えていれば、真面目に講義に取り組んでいる学生と言えるでしょう。

では、

「東大のGPA1.5」と「FランのGPA3.5」

なら、どちらに価値があるでしょうか?或いは、同じ大学でも、

「難関講義でGPA1.5」と「楽単でGPA3.5」

ならどうでしょう?

全員がほぼ同じ授業を受けている中学高校の平均点とは違うのです。

大学のレベルも違い、講義のレベルも違う中での平均点を評価する価値はありません。

学力の評価は筆記試験で行う

とは言え、企業側が学力を軽く見ている訳ではありません。

GPAはアテにならないものの、何とかして学生の頭脳を測りたい。そのため、ほぼ全ての企業では新卒就活で「筆記試験」を実施しています。

筆記試験は、めちゃくちゃ公平な仕組みです。

大学や講義のレベルに関係なく、選考直前の頭脳を正確に測ることが出来る。

GPAとは違い、筆記試験では一定のラインに達しない学生をズバッと足切りします。あなたが頭脳をアピールしたいのならば、筆記試験の対策を怠らないようにしてください。

新卒就活における「成績」の真実

大切なことなので繰り返しますが、新卒就活において成績は重要視されません。

数多く存在する判断基準の1つとなることはありますが「成績」だけが合否に大きな影響を与えることはないのです。

とは言え、就活生の中では様々な噂が飛び交っています。

  • GPA2.0以下は落とされるらしい
  • 勉強の自己PRはダメらしい
  • 理系だけは成績が重要らしい

ここからは、そんな曖昧な噂の真実を解説してきます。

卒業が危ない場合はマイナス評価

卒業が危ぶまれるほどの成績は、マイナス評価を与えられます。

ただ、これは成績によるマイナス評価と言うよりも、

「卒業できない」=「新入社員を確保できない」

このリスクを企業側が嫌がるためです。

そのため、チェックされるのは「成績」ではなく「取得単位数」です。

極論、GPA1.5でも、3年生終了時点で卒業単位を取得できているなら何の問題もありません。

勉強の内容をアピールするのは可能

自己PRの一環として、勉強内容をアピールすることは可能です。

例えば、

「ゼミ活動をがんばった」

「良い成績を取ることに注力した」

「いろんな講義を取ることで見聞を広めた」

こんな自己PRを行うのはもちろんOK

今回の話は、

「成績の数字だけが就活に影響を与えることはない」

って話であって、勉強内容そのものをPRすることに問題ありません。むしろ、近年の就活で勉強をアピールする学生は少ないので、それだけで差別化に繋がります。

ただ、

「良い成績を取ることに注力した」

ってアピールしてるのに、GPA1.9とかだと何の説得力もありません。

当たり前ですね。

理系が学校推薦を使う場合は重要

唯一、大学の成績が数字として明確に必要になるのは「推薦を使う場合」です。

理系の学生、特に、上位有名大学の理系学生が専攻分野への就活を行う場合、多くは「学校推薦」を利用します。

個人で企業の選考に参加する「自由応募」に比べると難易度は大きく下がり、

「理系院生の就活はチョロい」

と言われる最大の要因は「学校推薦」の存在です。

この「学校推薦」は選考にさえ参加すれば一定の道が開けるのですが、問題はその一歩前。

「大学内でどの学生が推薦を取るのか」

という問題です。推薦枠"5人"に対して、10人の学生が希望すればどうするのかって話ですね。

実は、ここで登場するのが「成績」なのです。

希望者が殺到した場合、成績上位者から順番に好きな推薦枠を獲得していきます。そのため、選考そのものに成績が影響しなくとも、理系学生には成績が必要になるのです。

「成績を重視しよう」という小さな勢力は存在する

日本には「株式会社履修履歴データベース」という会社が存在します。

このページの冒頭で紹介した、

  • 東大のGPA1.5とFランのGPA3.5
  • 難関講義のGPA 1.5と楽単のGPA3.5

この矛盾を莫大なデータベースを元に均一化した数字を出そうとする会社です。

このサービスが広まれば筆記試験よりも成績を重視する企業が増えるかもしれません。ただ、2020年現在では、利用を明言している企業は少ない。加えて、利用したところで、重視するかどうかは別の話です。

そのため、まだまだ無視して良い存在と言えます。

たまに出てくる、

「202⚪️年卒の新卒就活は成績を重視か!?」

みたいなネットニュースは、この企業のサービスを紹介していることがほとんど。

この企業が覇権を取ったのなら成績を無視してはいけないのですが、今のところは大丈夫そうです。

もし、何か動きがあれば随時ツイッターでも発信しているので、気になる方は「大学生はこれを見ろ」の公式Twitterのフォローをお願いします。

まとめ

新卒就活において、成績が合否を決定付けることはありません。

講義のレベルは大学や授業ごとに異なります。

それらを考慮せず、一律にGPAを評価することは不可能なのです。そのため、理系学生が学校推薦を利用する場合以外、過度に成績を意識する必要はありません。

また、就活を意識するのであれば、成績をよりもっと重要視するべきことがあります。

「就活が有利になること」は、以下のページで詳しく解説しているので、興味のある方はご覧ください。

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