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「資格」は大学生の新卒就活において直接の役には立たない

大学生 資格

就活と資格

「就活が上手くいくか心配だ…今のうちに資格でも取っておこうかな…」

そんな風に考えている大学生はとても多い。

就活は、人生の指針となる活動です。

時間に余裕のある1,2年生のうちに行動しておくのは本当に正しい。

しかし、「資格があれば就活が上手く行く」と考えているのならば、それは間違っています。

どれほど難しい資格を持っていても、それが新卒就活に"直接"役立つことはありません。

新卒は即戦力を求めていない

理由は簡単。

新卒就活は即戦力を求めるものではないからです。

 

例えば、大学生から人気の資格で「就職にも有利」と謳われている「日商簿記2級,3級」

簿記は、経理部門で働くならほぼ必須の知識で、経理はどこの企業にも必要な部署です。

これだけ聞くと就職に有利な気もしてきますが、それはあくまでも「一般的な就職」の場合、つまり経理部門の中途入社の話です。

新卒就活において、採用の前から配属先を決めることはありません。

新卒就活は「伸びそうな奴をまとめて採用して、自社で育てていく中で適性な部署に振り分ける」が原則。

その過程で資格が必要なら、社内で研修して取得させます。

事実、銀行などの金融機関では入社1~3年目に簿記や証券外務員などの資格を取得させるところが非常に多い。

資格は能力の証であるにも関わらず、大学生の資格所持者には実務経験がありません。それは最早なんのアドバンテージでもない。

本当に簿記を持っている人が欲しい、ひいては、経理部門を任せる人材が欲しいのなら、簿記を持っていて実務経験もある人材を中途入社させます。

意味がない訳ではない

資格 就活

ただ、全く役に立たない訳ではありません。

表題に"直接"と入れた理由もこれです。

就活において、資格は2つの理由から「自己PR」として"間接的"に役に立ちます。

資格は勉強してきた証である

現役大学生であるあなたの方がよく分かっていると思いますが、大学生活をマジメに勉強して過ごしている学生は少数派です。

サークル、飲み会、バイトetc

悪いことではありませんが、企業側からすればどこかにマジメな一面を見せてほしい。

そういった意味で言うと、資格は「マジメに勉強してきた証」になります。

そして、その証を好む人事のおっさんは意外と多い。

熱意の象徴になる

先ほども書きましたが、銀行では簿記や証券外務員等を新入社員に取得させるところも多い。

これが「銀行は入ってからも常に勉強の毎日」と言われる由縁の1つです。

では、あらかじめ簿記や証券外務員等を取得しておけばどうでしょうか?

入社してからみんな取得するので、それ自体は大した強みになりませんが、

「入社してから必要になるとOBの方から聞いたので、業務に集中できるように取得しておきました」

と熱意をPRされれば悪い気はしません。

企業側は学生の「熱意」をかなり重要視しているのですから。

【参考記事】
全ての就活生が知っておくべき「採用担当者(企業)は学生のどこを見ているか」という話

TOEICならハズレなし

就活 英語

以上のように、新卒就活において、資格は自己PRになっても直接内定に繋がることはありません。

「無いよりはあった方が良い」ですが、

「◯◯の資格を持っている!?採用!!」なんてことは絶対に起こらないのです。

 

もし、それでも就活に向けて何らかの勉強をしたいのならTOEICがオススメです。

こちらの記事でも詳しく解説しましたが、

就活に英語(TOEIC)は必要なのかという話

一部の大手企業においては、TOEICのスコアを足切りとして採用しています。

また、学歴フィルターに代わる指標として注目が集まっているのも事実です。

もちろん、TOEICもその他の資格と同じく、「持っていれば内定に直結」なんてことはあり得ませんが、"汎用性"という点においては資格の中では飛び抜けています。

まとめ

どれだけ難しい資格でも、持っているだけで内定に直結することはありません。

しかし、資格を持っている理由や、持つためのプロセス(どのように努力したか)などは面接で評価される可能性があります。

 

「とりあえず何か資格を…」

と考えているならTOEICがオススメ。

また、今回は詳しく紹介しませんでしたが、社会に出るまでの一般常識として「ビジネス実務法務検定」もオススメです。

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