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12月1日に焦って「エントリー」する必要なんかない

就活開始

12月1日に多くの就活サイトが「エントリー」を開始し、就活が始まりました。

就活の準備をしてきた学生も、そうでない学生も必死の形相でエントリーを始めています。

中には、「今日中に最低50社はしなくちゃ…!!」といった情報に踊らされて必死にエントリーボタンを押し続けた学生もいるようです。

ぶっちゃけ、ここ2週間くらいゆっくり考えたら良いです。

焦る必要なんてない。

そもそも「エントリー」って?

就活サイトにおける「エントリー」とは、

「あなたの企業に私は興味があるから、説明会や選考過程の連絡を受け取りますよー」

という意思表示です。

エントリーしたからと言って絶対に説明会に参加したり、選考過程に参加する必要はありません。

ただし、企業の選考に参加するならばエントリーは必須です。

エントリーは早くしないといけない?

上記の通り、「エントリー」とは企業からの連絡を受け取る状態になること。

早く行うに越したことはありません。企業の選考が始まってからエントリーしても何の意味もないのです。

しかし、エントリーはあくまでも「選考に参加する予定のある企業」或いは「興味のある企業」に行う動作です。

何の情報もない状態で、「興味を持つ」ことは不可能ですよね。

つまり、合同説明会や学内説明会の後に行うことを前提にスケジュールが組まれています。

合説や学内説明会の開催は主に12月~1月。

それ以降のエントリーでも充分に間に合うのです。

12月や1月に選考を行う企業もあるが…

上記の通り、原則として「エントリー」は合説の後でも問題ありません。

しかし、業界や企業によっては12月や1月に選考を終えてしまうところもあります。

そのため、早くエントリーするに越したことはありませんが、早期に選考を行う企業は二次募集三次募集も存在するのが大半です。

もう志望業界が決まっているならエントリーしてしまえば良いですが、焦ってエントリーする必要はありません。

何社にエントリーすれば良い?

エントリーしても選考に進む必要はないのですから、少しでも興味の持った企業に片っ端からエントリーするのももちろん"アリ"です。

就活サイトによっては100社へのエントリーを推奨しているところもあります。

しかし、エントリーすればするほどメールボックスには大量のメールが貯まっていき、整理に手間がかかるのも否定できません。

目安としては多くても50社ほど、出来れば30社ほどに絞ってエントリーするのが正解です。

エントリー目安についての詳しい解説は、

就活生必見!内定までのエントリー目安の真実

こちらをどうぞ。

エントリーを早く行うことのメリット

エントリーを必要以上に焦って行う必要はありませんが、早く行うことによるメリットも存在します。

原則として選考は、

合同説明会→エントリー→説明会→ES提出→筆記試験→面接

の順番で行われますが、企業によっては説明会の前に懇親会や個別面談を行うのです。

そして、それらの情報は早期にエントリーした人たちにイチ早く知らされます。

合説や学内説明会に参加するまでもなく、選考を受けると決めている企業にはなるべく早くエントリーすると良いでしょう。

まとめ

早期にエントリーすることによるメリットもありますが、原則として焦ってエントリーを行う必要はありません。

少なくとも、12月の1日や2日に集中してエントリーする意味などないのです。

合同説明会に参加したり、就活サイトに掲載されている企業をゆっくり眺めながら、12月中に20社〜30社ほどにエントリーすれば充分です。

-就活