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志望業界や志望企業を考える時のリアルな5つの理由

仕事を決める動機

多くの大学や就活サイトでは、「仕事選び」に「美しさ」を求めようとします。

会社の企業理念に感銘を受けたから。

尊敬できる人がその会社にいるから。

自分の好きなものを作っている会社だから。

人々の役に立つ仕事がしたいから。

やりがい。

 

もちろん、人が仕事を選ぶ理由は人それぞれです。

上記の理由も立派ですし、わざわざ否定するものでもありません。

だけど、そんな美しい考えを持っている人なんてそんなにいねえよ。

もうちょっと本音で会社選びましょうや。

給料が良い

金は命より重い

出典 講談社/福本伸行

とまでは言いませんが、就活の時に志望企業の平均年収を見ないようなら、あなたは人生を今一度見つめ直した方が良い。(特に男子)

基本的には、大企業であればあるほど、すなわち各業界の上位ほど給料は高くなります。

ウェブ上でも業界や企業ごとの年収データを見ることが出来ますが、ソース(情報元)が明記されていないものも多く、その真偽を確かめることは出来ません。

正しいデータを知りたいのなら、就職四季報などの信頼できるものがオススメです。

社会的地位が高い

誰しもが他人から「認められたい」という欲、承認欲求を持っています。

「すごい!」

「君だけにしか出来ない!!」

「格好良い!」

他人から賛美されるものは様々ですが、どれだけ絵が上手くても、絵に興味の無い人には褒められないように、

多くの人に共通するものの方が承認欲求は満たされやすいと言われています。

それが日本においては、「仕事」なのです。

例えば、スーパーである「イオン」の社員と、百貨店である「伊勢丹」の社員、どちらが『立派』でしょうか?

おそらく、多くの人が「伊勢丹」だと答えるでしょう。

 

もちろん飽くまでもイメージの話です。どちらが立派かなんて仕事で決まるものではありませんし、イオンは素晴らしい企業です。

だけど、おそらく多くの人が「伊勢丹」の方がなんとなく良いイメージがある。

それが社会的地位です。

ちなみに、イオンの方が平均年収は高いです。

転勤がない、或いは少ない

就活の時に忘れがちな要素の1つが転勤の有無。

県内での地域転勤はどこの企業にもあるので仕方ありませんが、全国転勤の有無は人生に大きな影響を与えます。

 

長男長女のため実家にいなければならない。

今付き合っている相手との結婚を考えている。

特定の地域から離れたくない。

そんな人は転勤の少ない企業を選ぶべきかもしれません。

異性にモテる

カップル

バカバカしい理由の様に思えますが、結婚は人生の一大行事ですから考えておいても損はありません。

例えば、

「高収入で安定している人と結婚したい!」

なんて考えている女子にオススメなのは、大手金融の一般職(地域職)。

総合職に入るにはそれなりの学歴と努力が必要ですが、一般職ならば意外とすんなり入れます。

総合職には高学歴で高収入になり得る男性が揃っていて、地域内転勤によって入れ替わりも多いため「出会い」が溢れています。

「金融は社内結婚が多い」と言われるのも納得です。

 

また、総合商社の男性は合コンではモテますが、結婚は遅れがち。

給料は良くても、勤務時間は長く、オマケに全国転勤に海外転勤、落ち着いたころには40近いなんてよくある話です。

仕事が楽

よく、

「金融は激務」

「大手ITはまったり」

などと言った仕事観がウェブ上では溢れていますが、そんなもの「企業」によっても「支店」によっても変わるので一概にどこがどうとは言えません。

とは言え、説明会で「激務」なんて言う企業もあるはずがなく、判断は難しいところ。

OBOGのリアルな声を聞いたり、「離職率」が異常に高い企業はやめておいた方が良いでしょう。

離職率は、先ほども紹介した就職四季報で。

まとめ

  • お金
  • 社会的地位
  • 転勤の有無
  • 結婚
  • 楽さ

「好きなこと」や「やりがい」で仕事を選ぶのももちろん正解です。

しかし、今あなたが選んでいるのは向こう40年続ける仕事。

理想だけで選ぶのは少し無謀かもしれません。

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