長所のアピール
「私はコミュニケーション能力抜群です!」
「私はサークル員を率いてきたのでリーダーシップがあります!」
面接で声高々に自分の長所を主張する学生はとても多い。
そのこと自体は間違っていません。エントリーシートにしろ、面接にしろ、自分の良い所を前面に押し出さなければ突破は難しいものです。
だけど、「リーダーシップ」とか「コミュニケーション能力」とか、そういった能力の主張は自分で言うものではありません。
過程と結果でアピールするのです。
モテる人ってどんな人?
話は変わりますが、「モテる人」ってどんな人でしょうか?
簡単に言えば「異性に人気がある人」です。
具体的には「カッコいい(可愛い)人」や「目標に向かって頑張っている人」があてはまります。
では、自分から「俺ってすごくモテるんだよねー」という人はどうでしょうか?
事実はどうあれ、モテなさそうですよね。
仮にモテたとしてもこちらの好感度は下がります。
企業が欲しがる人材も同じです。
企業が欲しい人ってどんな人?
「企業が欲しい人」ってどんな人でしょうか?
簡単に言えば「コミュ力のある人」や「リーダーシップのある人」です。
具体的には「社会人の団体に属してる人」や「サークルのリーダーとして頑張ってきた人」が当てはまります。
では、自分から「私ってコミュ力抜群なんです!」という人はどうでしょうか?
事実はどうあれ、コミュ力なさそうですよね。
仮にあったとしても、聞いてる側からすれば好感度は下がります。
お分かりでしょうか?
アピールすべきは「エピソード」である
つまり、「コミュ力がある」とアピールするのではなく、「サークルを率いてきた」とアピールして、
「コミュ力がある」という部分は面接官に察してもらうのです。
長所を直接言うと、あまりにも嘘っぽく、バカっぽい。
面接官が嫌うものの1つに「学生の自慢話」があります。
自分でアピールポイントまで具体的に口に出してしまうから自慢っぽくなるのです。
「コミュ力」「リーダーシップ」「マジメさ」「実直な努力」
何をアピールしても構いません。
しかし、それらを直接口に出して言うのは最低限にとどめてください。
アピールするべきは『エピソード』
自慢っぽくならないように、自分の長所を全力で売り込むのです。
まとめ
長所をアピールするのは大切ですが、具体的な長所を連呼すると自慢っぽくなってしまいます。
アピールするべきは、「エピソード」や「具体的な成果」
そこから長所を察してもらいましょう。