夏の就活
夏の暑さは就活の天敵です。
就活においてもクールビズを推奨している企業も増えていますが、それはそれ。これはこれ。
スーツ必須な企業も多く、先日の様に春先に30度近い気温になるときはスーツを着用するしかありません。
汗をかくと、髪型やメイクは崩れ、顔はほてり、その不快感は表情にも現れます。
そこで、今回は就活における夏の暑さ対策をご紹介します。
会社内は暑くない
まず、前提として、面接や説明会を行う会社の建物内が暑いことはほとんどありません。
社内の温度調節は空調で細かく設定していて、節電に力を入れている企業でも選考の日は社内を快適な温度に保っています。
よって、夏の就活対策は、選考の最中ではなく、移動時の暑さ対策となります。
夏用のスーツを着用する
当たり前の話ですが、存在を知らない大学生もいるのでご紹介。
秋冬用のスーツと春夏用のスーツでは裏地の有無や表面の素材が違います。
「リクルートスーツ」は通年使える素材の無地黒(濃紺)のスーツを指すため、お金に余裕があれば夏用の無地黒(濃紺)のスーツを買うことで「夏のリクルートスーツ」として使うことも可能です。
会社に入ってしまえば嫌でも購入することになるので、今のうちに買ってしまうのも良いかもしれません。
冷却効果のあるシャツや肌着を着る
薄手のワイシャツやブラウスはもちろん、冷却効果のあるハイテク肌着を着るのもオススメです。
「クールマックス」や「アイスコットン」「アイスムーブ」などのハイテク素材を使ったインナーは体感温度を1度下げると言われています。
上記のアイテムは大手スーツショップの「スーツセレクト」のものですが、大手量販店ならどこでも冷感素材のアイテムが販売されています。
また、「ハイテクインナーをわざわざ買うのもなぁ…」と考える人にはユニクロの夏用インナーの「サラファイン」「シルキードライ」もオススメです。
冷却効果はありませんが、抜群の肌触りと速乾性によって、汗のベタつきによる不快感を抑えてくれます。
上着、ネクタイは会社の前まで身につけない
現実的に有効なのはこれ。
就活はスーツ着用が基本ですが、それは"会社に入ってから"の話です。
ジャケットが暑いのはもちろん、ネクタイですらも着用によって体感温度が2度上昇すると言われています。
移動中はジャケットもネクタイも手に持っておく。
そして、目的地直前のコンビニやカフェで着用する(着用時に汗をかくため)
これだけでも充分な暑さ対策になります。
保冷剤、冷却スプレーを持ち歩く
食品用の小型の保冷剤をカバンにしのばせておくのも一つの手です。
暑くなった時に、首裏や脇の下などの大きな血管が通っているところを冷やせば汗を抑えることが出来ます。
また、クールタイプの制汗剤を使うのもオススメです。
まとめ
正直、どれだけ対策をしても日本の夏にインナー+シャツ+(ネクタイ)+ジャケットは暑すぎます。
上記の対策全てを実行しても暑いことには変わりませんが、対策をすることで気持ちが軽くなり発汗を抑えられることもよくある話です。
汗を気にするのであれば必ず対策しておきましょう。