分かっていると思いますが、あなたの就活は上手くいっていません。
2018卒の7月1日時点での内定率は、
- キャリタス就活発表「83.2%」
- マイナビ就活発表「73.3%」
と、既に8割近い学生が就活を終えています。夏や秋、卒業に向けて採用活動が続いているとは言え、夏までに内定が取れていないなら危機感を持たないといけない。
ただ、過度に難しく考える必要もありません。大抵の場合、内定が取れない理由なんて些細なこと。
あなたが、ここから内定獲得に必要なのは「方向の転換」です。
方向の転換は必須である
間違った努力を続けても、結果が出ることはありません。
きっと、あなたは努力を続けていると思います。就活が始まってから数ヶ月。説明会にも出かけているし、面接も経験したでしょう。
就活本を購入し、大学のセミナーにも参加しているかもしれません。
だけど、結果が出ていないのなら、どこかが間違っています。
自己PRが根本的におかしいのかもしれません。入退室のマナーが間違っているのかも、面接官と話すときに視線が泳いでいるのかもしれません。
間違っているところが何なのか。どこを治せば内定を取れるのか。
それは私にも分かりませんし、あなたにも分かりません。今まで疑ってこなかった欠点に気づくのは至難の技です。
だけど、確実に、どこかが間違っているのです。
内定を取りたいのならば、間違っている箇所を修正しなければいけません。
解決方法は「大人に見てもらう」
どこが間違っているか分からないとき、最も簡単な解決方法は「大人に見てもらう」です。
難しく考える必要はありません。
- 話し方
- 見た目
- 自己PR
- エントリーシート
これら全てを持って、就活に詳しい大人に聞くのです。
「どこが悪いですか?」って。
これをするだけで、簡単に内定に近づくことができます。
本質的にダメなやつなんて存在しない
「内定が取れない学生」は毎年たくさんいますが、本質的にダメな学生なんてほとんど存在しません。
大半の学生は"知らない"だけなんです。
例えば、エントリーシートの設問は「結論から書く」が基本です。筆記試験は「分かる問題から解く」と点数が上がりやすいし、面接では入室時の第一印象が結果に大きく影響します。
そんなこと、1度でも見聞きすれば誰でも真似できる。
ところが、就活の中には無数のポイントが存在するため、多くの学生はどこかに欠点が出来てしまう。そして、自分では欠点に気付けないのです。
大人が見ればダメなところはすぐ分かる
自分では気付けない欠点も、大人から見れば一目瞭然です。
就活に限った話ではありませんが、自分1人の力では気付けないのです。今、当たり前にしていることを「間違っている」と認識するのは、とても難しい。
例えば、昨年、夏頃に内定を取れなくて焦っていた学生は、
「スムーズに話そうと思いすぎて、話し方が機械的になってるね。多少、詰まっても大丈夫だから、自然体で笑顔で話すようにしてみて」
と就活エージェントからアドバイスを受けただけで、すぐに内定を獲得していました。
内定を取れない理由なんて、意外と小さなものです。
具体的な3つの方法
では、どこの大人に聞きに行けば良いのか。
基本的には次の3つから選べば間違いありません。
- キャリアセンター
- 就活エージェント
- 内定直結型説明会
それでは、1つずつ解説します。
キャリアセンターで聞く
最も気軽なのは「大学のキャリアセンターに相談する」です。
メリットは、何と言っても"手軽"なこと。自分の通っている大学ならば緊張もしませんし、私服でフラッと行っても問題ありません。
デメリットは、若干頼りないこと。大学にも依りますが、キャリアセンターのスタッフは就活のプロではありません。大学職員は一般企業の内情を知らないこともありますし、当たりハズレが激しいことは覚えておくべきです。
就活エージェントを利用する
王道の方法は「就活エージェントを利用する」です。
例えば、大手就活サイトの「マイナビ」は、個別相談サービスの「マイナビ新卒紹介」という就活エージェントサービスを展開しています。
メリットは、"プロと相談できる"こと。「新卒就活に特化したキャリアカウンセラーと無料で相談できる」なんて、これ以上の相談サービスはありません。
デメリットは、特にありません。強いて言えば、予約なしで使えるキャリアセンターに比べると、
- 会員登録
- 面談日程調整
などの手間が増えることくらいです。
ただ、就活エージェントは面談だけでなく、適性に応じた求人紹介も行ってくれます。「内定に近づく」という意味では利用しない手はありません。
内定直結型説明会に参加する
最短距離で内定を目指すなら「内定直結型説明会に参加する」です。
例えば、人気マッチングサービスの「Meets Company」では「企業説明会+個別面談」をセットにしたイベントを全国で開催しています。
メリットは、"内定までの距離が近いこと"です。企業とキャリアカウンセラー、そして学生が、同じ場所同じ時間で顔を合わせるため、条件に依っては最速で内定にたどり着くことが出来ます。
デメリットは、"内定までが早すぎること"です。就活サービスの基本である、
- カウンセラーと面談
- 後日、企業を紹介
この流れとは違い、1日に全てを詰め込むイベント内容は、じっくり考えたいタイプの学生には合わないかもしれません。
ただ、内定が1つあれば精神的に安定するのは間違いない。そのため、とりあえずイベントに参加して内定獲得を目指すのも"あり"です。
まとめ
内定を得るために必要なのは「方向の転換」です。
そして、自分1人で正しい方向性を見つけるのは難易度が高い。難しく考えずに、
- キャリアセンター
- マイナビ新卒紹介
- Meets Company
などに行って「どうすれば良い?」「どこが悪い?」と聞いてしまうのがおすすめです。