就活のやる気が出ない
「周りはみんな動き始めているのに、やる気が出ない」
「やばい。動き出さないとやばいのは分かっているけど、行動できない。やばい」
それは不味い。本当に不味い。
大丈夫、よく考えてください。「動けない」のには理由があるはずです。
- 何で就活するのか分からない
- 就活する意味は分かるけど、やりたい仕事がない
- 本気でやりたい仕事を探したけど、それでもやりたい仕事がない
- そもそも、就活するだけが人生じゃないのでは?
もし、この4つの中に理由があるなら幸いです。
ここに処方箋があります。
【1】「なぜ就活をするのか分からない」
「人生は長いんだし、新卒ですぐに就職する必要なくない?」
「とりあえず適当にやって、何年かしてからマジメに考えればいいやー」
これ、一番ダメなパターンです。
もちろん新卒就活だけが人生の道ではありません。やりたくないのなら、やらなくても良い。
だけど、新卒就活のメリットを理解せずに通り過ぎると大人になってから必ず後悔します。
新卒就活ってものすごく優遇されているんです。というか、現代の日本では新卒で就職しないと損なんです。
【処方箋】
知っておかないと損をする!大人が「新卒で絶対に就職しなさい」という本当の理由。
【2】「やりたい仕事がない」
「就職する意味は分かるんですけど…入りたい会社がないんです」
「自分が働いてる姿を想像できない…」
やる気が出ない学生の中で1番多いのがこのパターン。
だけど、それも当たり前です。今まで仕事のことなんか考えた事ないのに、いきなり将来を見据えて仕事や会社を決めろと言われても難しすぎる。
考えても考えても答えは出ない。
そんなときは、考えるのをやめましょう。思考とはあなたの「知識」や「経験」をもとに作られるものです。5分考えても答えが出ないのならば、5日考えても答えは出ません。
新しい「知識」や「経験」「価値観」を手に入れることが大切です。
【処方箋】
就活へのやる気が全くなかったのに、いつの間にか普通に就活していた学生の話。
【3】「それでもやりたい仕事がない」
「説明会にもOB訪問にも行ったけど、今いちピンとこない…」
「やりたい仕事はないけど、早く働いて自立したい!!」
悩みが最も深いのが、これ。
働く意欲はある。説明会やOB訪問にも積極的に参加している。だけど、結局やりたい仕事はない。
だけど、この状況は考え方によってはベストです。
「やりたい仕事」や「やりがい」なんて曖昧なものは全て捨てて、実利を取れるのですから。
【処方箋】
就活にやる気が出ない人へ。仕事は「やりがい」か?生きるための「手段」か?
【4】「就活だけが生きる道ではないのでは?」
「新卒就活の意味も価値も理解しているけど、それでも自由に生きたい」
「なんかもう就活が根本的に無理!他の道を探す!!」
「なんとなくやる気が出ない」のではなく、「確固たる意思を持って『やりたくない』」というパターン。
大丈夫です。あなたは何も間違ってはいません。
就活の利点欠点を全て理解した上で、それでも就活をしたくないのならそれも大いに"あり"です。人生は自由だ。
ただ、生きていくためにはお金が必要であり、お金を得るためには労働が必要であり、日本における労働の基本はサラリーマンになることです。
そこから外れるのであれば、あなたはこれから「生きていく方法」を真剣に探す必要があります。
【処方箋】
就活にやる気が出ない学生へ。たまには「就職しない生き方」について語ろうか。
まとめ
「やる気が出ない」
「なんとなく動けない」
それ自体は悪いことではありません。いきなり将来の選択を突きつけられているのです。立ち止まってしまうのも無理もない。
だけど、だからと言って「ただ何もしない」のはいけない。就活に限らず、待っているだけで好転することは人生においてほとんど存在しないのですから。
やる気を出す努力をするのか、やる気がなくても行動するのか、やらないことを選択するのかetc
真剣に考えてください。
あとで後悔するのはあなただけです。