単位のために
単位を取れないと嘆いている大学生はとても多い。
本当に多い。
しかし、一部の理系を覗けば、単位を取ることなんてさほど難しくありません。
今日は当たり前の話をします。
みんな分かっているのに、出来ないことです。
単位が欲しければ「出席」を第一に考えろ。
出席点があろうがなかろうが関係ありません。何よりも「出席」を第一に考えるのです。
大学の講義は簡単である
前提として「単位を取ること」を目的にするのであれば大学の講義はとても簡単です。
「いやいや簡単じゃねーよ!」
そう言いたい人も多いかもしれません。ですが、よく考えてください。
『しっかり出席して、ノートを取り、レポートを書き、試験を受けた』そんな授業において、単位が取れなかったことがありますか?
これは地方のFランでも東大でも同じです。
本来、大学における学問は専門性が高く難しいものです。しかし、学部の授業は「素人にイチから教える内容」が大半。
マジメにさえしていれば、6割の評価を得ることは容易い。
何よりも"出席"
出席点や小テスト(レポート)がある授業、これらに関して出席が重要なのは論ずるまでもありません。
問題は、
- 中間レポート
- 期末レポート
- 中間試験
- 期末試験
だけで構成される授業です。
こんな授業は一見「出席」を必要としていないように見えます。少なくとも学生はそう信じて受講します。
ところが、それが大きな間違い。
ポイントは、先ほども言ったこれ。
「大学における学問は専門性が高く難しい。しかし、学部の授業は『素人にイチから教える内容』」
大学の学問は難しいんです。例え、試験前に完成されたノートを入手し、出席していた友人に教えを乞うてもそう簡単には理解できない。だって、難しい学問なんだから。
でも、授業は「素人にイチから教える内容」です。授業にさえ出ていれば、バカでも分かる。だって、そのために教員はいるんだから。
大切なのは、真剣に聞かなくても良いってこと。試験前の詰め込み勉強が成功しない理由は"慣れるのに時間がかかるから"です。
出席して、流し聞きでも良いから教員の話を聞いておけば、内容や言葉に慣れます。
ゼロからの詰め込み勉強と、ダラダラ出席した上での詰め込み勉強とでは天と地ほどの差があるのです。
二次的な利点
また、出席することによって、様々な二次的な利点に触れることが出来ます。。
試験のポイントが分かる
大学の教員は毎年同じ授業を受け持っていることが大半です。
つまり、試験内容は大体決まっています。もちろん全く同じではありませんが、大筋は同じです。
教員は自然と試験に向かって授業を行うことになります。
試験に出る単元では力が入ります。或いは、普通に言います。「ここ試験に出るよ」って。
友達に聞きやすい
気付いていない学生、意外と多いですが、
授業にも出ずに、試験前だけ寄ってくる"友達"ってすげぇ嫌われます。
授業に出ているのならば、まだ"まし"です。
面白いことに気付く
勉強が出来ないやつほど「勉強は面白くない」と言います。
そりゃそうです。出来ないから面白くないんです。
大学の勉強って、面白い人には抜群に面白い。そして、それに気付かずに卒業していく学生も多い。
まとめ
単位を取るために最も大切なのは「出席」です。
まじめに授業を受けなくても、例え"いるだけ"だとしても、出席しているだけで単位取得にグッと近づきます。
「それができたら苦労しねぇよ」
あなたはそう言いたいかもしれません。
しかし、それは心のどこかで「出席しなくても単位は取れる」と思っている証拠です。
自惚れんな。
取り返しがつかなくなる前に、学校に行け。
今、全国で取り返しがつかなくなった4年生が泣いてんだよ。