あなたの就活は間違っています。
2021年7月1日時点での内定率は80.5%です。
志望業界や地域によって多少の差があるものの、平均すれば80%の学生が1つ以上の内定を手にし、全体の50%程度は就活を終了しています。
もちろん、学生1人1人のスケジュールがあるため「上手くいってるか」はあなたが決めれば良い。
だけど、もしあなたが「上手くいってない」と感じるならば、ここから逆転をするたった一つの方法を覚えて帰ってください。
それは、
「大人に聞く」
です。
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なぜ「大人に聞く」と内定に近づくのか
間違った努力を続けても、結果が出ることはありません。
きっと、あなたは努力を続けていると思います。
エントリーシートの書き方も学んだ。面接のコツも知っている。外見にも気を使っているかもしれない。
だけど、結果が出ないのなら何かが間違っています。
ここから就活を成功に導くためには、
- 「原因」をはっきりさせる
- 「改善」への努力を始める
この2ステップが大切になるのです。
「原因」をはっきりさせる
就活で失敗する原因に自分で気付くことは不可能です。
なぜなら、新卒就活では「不採用だったときの指導」が行われないから。
ESでは「不採用」を突きつけて理由は教えてくれない。面接でも「不採用」を突きつけて理由は教えてくれない。
あなたは「正しい」と思ってしていることが「正しくない」のですから、そりゃ上手くいきません。
そのため、就活を成功に導くためには"大人"の、つまり、
「就活の裏側を知っている第三者からの指導」
が必要不可欠なのです。
改善への「努力」を始める
原因が分かれば、次は「改善への努力」を始めます。
ただ、注意してください。
「原因が分かる」と「改善方法が分かる」は、似ているようで違うものです。
例えば、「漫画が面白いかどうか」は素人でも何となく分かる。だけど、「その漫画を面白くするために、どうすれば良いか」は漫画家や編集者じゃないと上手く言葉に出来ません。
アドバイスをもらう相手は選ばないといけない。
「親」や「友人」にアドバイスをもらうのは簡単です。だけど、何となくのアドバイスは"毒"になることも多い
アドバイスをもらうのならば、
「現代の就活のことを理解している大人」
が必要な条件なのです。
どうやって「大人」に意見を求めるのか
では、実際にどうやって「大人」から正しい意見をもらうのか。
基本的な選択肢は次の3つです。
【1】大学のキャリアセンター
→定番。一定以上の効果は見込めるが、職員によって対応の差が激しい。
【2】大学のOB,先輩
→気楽にアドバイスを求められる。ただ、OBや先輩の有無は人に依るので、全ての学生が使える訳ではない。
【3】就職エージェント
→良くも悪くも「お客様気分」で使える。場合に依っては企業も紹介してもらえるため、持ち弾を増やすことも可能。
それでは、1つずつ見ていきましょう。
キャリアセンター
「大人に聞く」の基本は大学のキャリアセンター(就職課)です。
キャリアセンターの利点はなんといっても、
「一定の成果を見込めること」
です。
実は、就活への適切な行動は大学のレベルや立地によって異なります。在籍する大学のキャリアセンターには、
「あなたと似た境遇のノウハウ」
が残っているため、確実に何らかのアドバイスをもらうことが出来ます。
ただ、職員に依る当たり外れが大きいのはデメリット。
無名大学だけでなく、上位国立や早慶レベルですら、
すごく雑な対応をされた
横柄なおじさんに当たって嫌だった
みたいな声が毎年届いています。
キャリアセンターに限らず、大学職員の学生への対応はどこでも問題になりがち。
ある程度の覚悟を持って訪問するのがオススメです。
サークルやゼミのOB
気楽な気持ちで聞くなら「サークルや学部のOB」です。
OBに聞く利点は「リアルな声が聞ける」こと。
数年以内に同じ就活を突破してきたOBは、あなたの悩みや不安の解決方法を知っています。加えて、先輩後輩というカジュアルな関係なら相談もしやすい。
ただ、「就活のプロではない」ことに気をつけないといけません。
キャリアセンターの職員や、後述の就活エージェントと違って、OBはイチ学生とイチ社会人しか経験していません。新卒就活における採用の裏側の情報は入ってこないし、体験してる訳でもない。
そのため、OBが「就活のコツ」だと思ってることが的外れなことも意外とあるのです。
就活エージェント
内定に直結する相談先として「就活エージェント」が存在します。
「就活エージェント」は企業が運営する「新卒就活の相談所」です。大半は無料で利用することができるため、相談する相手のいない学生の味方。
メリットは「内定に直結すること」です。
無料で利用できる就職エージェントの大半は企業と提携しています。あなたとの面談を行い、あなたにマッチした企業を紹介してくれる。
あなたに就活指導を行ってくれるだけでなく、内定までのサポートを行ってくれるのです。
デメリットは「志望度の低い企業への斡旋」です。
就職エージェントはボランティアではないので、企業に学生を紹介することで利益を得ています。
そのため、良くも悪くも、
「就活エージェントを利用すると、企業を紹介される」
のです。
もちろん、強制ではないので絶対に選考に参加する必要はありません。ただ、その温度感に戸惑う学生がいるのも事実。
まだ全然焦ってない段階ならば、熱量の小さな大学のキャリアセンターなどを利用するのがおすすめ。
就活エージェントを利用するのは「内定が本気で欲しいとき」を基本にしてください。
まとめ
就活が上手くいってない22卒に必要なのは「大人に聞く」です。
また、大人への相談は「対面(オンライン含む)」で行うことを忘れないようにしてください。
私のTwitterにも、
「NNTです!どうすれば良いですか!?」
みたいな質問が山ほど届きますが、言動も見てないのに適切なアドバイスなんて出来る訳がありません。
たまに、Twitter上で「就活コンサル」を名乗って10万円取ってる個人の就活アカもありますが、あんなの普通にプチ詐欺です。
あなたが望めば、無料でちゃんとしたアドバイスを行ってくれる、
- 大学
- 企業
があります。
フラットなアドバイスが欲しいのなら「大学のキャリアセンター」へ。
内定に直結するアドバイスが欲しいのなら「キャリセン就活エージェント」へ連絡してみてください。