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内定を取れる人っていうのは「内定を取った人」だという話

内定

企業が欲しがる人材

「内定を取れる人とは、内定を取った人」

ここだけ見ればアホの会話の様ですが、事実です。

企業は、他の企業が内定を出した学生が欲しいのです。

優秀な学生を見抜くのは難しい

このサイトでは何度か解説していますが、企業の選考は学生が思っているより穴だらけです。

エントリーシートや筆記試験、グループディスカッションに複数回もの面接。

就活コンサルタントを雇い、面接官にはセミナーを受けさせ、インターンを実施する。

かかった費用は内定者一人あたり数十万円。

それなのに、ここまでやっても入社させてみれば「使えない社員」が山ほどいる。

できればあんまりお金と手間はかけたくないけど、どんな企業でも採用にお金と手間を十二分にかけている…。

ん…?他の企業も…?

「内定をもらっている」ってことは「他の企業のお墨付き」ってことだ

考え方

そう考えている企業はとても多い。

特に、同業他社や競合社からの内定なら最高です。

分かりやすい例で言えば、三菱東京UFJ銀行にどうしても行きたければ三井住友銀行の内定を持っていれば完璧。

「三井住友銀行が内定を出したってことはそれだけの価値がこの学生にある」

と判断してもらえます。

とはいえ、競合他社の選考は同時期にあるために上記の例は現実的ではありません。

メガバンクを狙うなら、選考時期がずれている外資系金融や地方銀行を狙う。証券などでも効果抜群です。

「他社さんからの内定はあるの?」

就活も中盤に差し掛かると面接でこう質問されることが増えてきます。

質問の意図は非常にシンプル。

他社からどんな評価を受けているか気になっているんです。

その企業への志望度をアピールするために「ない」と答える学生も多いようですが、質問の意図を考えれば答えは「ある」一択です。

「他社からの内定はある」と伝えた上で、「御社が第一志望だからここにいること」を真摯に伝えるのが正解です。

嘘をつく必要もないけど、「内定はない!」と答えるのも微妙

とはいえ、実際に内定がない状態で「ある」というのは嘘ですから、非常に心苦しい。

わざわざ嘘をつく必要もありませんが、「他の企業は連戦連敗です!」というのはやめておきましょう。

解説する必要もありませんが、

「他の企業からはいらないって言われ続けてます!!」

なんて学生、企業が欲しがると思いますか?

まとめ

他社からの内定、特に同業種や競合社からの内定を持っているとそれだけで選考が有利に進みます。

同じ理由で、「他社では最終選考まで残っている」などのアピールも効果があります。

また、「内定はない!」とアピールするのはやめましょう。

-就活