「どこが試験に出るのか分からない!」
そんな風に悩む学生はとても多い。
難しい授業内容、分厚い教科書、膨大な資料etc
試験問題を正確に把握できれば単位を取るのは容易い。だけど、膨大な範囲から試験問題を予測するのは難しい…。
…本当にそうでしょうか?
確かに"予想"するのは難しい。
ならば、聞いてしまえば良いんです。答えを知っている人に。
教員に試験問題を聞く
意外と実践する人は少ないのですが、教員に試験問題を聞いてしまうのは非常に有効な手段です。
「そんなの教えてもらえるの?不公平じゃん」
そんな言葉も聞こえてきそうですが、大学の教員は元より公平な講義をさほど意識していません。
義務教育じゃないんです。
自分とこのゼミ生は優遇するし、教員によっては卒業間近の4年生には単位を与えます。そもそも、公平云々を言うならば過去問の流出を食い止めているはず。
積極的に質問に来る学生には答え、聞いてこない学生には答えない。
当たり前の話です。
聞き方には"コツ"がある
「せんせー、どこ試験に出るか教えてー」
実際にこんな学生もいますが、この聞き方で満足のいく回答を得られると思っているのならバカも良いところです。
繰り返しになりますが、教員は決して平等ではありません。
真面目な学生には真面目に答えますし、不真面目な学生にはなるべく関わりたくない。
話し方、言葉のチョイス、見た目、そして立ち振る舞い。
それらのコツを意識することで、成功率は大きく上昇します。
【1】失礼のない見た目で
スーツを着ろとは言いません。「失礼のない程度」にいつもの見た目を整えるのです。
シャツのボタンは閉めろ。帽子は脱げ。サングラスを胸元にかけるな。バッグは置いてこい。団体で来るな、1人か少人数で来い。
【2】一呼吸置け
いきなり「試験どこ出るか教えてください」なんて本題に入ってはいけません。
「すみません。試験についてお聞きしたいことがあるのですが、今大丈夫ですか?」
自然な形で、前置きを入れるのです。
【3】言葉を選べ
「試験どこ出ますか?」なんて聞く必要はありません。
「一通り全体を勉強したので復習しようと思うんですが、復習するならどこを重点的にやるべきですか?」と聞け。自分の言葉で。
前者は「試験勉強してないバカの聞くこと」です。
後者は「既に勉強をしたマジメの聞くこと」です。
そして、言うまでもなく教員が答える「復習するべきところ」は「試験に出るところ」です。
まとめ
「教員に試験問題を聞く」
これは大学の試験を上手く乗り切るためには必要不可欠なテクニックの1つです。
また、後日詳しく解説しますが、教員を始めとした"大人"が平等に接してくれるなんて幻想を持ってはいけません。
あなたの立ち振る舞いや言葉の使い方1つで、対応は大きく変わるのですから。