
ステュディオス(zozotown)
最も簡単に、おしゃれに見られるコーディネートは何か。
男女問わず、年齢問わず、誰からの評価も高いコーディネートは何か。
「お洒落すぎると引く」という言葉もある。しかし、当然ながら、ダサい格好の評価が高い訳ではない。
適度におしゃれ。
だけど、おしゃれ過ぎず…。
女子ウケはもちろん、男子からも評価が高い格好…。
そんなコーディネート、解説します。
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目次
「黒のパンツ」×「白のインナー」の魔法
結論から言います。
「黒のパンツ」×「白のインナー」×「黒以外のアウター」
この組み合わせさえ覚えておけば、1年を通してお洒落なコーディネートを作ることが出来るのです。
論より証拠。具体例を見てみましょう。
どうでしょうか?
ファッションには好みがあります。100人中100人全員が「満点だ!」なんて言う格好は存在しません。
しかし、上記の格好であれば90人が高評価をくれます。
残りの10人でさえも「悪くない」と言わざるを得ません。
なぜ「黒パンツ」×「白インナー」がお洒落に見えるのか
どうして「黒パンツ」×「白インナー」×「黒以外のアウター」の組み合わせはお洒落に見えるのでしょうか?
実は、現代のメンズファッションには、お洒落に見せるためのいくつかの法則があり、その法則に乗っ取っているからこそなのです、
- 全身真っ黒にしない
- 全身淡い色にもしない
- キレイめの要素を入れる
それでは、1つずつ解説します。
全身真っ黒にしない
「全身真っ黒はダサい」
「オタクは黒い服ばかり着る」
そんな風に揶揄されるように、全身黒づくしの評価は驚くほど低い。
もちろん、モード系ファッションに代表されるように、オールブラックコーデが"ダメ"な訳ではありません。1つのジャンルとして確立されています。
しかし、
- 20,30代の日本人
- 一般ウケが良い
以上の2点を考えるならば、コーディネートのどこかに色味を加えた方がベターなのです。
全身淡い色にもしない
「よっしゃ!黒はダメなんだな!じゃあ淡い色だ!!」
違う、そうじゃない。
確かに、全身真っ黒はおしゃれに見えづらい。ゆるく着ればダサくなるし、細身で着ると"キメすぎ"感が出てしまう。
だけど、同時に、黒は「大人っぽく見え」「おしゃれに見える」色とも言えます。
要はバランスです。
爽やかに見える淡色を入れる
→白のインナー
大人っぽく見える黒を入れる
→黒のパンツ
「黒」と「白」この2色をベースにコーディネートを作ることで、バランスの良い配色が作られるのです。
キレイめの要素を入れる
- パーカー
- スウェットパンツ
- クロックス
現代のメンズファッションには、カジュアルな"流行アイテム"がたくさんあります。
だけど、カジュアルアイテムを使ったコーデはどうしてもラフになりすぎる。行き着く先は、ラクさを重視したリラックススタイルになってしまいます。
だから、現代のメンズファッションは「キレイめ」を取り入れることが大切なのです。
「パーカーを選ぶなら、全身を細身でまとめる」とか。
「ワイドパンツを選ぶなら、トップスにシャツを持ってくる」とか。
そういう観点から見ると「黒のパンツ」はそれだけでキレイめの要素が強まるアイテムだと言えます。
【結論】黒のパンツ×白インナー×アウター
- 全身真っ黒にしない
- 全身淡い色にしない
- キレイめの要素を取り入れる
以上の3点を満たし、且つ、誰にでも似合うコーディネートが、
黒のパンツ×白のインナー×黒以外のアウター
の組み合わせという訳です。
このコーディネートの利点
黒のパンツ×白のインナー×黒以外のアウター
このメンズコーデには「おしゃれに見える」以外にも様々な利点が存在します。
- アウターは何でも良い
- アウターは何色でも良い
- 誰にでも似合う
- 冬コーデにも応用できる
- 安い
それでは、1つずつ見ていきましょう。
アウターは何でも良い
「このアウターどうやって着こなせば良いんだよ…」
単体で見ればお洒落なのに、自分が着たらお洒落すぎて着こなせない。そんなアイテムも少なくない。
だけど、心配することはありません。
この組み合わせで着こなせないアウターはメンズファッション界には存在しないのです。
カーディガン、ジャケット、パーカーなどの定番アイテムはもちろん、
マウンテンパーカー、MA1、チェスターコートなどのトレンドアイテムでも大丈夫です。
アウターは何色でも良い
「色を着こなす自信がなくて、気がつけばモノトーン色ばかり…」
今持っているアイテムがモノトーンばかりならば都合が良い。是非とも次はカラーアウターに挑戦してみましょう。
繰り返しになりますが、黒パンツ×白インナーに着こなせないアウターはありません。
コーディネートとしておかしいことには絶対にならない。
あとは、あなたの勇気だけです。
誰にでも似合う
メンズファッション誌は簡単に言ってくれます。
「チェスターコートがトレンド!誰でも似合うし、かんたんお洒落!!」
チェスターコートって、元々ロング丈のドレスコートです。正直に言って、デブにもチビにも似合いませんし、おしゃれ初心者にもちょっと厳しい。
だけど、このコーデは本当に誰にでも似合う。
「黒パンツ」と「白Tシャツ」というアイテム自体がベーシックなものなので、似合わないという概念がないんです。
デブもチビも、ガタイ良くても華奢でも、おしゃれ初心者でも大丈夫です。
冬コーデにも応用できる
ここまでのコーディネートは、
- カーディガン
- ミリタリーブルゾン
- デニムジャケット
などの春秋をイメージしたアウターばかりでしたが、冬コーデにも応用することが可能です。
難しく考えずに、アウターを「ダウン」や「Pコート」などの冬アウターを選んだり、
インナーを「ニット」や「タートルネック」などの厚手のものに変えるだけでOKです。
安い
「おしゃれなアイテム」って、大抵、高い。
Tシャツ一枚6000円もざらですし、パンツなんて1万円を超えることも少なくない。
だけど、「黒パンツ」と「白インナー」なら心配いりません。
どこブランドでもそれぞれ数千円で売っていますし、特に、黒パンツはユニクロの「スリムフィットチノパン」でも問題ありません。
3490円(税抜き)です。週末セールを狙えば、もっと安くなります。
コーディネートを作る上での注意点
ここからは、コーディネートを作る上での注意点を解説します。
ポイントは5つ。
- パンツは細身
- インナーは無地
- インナーは「Tシャツ」でも「シャツ」でも
- インナーはグレーでも可
- 靴は黒系
それでは、1つずつ解説します。
パンツは細身がベスト
厳密に言えば、パンツは「細め」でも、
「太め」でもコーディネートは成り立ちます。
ただ、先ほども解説したように、
「キレイめの要素を入れると、お洒落に見えやすい」
これはメンズファッションにおける真実です。トップスが「カーディガン」などのキレイめアイテムなら良いのですが、今回のコーデでは、トップスに何を持ってくるのかは決まっていません。
もしかしたら、カジュアル感の強い「スタジャン」かもしれない。
となれば、どんなアウターを持ってきても大丈夫なように、キレイめ感の強い細身の黒パンツを選ぶのがベストです。
また、「デブは細身のパンツ履けないですけど…」みたいな声もよく聞きますが、デブにはデブの細身があります。
必要以上に太いものを選ばず、自分の足にフィットするちょうど良い細さのパンツをチョイスしてください。
インナーは無地がおすすめ
「無地の白Tシャツって、肌着みたいじゃないですか…?」
そんな風に考えている男子は少なくありませんが、捨てろ。その考えは今すぐ捨てろ。
「無地のTシャツ」はどこのブランドでも販売しているメンズファッションにおける定番アイテムです。
何度でも繰り返しますが、
「キレイめの要素を入れると、お洒落に見えやすい」
そして、あらゆる柄の中で最も「キレイめ」で「大人っぽい」のが『無地』なのです。
シンプルなものであれば「ワンポイント」や「ボーダー」などのデザインでも問題ありませんが、着回し力では「無地」に劣ります。
インナーは「Tシャツ」でも「シャツ」でも可
ここまでのコーディネートの多くは「Tシャツ」でしたが、インナーは襟付きの「シャツ」でも構いません。
シャツにするとキレイめの雰囲気が強まるので、
「キレイめの要素を入れると、お洒落に見えやすい」
この法則に乗っ取るとベストですが、インナーとしての着回し力はTシャツより劣ります。
尤も、シャツは1枚で主役にもなれますし、このコーディネートに限らなければ非常に優秀なアイテムなので、1枚は持っておいて損はありません。
【参考過去記事】
秋,冬のメンズファッションにおける最強のアイテムは「シャツ」である。
インナーはグレーでも可
インナーの「Tシャツ」や「シャツ」はグレーを選んでも、バランス良くまとまります。
基本的には「白」でも「グレー」でも印象に大きな違いはありませんが、アウターの色味が明るいときは「白」を選んだ方が良い。
アウターの色味が暗めのときは「白」でも「グレー」でも大丈夫です。
靴は「黒系」がベスト
ところで、ここまでに紹介したモデルの人たち「足長いなぁ…」と思いませんか?
ここにもコーディネートの魅力が1つ隠されています。
実は、メンズのコーディネートは「黒パンツ」×「黒の靴」で統一すれば、視覚効果によって足が長く見えるのです。
また、脚長効果を見込める方法は主に3つですが、
- 黒パンツ×黒の靴の組み合わせ
- 細身の美脚パンツを履く
- ヒールがあるブーツ(革靴)を履く
この3つとも、今回のコーディネートで実践することが出来ます。
そのため、「足を長く見せたい人」や「スタイルを良く見せたい人」にもオススメできるコーディネートなのです。
足下はシンプルなショートブーツならば満点です。
ただ、ブーツは数万円するものが多いので、予算が厳しいのであれば黒のスニーカーでも構いません。
注意点として、パンツと靴の間に黒以外のものが見えてしまうと脚長効果がなくなってしまいます。スニーカーを選ぶなら、ハイカットのものを選ぶか、靴下に黒をチョイスして足首が見えないようにしましょう。
【おまけ】メンズファッションにおける色使い
黒パンツ×白インナー×黒以外のアウター
このコーデには、メンズファッションにおける色使いの基本が詰まっています。
要は、モノトーン(黒,白,グレー)を中心に、色味を1つだけ加えればバランス良くまとまるんです
アイテムの色を入れ替えてもOKですし、
モノトーンの組み合わせを「黒×黒」とか「白×グレー」に変えても良い。
この色の組み合わせが全てではありませんが、
- モノトーン(黒,白,グレー)を中心に
- 色味を1つ2つ加えて
- 全体を4色以下に抑える
この3ステップは、メンズファッションにおけるカラーコーデの基本です。
覚えておいて損はありません。
まとめ
黒のパンツ×白のインナー×黒以外のアウター
このコーディネートは、
- 誰からの評価も高い
- 誰にで似合う
- 安価で揃えられる
メンズファッションにおける理想的なスタイルです。
また、アイテム自体はどこにでも売っているものですが、余計なデザインの入っていないシンプルなものを選ぶと魅力がより一層引き立ちます。
春秋のメンズファッションに悩んでいるのなら、ぜひ実践してみてください。
それでは。