夏のTシャツコーデはどうしてもダサく見えがちです。
そりゃそうです。流行のアイテムとは違い、Tシャツは子供からおじさんまで着ているアイテム。何も考えずに着ただけでは部屋着と同じになってしまうのです。
だけど、「Tシャツを着こなす方法」や「おしゃれなTシャツの選び方」さえ知っていれば、これから先の人生で夏ファッションに困ることはなくなります。
そこで今回は、
この3つに分けて、おしゃれなTシャツ一枚コーデを徹底的に解説します。
Tシャツをおしゃれに着こなす方法
Tシャツをおしゃれに着こなすためには、3つの基本を覚える必要があります。
【柄について】
「無地」を基本に「無地プラスα」まで。
【サイズ感について】
2019年は「ややルーズ」が主流。
【寿命について】
Tシャツは消耗品のため、2年ごとの買い替えが理想。
それでは、1つずつ詳しく解説します。
【柄】「無地」か「無地プラスα」を選ぶ
おしゃれに見える"柄"は「無地」「無地プラスα」が大原則です。
おしゃれ初心者の方は、
「無地って地味すぎない…?」
と考えがちですが、それは大きな間違い。無地こそが最もおしゃれで、大人っぽく見えるのです。特に、子供っぽく見えがちな夏コーデは無地を選んでおけば大きな失敗をすることはありません。
反対に、柄が入ったTシャツはダサいものが多い。
特に、よく分からない英語やチェーン、チェック柄などが入ったTシャツは避けるべきです。
【サイズ感】「ややルーズ(大きめ)」を選ぶ
2019年の流行シルエットは「ややルーズ」です。
写真だと分かりづらいかもしれませんが、ジャストシルエットのTシャツと比べると、
- 肩が落ちている
- 身幅に余裕がある
などの違いがあるのです。実際に着てみると雰囲気は大きく変わります。
ここで大切なのは「大きなサイズは買わない」ということ。
普段がMサイズならば「ルーズTシャツのMサイズ」を購入するのです。「ジャストTシャツのXLサイズ」を購入すると、不自然なシルエットになってしまいます。
【正しい買い方】
→「ルーズTシャツのMサイズ」を買う。おしゃれなコーディネートが完成する。
【間違った買い方】
→「ジャストTシャツのXLサイズ」を買う。不自然なコーディネートになる。
例えば、大学生に人気の通販ショップ「Dcollection」のベーシックTシャツは、2019年らしい"ややルーズ"なシルエットで展開されています。
Tシャツ1枚のコーディネートをおしゃれに見せたいのなら、流行に合わせたTシャツを選ぶのも大切です。
【寿命】2年ごとに買い換える
Tシャツの寿命は「2~3年」と考えておくのが正解です。
と言うのも、服は紛れもない消耗品。着用や洗濯を繰り返すうちに生地はたるみ、毛羽立ってくる。
毎日見ているあなたは気づかなくとも、そのTシャツを初めて見る周りの人は必ず気づくのです。
「あ、よれたTシャツ着てるな…」
って。
そのため、Tシャツはなるべく新しいものを着るのが正解。
極論を言えば、グッチの8万円のTシャツを5年着続けるより、先ほど紹介したベーシックTシャツを毎年買い換えた方がオシャレに見えます。
具体的におすすめのメンズTシャツ
ここからは、具体的な夏のメンズTシャツの選び方を解説します。
紹介するTシャツは3つ。
【ベーシックTシャツ2019ver】
→年齢や体型問わずオシャレに着こなせるTシャツ。万人におすすめ。
【ボーダーTシャツ】
→無地の次に選ぶデザイン。爽やかでオシャレに見える。
【サマーニットTシャツ】
→異素材で作られた夏用ニット。おしゃれ中級者以上向け。
それでは、1つずつ見ていきましょう。
ベーシック無地Tシャツ2019ver
大学生のTシャツとして間違いないのが「ベーシック無地Tシャツ」です。
一見、ものすごく普通のTシャツに見えますが、
- 流行の「ややルーズ」なサイズ感
- 胸ポケットで下着っぽく見えない
- シワになりにくいポンチ素材
以上のように、夏のオシャレに最適な「ベーシックTシャツ」なのです。
また、無地Tシャツだと春秋のインナーとして使いやすいのも嬉しいポイント。
どんなアウターと合わせてもコーディネートが完成するため、コストパフォーマンスの良さも見逃せないのです。
正直に言って、下手なTシャツを買うくらいなら「ベーシックTシャツ」を色違いで持っておいた方が良い。
基本カラーとなる、
- 白
- グレー
- ネイビー
の3色を持っておけば、夏のファッションに困ることはなくなります。
ボーダーTシャツ
無地では物足りない人には「ボーダー柄Tシャツ」がおすすめです。
ボーダー柄は、無地に比べると、
【メリット】
→人と被りにくく、爽やかに見える。
【デメリット】
→やや子供っぽく見える。
こんなイメージ。
ただ、方向性は無地と同じです。
1枚で着てもオシャレな上に、春秋のインナーとして使うことも出来る。無地の次に買うのなら「ボーダー柄」で間違いありません。
また、全体にボーダー柄が入っているTシャツよりも、胸より上が無地になっている「マリンボーダー柄」がおすすめです。
爽やかさが"より"強調されるため、夏のTシャツとして間違いありません。
サマーニットTシャツ
もっとオシャレなTシャツが欲しい人には「サマーニットTシャツ」がおすすめです。
「サマーニット」とは、文字通り、夏用の素材で編み込まれたニットのこと。
【通常のTシャツ】
→「綿」や「ポリエステル」など。
【サマーニット】
→「麻」や「レーヨン」「ナイロン」など。
通常のTシャツに比べると「深みのある色合い」で「おしゃれな雰囲気が出る」のが特徴です。
ただ、"耐久性が少し劣る"のは明確なデメリット。
自宅で洗えるとは言え、通常のTシャツのように雑に扱ってもOKな訳ではありません。あくまでも、
「一見ラフに見えるけど、実はおしゃれ」
みたいなコーディネートをする時の勝負服として使うのがおすすめです。
Tシャツと相性の良いアイテム
ここからは、Tシャツと相性の良い夏のメンズアイテムを解説します。
紹介するアイテムは3つ。
【アンクルパンツ】
→Tシャツと相性抜群のパンツ。大人の夏コーデに。
【ロング丈タンクトップ】
→流行を意識した着こなしに。同じブランドで購入するのがオススメ。
【レザーネックレス】
→無地Tシャツを選ぶなら、持っておいて損はなし。
それでは、1つずつ見ていきましょう。
アンクルパンツ
Tシャツと組み合わせる基本アイテムが「アンクルパンツ(くるぶし丈)」です。
と言うのも「Tシャツ×ハーフパンツ」の組み合わせは、子供っぽくなりがち。
そのため、Tシャツでおしゃれなコーディネートを作りたいのなら、大人っぽく見えて、且つ、涼しいアンクルパンツを選ぶのが基本になるのです。
また、アンクルパンツは「夏の王道パンツ」と言っても過言ではないアイテムです。
- オープンカラーシャツ
- リネンシャツ
- サマーニット
などの夏の定番トップス全てと相性が良いため、お金をかけて持っておいても損はありません。
ただし、ハーフパンツに比べると"暑い"のは否定できないため、「夏素材」を選ぶのを忘れずに。
薄手で速乾性のある「鹿の子素材」なら間違いありません。
ロング丈タンクトップ
Tシャツを"よりオシャレ"に見せられるのが「ロング丈タンクトップ」です。
組み合わせ方は「Tシャツの下に着るだけ」です。
そうすることによって、Tシャツの裾から数cmタンクトップが見えることになります。その数cmがおしゃれに見えるです。
ただし、適当なTシャツと組み合わせると、丈感のバランスが悪くなることもあります。
自分で丈感を調整できないのであれば、同じブランドで、元々バランスが調整されているものをセットで購入するのがオススメです。
レザーネックレス
無地のTシャツと相性抜群なのが「レザーネックレス」です。
そもそも、現代の大学生ファッションにおいて「ギラギラしたアクセサリー」は支持されていません。
いかにもな存在感のあるアクセサリーよりも、自然と肌に馴染むレザーアイテムが人気なのです。
また、価格が非常に手頃なのも嬉しいポイント。
夏だけでなく、年間を通して使えるコスパ抜群のアイテムのため、アクセサリーに悩むのなら持っておいて間違いありません。
まとめ
夏のメンズTシャツは、
【柄について】
「無地」を基本に「無地プラスα」まで。
【サイズ感について】
2019年は「ややルーズ」が主流。
【寿命について】
Tシャツは消耗品のため、2年ごとの買い替えが理想。
この3つのポイントを抑えておくことで、誰でもおしゃれに着こなすことが出来ます。
また、今から購入するのであれば「ベーシックTシャツ2019ver」がおすすめ。
適度なルーズシルエットがおしゃれ感は抜群。夏は1枚で、春秋はインナーとして活躍するため、持っておいて損をすることはありません。
Tシャツ以外の夏ファッションについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。