サークル旅行
先日、こんなツイートをしました。
大学生の団体旅行先(サークル合宿等)としては「温泉(大浴場)があって」「部屋は和室で」「近くで海鮮丼が食べられる」ところがオススメです。行けば分かります。
— 大学生はこれを見ろ (@daikoree) 2015, 4月 21
軽い気持ちでツイートしたものですが、思いのほか質問が届きました。「なんで?」と。
どうしてそんなことも分からないんですか。
いいですか。
温泉なら浴衣になるでしょ?女子のはだける胸元、男子のチラ見えする鎖骨。最高でしょ?
和室なら畳に直に座るでしょ?気になるあの子、好意を寄せる先輩。近づけるでしょ?
海鮮丼があるなら海が近いでしょ?夜、男と女、浜辺。イエスっっっ!!
なんて理由では決してありません。
実は、この三原則を守る場所に行けばサークル員同士が仲良くなりやすいんです。
そのサークル(ゼミ)本当に仲は良いのか?
突然ですが、あなたの所属するサークル(ゼミ)のメンバーは本当に仲良しでしょうか?
「大学では親友が出来にくい」なんて言われるように、本当に仲が良いサークルなんてなかなか存在しません。
その多くは同じ時間に同じ場所にいたからたまたま一緒にいるだけで、卒業したら疎遠になることがほとんどです。
でも、せっかく出会ったのだから一生の友人になりたい。
その最大のチャンスが旅行(合宿)。
寝食を共にすることで学生同士の親密度がすんなり深まることも少なくありません。
そして、そのチャンスを最大限に発揮してくれるのが「温泉」「和室」「海鮮丼」の三原則に乗っ取った場所という訳です。
温泉、和室、海鮮丼
では、どうして
- 温泉(大浴場)
- 和室
- 海鮮丼
の3つが大切なのか。1つずつ開設します。
温泉(大浴場)
学生同士が親密になれない原因の1つとして「周りの目を気にしすぎる」ことが挙げられます。
服装や髪型、メイクなどで着飾った自分を見せていてはいつまでたっても仲良くなることが出来ません。
では、その状況を打破するにはどうすれば良いか。
一緒に風呂に入るのです。
「裸の付き合い」なんて言葉があるように、お互い全裸で股間をさらけ出して話せば心理距離はぐっと縮まります。
和室
和室と洋室の差は「スペース」です。
端的に言えば、和室は畳に直に座り、洋室は椅子やベッドに座ることになる。
この違いがどこに現れるかと言うと「スペース」つまり「隣の人との距離」です。
人間には「パーソナルスペース」というものが存在します。誰しもが無意識の内に相手との距離を正確に推し量り、自分のスペースを守っているのです。
もちろん、そのスペースを無理に侵略すれば仲良くなるどころか完全に逆効果。
しかし、一緒に風呂に入り、寝食を共にし、酒の力も借りる。
そんな「スペースに踏み込む絶好のタイミング」で自由に移動できないと仲良くなる瞬間を逃してしまうのです。
海鮮丼
ご飯が不味いと旅行の楽しさは半減です。そして、楽しさの半減はそのままメンバーの親密度に大きく関わります。
ところが、当然のことながら料理を重視すれば旅費が高騰してしまいます。では、どうすれば良いか。
ポイントは「鮮魚」
肉の美味しさって牛の種類や調理方法によって大きく異なります。
だけど、魚って新鮮であればどんなものでも美味しいんです。
海鮮丼が食べられるということは、近くに漁港があるということ。当然その場で海鮮丼を楽しんでも良いですし、付近の宿泊施設も鮮魚を使った料理を必ず提供しています。
海の近くの宿泊施設のご飯にハズレが少ないのはそういう理由です。
ついでに言うと、同じ理屈で内陸部の中堅寿司屋よりも海沿いの大衆寿司屋の方が美味しいです。
まとめ
- 温泉(大浴場)
- 和室
- 海鮮丼
この3つを忘れなければ、旅行先選びで大きな失敗をすることはありません。
また、夏の宿泊施設はあなたが考えているよりも早く埋まっていきます。数十人規模のサークル旅行ならば尚更です。
なるべく早くメンバーの予定を確認し、5月中には宿を抑えるよう心がけましょう。