エントリーシート
『エントリーシートは、早く出すだけで通過率が30%は上がる』
全ての企業に当てはまる訳ではありませんが、ESの送られてきた時期を重視している採用担当者はとても多いのです。
企業は学生の「熱意」と「志望度」を重視する
学生が考えている以上に、企業側は学生の「熱意」や「志望度」を重視しています。
企業側が新卒社員1人の採用にかける金額は約50万〜100万円。
内定を出してからの辞退、入社してからの早期離職、これらの学生の行為は企業側からすれば文字通り「お金をドブに捨てる行為」です。
それだけは避けなければならない。
しかし、学生はみんな面接で「第一志望です!」と言ってくる。
では、どこで判断するのか。
「早さ」とは「熱意」だ
「熱意」を判断する一助になるのが「早さ」です。
第一募集、第二募集、第三募集…1番内定を取りやすいのはどれだ!?
こちらの記事でも、「最も有利なのは第一日程だ」と明記しましたが、エントリーシート提出のタイミングでも全く同じことが言えます。
事実、期間内であっても送られてきた時期ごとにESを分け、早く届いたグループは通過率を上げている企業も少なくありません。
私が知る限りでは、「最初から10番目までは審査せずに面接に進ませる」という企業もあります。
エントリーシートを早く出すためには、周到な準備が必要不可欠です。
少なくとも優先順位が後ならば不可能ですし、真っ先に出そうと思えば、あらかじめ情報収集をしておく必要があります。
そこまで準備をしている学生を企業が優遇するのはごく自然の流れなのです。
ギリギリに出すのはオススメできない
また、仮に企業が提出の時期に関係なく選考を行ったとしても、期限ギリギリの提出はオススメ出来ません。
締め切りに終われ、焦って提出するエントリーシートは推敲も不十分で、ESとして低レベルであることがほとんどです。
しっかりと余裕を持ち、何度も見直してから提出しましょう。
ネット提出ならまだしも、手書きのESなら「焦って書いた」ことは伝わります。
また、「早く届いたESを優遇しなくとも、ギリギリに届いたESは見もしない」という企業も存在します。
まとめ
「エントリーシートは早く出せば出すほど有利」と言えます。
また、この傾向はウェブ提出よりも手書きESを採用している企業の方が顕著です。
エントリーシートは時間に余裕を持って提出しましょう。