就活への疑問
大半の大学生は3年生から4年生にかけて就活を経験します。
もしかしたら、初めて将来のことを真剣に考える時期かもしれません。
「この会社に入ったらどうなるのか」
「平均年収600万円って高いのか…?」
「やりがいはあるのかな…」
迷って、悩んで、頑張って、そうこうしている内にある疑問が浮かんできます。
「なにか違う気がする…」
「本当に就活してて良いのかな…」
「そもそも就活って絶対に必要か…?俺(私)には他の道があるんじゃないのか…?」
学生がそんな疑問を持つのは珍しいことではありません。
だけど、1度そこに疑問を持ってしまうと、もう一直線には走れない。説明会に行っても面接に行っても疑問は膨らむばかりです。
立ち止まって考えてみましょう。あなたが選べる選択肢は3つです。
【1つ目】就職以外の道を探す
以前、こちらの記事で詳しく解説しましたが、
【過去記事】
就活にやる気が出ない学生へ。たまには「就職しない生き方」について語ろうか。
就活は生きていく上で必須な訳ではありません。就職しなくてもお金を稼げるのならば、それで構わない。
ただ、組織に属さず、真っ当にお金を稼ぐのは本当に大変です。
- 行動力
- 技術
- 資金
- コネ
この中から最低でも2つ、可能ならば全部を持っていないと満足に収入を得ることは難しい。
もちろん、本気で目指すのならば止めはしません。自営業で生計を立てている人はいくらでもいます。ただ、自営業は後からでも選択できますが、新卒就活は今この瞬間しか出来ません。
レールから外れるのであれば、それ相応の覚悟が必要なのです。
【参考記事】
知っておかないと損をする!大人が「新卒で絶対に就職しなさい」という本当の理由。
【2つ目】休学してゆっくり考える
「新卒就活が大切なのは分かっている」
「だけど、どうしても結論が出せない」
そんな人への答えは簡単です。1年休学してゆっくり考えてください。
多くの学生は就活が始まってから自分の将来を真剣に考えます。そして、自分の将来への答えが数週間数ヶ月で見つからないのも仕方のないことです。
今まで考えてこなかったことは褒められたことではありませんが、過去を悔やんでも仕方ない。
1年の休学程度では選考に不利になることはありません。中途半端な気持ちで選考に臨むくらいならば、来年すっきりとした気持ちで挑戦してください。
尤も、来年になってもすっきりしない可能性もあります。
【3つ目】そのまま頑張る
就活が始まって立ち止まる気持ちも分かるのですが、これだけは確認しなければいけない。
「お前、目の前の嫌なことから逃げてるだけじゃないか?」と。
「嫌なこと」が『面接』なのか『働くこと』なのか、それとも『黒スーツに黒髪短髪』なのかは分かりませんが、子供のように駄々をこねても事態は何も好転しません。
もう、あなたは頑張るしかないのです。
もちろん、新卒就職だけが全てではありません。自営業を目指すのも、休学するのも選択としては大いに"あり"です。
だけど、もしあなたが今まで何事にも真剣に向き合って来なかったのなら。
嫌なことから逃げ続けてきたのなら。
踏ん張りどころは、ここかもしれません。
まとめ
- 就職以外の道を探す
- 休学してゆっくり考える
- そのまま頑張る
立ち止まるのは悪いことではありません。なにも考えずに流されるよりはずっと良い。
考えてください。
悩んでください。
本気で考えたのならば、どれを選んでも正解です。あなたの人生なのですから。