就活で失敗する学生
面接とは、学生の内面を見るものです。それは間違いありません。
しかし、だからと言って見た目を全く気にしなくても良い訳ではありません。
外見はいわば『予選』
外見だけで内定を得ることは出来ませんが、非常識な外見であれば予選落ちすることは充分にあり得るのです。
外見が面接官に与える印象
「いや、中身を見るための面接なんだから外見は関係ないだろう!」
そう言いたい人も多いかもしれません。
確かに、外見がいくら小綺麗でも直接プラス評価になることはありません。
しかし、外見が悪いことでマイナス評価になることは充分にあり得るのです。
面接に私服で来る学生をどう思いますか?
指定がない限り、就活の面接はスーツで行うのが基本です。この学生は「常識がない」として落とされるでしょう。
当たり前の話です。
では、ゴミ捨て場から拾ってきたようなボロボロのスーツならどうでしょうか?
新しいけどしわくちゃのスーツなら?
どこからが「常識」なんですか?それは誰が決めるんですか?
このように、外見における「常識」は相手が主観で決めるものです。
「面接なんだからビシッとしたジャケットで、パンツにはしっかり折り目が付いていて、靴はピカピカに決まっているだろう!そんな常識もない奴は論外だ!!」
そう思っている面接官に当たるかもしれないんです。
そして、そう考えているおじさんが日本にはとても多い。
日本人は「見た目」や「肩書き」に弱い
「成功とは、日々の積み重ねでしかないんですよ」
(by イチロー)
「成功とは、日々の積み重ねでしかないんですよ」
(by 27歳 無職)
言葉は同じはずなのに、誰が言ったかで印象は大きく変わります。
これと同じことが面接の場でも表れるのです。
ビシッとしたスーツの学生と、よれよれのスーツの学生、言葉を響かせることが出来るのはどちらでしょうか?
チェックするポイント
スーツ
男女関係なく、ビシッとした清潔感のあるものを着用しましょう。
定期的にクリーニングに出し、パンツにはしっかりとした折り目を付けることが大切です。
シャツ
こちらもシワのないパリッとしたものが鉄則です。
襟や袖の黒ずみにも注意してください。
靴
一目で分かるほどの汚れは取り除いておきましょう。
もちろん、可能であればピカピカに磨くと◯です。
髪型
清潔感のある髪型が鉄則。
「よく分からない」という人は、美容院で就活であることを伝え、丸投げするのがオススメです。
まとめ
服装や髪型の外見などで内定を取れることはありませんが、外見が原因で落とされる可能性は充分にあります。
そして、そのラインは面接官の主観で決まってしまうのです。
高級なものを身につける必要はありません。「清潔感」を意識して、ビシッとした格好を心がけましょう。