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就活の一歩目に大切なのは「企業を知ること」だという話と、BtoB企業の話をちょろっと。

企業 探し方

企業探し

毎年、この時期になると就活生の行動は大きく2つに分かれます。

積極的にガンガン行動していく学生と、動けなくなってしまう学生です。

就活に限らず、最初の一歩目の早さはとても大切です。最初の一歩を踏み出すからこそ、二歩目のモチベーションが生まれ、全体の道も見えてくる。

一歩目を踏み出さない限りゴールまでは絶対にたどり着けないのです。

では、就活における一歩目とは何か。採用課程を改めて見てみるとよく分かります。

説明会→書類選考→グループデスカッション→面接数回→内定

説明会、ひいては企業研究です。

そして、企業研究が出来ない理由はたった1つ。「企業を知らないから」です。

企業を知る

三菱東京UFJ銀行、味の素、全日本空輸(ANA)、任天堂etc

きっと、大これを読んでいる読者の大半は上記の企業を知っているでしょう。では、以下の企業はどうでしょうか。

新日本製鉄、日本郵船、丸紅、島津製作所etc

もしかしたら、どれも聞いたことがない会社かもしれません。だけど、これらは決して小さなマイナー会社ではありません。

何十年もの歴史を持ち、何千億もの売り上げを誇る日本を代表する大手企業ばかりです。

最初に紹介した誰もが知っている会社との相違点は1つだけ。

三菱東京UFJ銀行や任天堂が消費者(私たち個人)を相手にするビジネスであるのに対して、新日本製鉄や日本郵船は企業を相手にしたビジネスであるということ。

必然的に前者は生活の中に登場し、後者は仕事をしていないと認識できないようになります。

そして、多くの大学生は後者の存在をよく知らないまま就活を行い、そのまま就職してしまうのです。

BtoB企業は意識しないと見つからない

BtoB企業

先ほど紹介した消費者を相手にした企業をBtoC企業(ビジネス to コンシューマー)

企業を相手にした企業をBtoB企業(ビジネス to ビジネス)と呼びます。

原則として、BtoC企業は浮き沈みが激しく、認知度が高いため就活の倍率も高くなりがちです。

反対に、BtoB企業は企業を相手にしているため商売は堅く、認知度が低いため就活の「穴場」になっていることも少なくありません。

会社に求める要素は人それぞれですが、もしかしたら、あなたの求めているモノはBtoB企業にこそ存在するかもしれません。

企業を見つける方法

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BtoB企業を始めとして、企業を知らずにそのまま就活してしまうのは非常に勿体ない。

また、冒頭で紹介したように、就活は企業を知らないと始めることすら出来ないのです。

改めて、企業を知る方法を確認してみましょう。

リクナビ等の就活サイト

リクナビ

リクナビ等の就活サイトの役目は目当ての企業にエントリーするだけではありません。

大学や学部、性格診断等の項目からあなたと関連度の高い企業を表示してくれます。時間のあるときにボーッと眺めるだけで一定の気付きがあるものです。

合同説明会

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大きな会場で一斉に行われる合同説明会、実は、就活の必須項目ではありません。

合同説明会の後には必ず企業の個別説明会が行われます、個別説明会にさえ参加すれば合同説明会には参加しなくても良いのです。

しかし、それはあくまでも狙いとする企業が決まっている時の話。

はっきりとした志望業界や企業が決まっていないのなら、とりあえず合同説明会に飛び込んでみましょう。新しい発見があるかもしれません。

大学内での説明会

就活 企業

あなたの大学にわざわざやってきて説明会を実施する企業は狙い目の1つです。

多くの企業はそれぞれ採用のメインとする「ターゲット大学」を定めています。当たり前ですが、地方の中小企業は東大で説明会を行いませんし、逆もまた然り。

誤解を恐れずに言うならば、あなたの大学に来ている企業は内定を得やすいと考えて良いのです。

大学に来ている企業は一通りチェックしておきましょう。

業界地図

親切なことに、この時期になると就活生の視点から企業を分析した書籍が店頭に並んでいます。

内容は基本的なものばかりですが「企業のことは全然知らない」という段階ならば最低限の知識として読んでおいて損はありません。

まとめ

就活の一歩目に必要なのは「企業を知ること」です。

また、その際には自分が最初から知っている企業だけではなく、BtoB企業などの表に出てこない企業もしっかりチェックするのも忘れないようにしましょう。

特に、「やりがい」や「社会貢献」みたいな曖昧なものではなく、「高収入」「安定」「激務じゃない」などの実利を求めている学生はBtoB企業をしっかりチェックしておきましょう。

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