就活とボールペン
大学生活の送り方によっては、ボールペンなんてほとんど使ったことのない学生も多いでしょう。
しかし、就活を始めとして、重要な書類は全てボールペンで書くのは常識です。
最近ではウェブでのエントリーも増えてきましたが、まだまだ手書きのエントリーシートを採用している企業も多く、就活中にボールペンを2~3本使い切ってしまうことはザラにあります。
就活とボールペンは切っても切り離せません。何千円もするボールペンを使う必要はありませんが、お気に入りのボールペンを早めに見つけておくことによって少しでもストレスを減らして就活に臨むことが出来るのです。
なぜ就活にボールペンが大切なのか
見栄えの問題
企業の元には毎年何千何万ものES(エントリーシート)が送られてきます。
対して企業の採用担当者は精々数十人。学生は精魂を込めて記入していますが、ぶっちゃけ採用担当者は1枚1枚丁寧に見ている時間はないのです。
先日は、1枚のESにかける時間の平均は40秒だというニュースも紹介されました。
40秒は少々大げさなですが、学生が思っている以上にESは内容で見られていないのは事実です。
では、その短い時間の中でもなにを重要視するのかは企業によって様々ですが、ES全体の雰囲気も重要視される要素の1つ。
また、ESの雰囲気は文字によって表現されることがほとんどです。
字が汚くないか、薄くないか、細すぎる(或いは太すぎる)字ではないか、こすれてはいないか、滲んでいないか。
そして、文字の印象の多くは筆記具(ボールペン)によって表現されるのです。
ストレスの問題
就活において、「書く」という動作はあなたが考えているよりも多くの場面で遭遇します。
合説、OB訪問、説明会、突然の電話、そしてエントリーシート。
毎日あると言っても過言ではないその動作を「ストレスなく」「疲れずに」行うことはとても大切なことなのです。
就活のボールペンに必要な要素
就活用のボールペンに必要な要素は主に3つ
- 書き味が滑らかなこと
- 発色が良いこと
- 疲れないこと
それでは、オススメのボールペンの紹介です。
ジェットストリーム
就活用ボールペンの大本命がジェットストリーム。
手軽に入手できるボールペンの中では最もなめらかに書けるであろうボールペンです。
油性のボールペンは速乾性に優れますが、その分発色が悪いのが難点ですが、ジェットストリームはその問題点も克服。
油性とは思えない発色の良さで、どんどん人気が高まっています。
Amazonでも高評価です。
SARASA(サラサ)
完璧の様に思えるジェットストリームですが、1つだけ難点があります。
それは、書き味が滑らかすぎること。書く時に力を入れる人には長所が短所になってしまうのです。
そんな人にオススメしたいのは、ZEBEA社のSARASA。
滑らかさはそこそこに、SARASAの最大のウリはその発色の良さ。
油性でもない水性でもない「ジェルインク」によって魅せる文字を表現することが可能です。
0.5mmか、0.7mmか
ボールペンの種類に関わらず、芯の太さは0.5mmなら外れはありません。
エントリーシート、普段のメモ使い、何にでも使うことが出来る万能の太さです。
ただ、基本的に文字というのは、大きさに合わせて線を太くしていかないとバランスが悪くなり、力強さもなくなってしまうものです。
エントリーシートなどの枠組みが決まっているものならば0.5mmで何も問題ありませんが、宛名書きや書式自由なエントリーシートなどにおいては、0.7mmや1.0mmの方が適している場合もあります。
エントリーシートは万年筆で書いた方が良い?
一部の就活本や就活サイトではエントリーシートは万年筆で書くことを推奨しているようです。
はっきり言いますが、万年筆で書く必要は全くありません。
万年筆はボールペンと違い、書くのにコツと慣れが必要で就活のためにわざわざ購入しても悲惨な結果になるだけです。
普段から万年筆を使っているのなら問題ありませんが、わざわざ万年筆を使ってエントリーシートを書く必要はないのです。
というか、社会人の中でさえも万年筆の利用頻度はどんどん下がっています。
万年筆で書いたのかボールペンで書いたのかなんて分かりません。
まとめ
就活において、ボールペンは最重要なものではありませんが、良いものを持っておく事で確実にあなたの負担を減らすことが出来ます。
オススメは、『ジェットストリーム』と『サラサ』
この2つなら間違いありません。
まだボールペンを購入していない人は是非試してみてください。