エントリーシートのコツ
あなたは何を考えてエントリーシートを書いていますか?
自分の長所を最大限アピールできるように考えるのも良いでしょう。
就活本に書いてあるテクニックを意識して書くのも間違いではありません。
しかし、エントリーシートの目的は「自分の長所をアピール」でも「テクニックを使うこと」でもありません。
「書類選考を通過すること」です。
当たり前の話のはずなのに、その当たり前が意識から抜けている人が本当に多い。
そして、「書類選考を通過する」ためには、「この学生に会ってみたい」と思わせることが最も重要です。
なぜ「会ってみたい」なのか
理由は簡単。
エントリーシートだけで合否は決まらないからです。
そもそも、学生の多くは採用の仕組みを根本的に勘違いしています。
筆記試験→書類選考→グループディスカッション→一次面接→二次面接→最終面接
といった流れは一般的ですが、段階をふむごとに優秀な人材が残っていく訳ではありません。
いや、もちろん優秀な人材も残るのですが、それ以上に残るのが「次の段階に進めたい学生」です。
「グループディスカッションでは目立たなかったし発言も少なかったけど、常に周囲に気を配っていた。良い子そうだし次に進ませたい…」
「自信過多なところもあるけど、バイタリティが凄い…とりあえず次に進ませて人事部長の判断に委ねよう…」
少し乱暴な言い方をすれば、最終面接までは「内定」ではなく「いかに次の選考に残るか」を考えるべきとも言えるのです。
エントリーシートならば「会ってみたい」
そして、エントリーシートにおいては人事に「会ってみたい」と思わせることが大切です。
ただ、一言に「会ってみたいと思わせる」と言っても方法は様々。
しっかりと形式に乗っ取ったエントリーシートを書いて、「優秀そうな学生だな。会ってみたい」と思わせても良いですし、
【ES通過】全てのエントリーシートに共通するコツは『最初の1行に結論、或いは要点を持ってくること』
逆に、ESテクニックが蔓延している現在、形式をぶち壊した内容で「面白い学生だな。会ってみたい」と思わせるのも正解です。
「計算されたおふざけ」を使ってエントリーシートを突破する方法
方法は様々。
内容が及第点に達していなくても、達筆できっちり書かれていれば。
字が汚くても、文章構成がしっかりしていれば。
趣味に「自転車(日本一周経験あり)」と書いていれば。
どんな方法を使っても、「会ってみたい」と思わせればあなたの勝ちです。
まとめ
エントリーシートを通過するポイントは人事に「会ってみたい」と思わせること。
方法は何でも構いません。
あなたの武器を活かしてください。