就活中盤
「あれ?もしかして、私(俺)の就活上手くいってないんじゃね…?」
面接が本格的に始まるのは3~4月です。
時期だけで見れば「上手くいってない」と考えるのはもう少し先の話ですが、そうなってからでは遅いので少し解説しておきます。
「選考は落ちるのが基本」だが…
面接は落ちて「当たり前」引きずらずにさっさと次に行くのが成功のコツだ。
こちらの記事でも紹介しましたが、基本的に新卒就活の選考というのは落ちて当たり前です。
どれだけ優秀な人でも10社や20社落ちるのはわりと普通なんです。
ただ、当たり前の話ですが、優秀じゃない人、或いは就活のやり方を間違っている人もガンガン落ちます。
実力が伴っている人は良いんです。20社落ちようが21社目で内定する可能性が非常に高い。もちろん1社目で内定することもあります。
だけど、実力が伴っていない人が「落ちても気にしない精神」で続けていると、30社落ちる。そして、気付けば志望業界の選考が終わっていたなんて事にもなりかねません。
就活は僅かな"常識のズレ"が起こりやすい
この「実力が伴っていない人」って、言い方は悪いですがものすごく多い。
就活は大半の学生が初めての経験すること。そのため、就活当初に誰と行動したか、どこから情報を得たかによって「就活の常識」は大きく異なります。
それこそ、「ESの内容は結論から書く」なんて内定を取っている学生からすれば当然のことですが、上手くいっていない学生は全然知らない。
1つ1つの小さな「内定を得るための常識」も積み重なれば大きなものになります。
尤も、それがESの書き方なのか、面接での態度なのか、話し方なのか、外見なのか、それは実際に見てみないと分かりません。
自分では気付かないことでも、第三者から見れば一目瞭然なことも多いのです。
自分のどこが悪いか勇気を出して聞く
エントリーシートが5社連続して落ちた。
書類選考は通ったのにグループディスカッションで5回連続落ちた。
目安として、同じ過程を5社連続で落ちたのなら、その部分に何らかの欠陥がある可能性があります。
ただし「欠陥」といってもそんなに深刻になる必要はありません。ないかもしれませんし、あったとしてもちょっとした"ズレ"であることがほとんどです。
繰り返しになりますが、その"ズレ"は自分で気付くのはほぼ不可能です。だって、本人にとってはそれが"常識"なのですから。疑おうという気持ちすらありません。
他人に聞くのです。
聞く相手は「内定を得た先輩」か「上手くいっている同級生」か
ただし、聞く相手には注意が必要です。
あなたの"就活の常識"が間違っている可能性があるのですから、同じグループで就活をしている「いつものメンバー」は避けましょう。
そのグループ全体に"ズレ"が生じている可能性があります。
聞くのならば、「内定を得た先輩」か「上手くいっている同級生」がオススメです。
"ズレ"は本当に小さなものです。大人よりもリアルな今の情報を持っている学生の方が正解により近づきます。特に、すでに成功を納めている「内定を得た1つ上の先輩」なら最高です。
まとめ
就活は大半の学生が初めて行うもの。また、基本的に1人で活動するため"常識のズレ"が発生しやすい。
「あれ?これ就活ヤバいんじゃないか…?」
少しでもそう思ったら周りの人に気になる部分を思い切って聞いてみましょう。
ぐずぐずしていると就活期間が終わってしまいます。