本当におトクな「学割」って、意外と少ない。
定食のライス大盛りが無料。映画館で割引。カラオケでドリンク1杯タダetc
決して、悪くはない。悪くはないけども、割引額は数十円から数百円。「おトク」と言うには、少し物足りません。
どうせなら、数千円、数万円単位でおトクな学割、或いは学生限定のサービスはないものか。
そこで今回は、「本当におトクな学割サービスの条件」と「具体的な3つの学割サービス」を解説します。
本当におトクな学割サービスの条件
「卒業後も使い続けてくれれば、企業が儲かる」
これが、本当におトクな学割サービスの条件です。
どの会社もサービスには絶対の自信を持っています。だからこそ、まずは使い始めてもらいたい。向こう30年使ってもらえるなら、在学中はタダにしても充分に儲かるのですから。
つまり、「映画の学割」や「学生はライス大盛り無料」とは見ている時間軸が異なる。
今回紹介する3つの学割サービス、
これらは、1度使い始めると、卒業後も使い続ける人が多いサービスです。そのため、企業側は「将来の優良顧客」である大学生に損を承知で優待サービスを打ち出します。
もちろん、卒業後も使い続けるかどうかは利用してから決めれば良い。
だけど、確実に、在学中は"損をしない"サービスばかりです。
Prime Student
【一般料金】
年会費3900円
【学生限定の優待】
年会費1900円(月換算159円) プライムビデオ視聴で2000円のクーボンがもらえるため、1年間は実質無料。
【サービス内容】
映画見放題、音楽聴き放題、お急ぎ便使い放題、書籍は10%ポイント還元etc
【デメリット】
利用にはクレジットカードが必要。
Prime Student(旧名:Amazon Student)は、最もコスパに優れた暇つぶしサービスです。
「お急ぎ便使い放題」や「書籍は10%ポイント還元」などの通販サービスが注目されがちですが、本当の魅力は、
- 映画、アニメ見放題(3万作品以上)
- 音楽聴き放題(100万曲以上)
この2つ。
特に、映画アニメ見放題サービスは、ちょっとした暇つぶしに最適。
【歴代の名作洋画】
→スタンドバイミー、タイタニック、ショーシャンクの空に、ロッキーetc
【近年の人気邦画】
→真夏の方程式、海街diary、テルマエロマエ、ソラニン、好きっていいなよetc
【人気アニメ】
→ポケモン、ドラえもん、クレヨンしんちゃん、鋼の錬金術師etc
【お笑い】
→M-1グランプリ、よしもとお笑いセレクトetc
(2017年9月時点。随時変更あり)
上記のように、あらゆるジャンルの王道が豊富に取り揃えられています。
また、「スマホ利用だと通信量が負担になる」と見放題サービスを敬遠している学生もいますが、Prime Stundetのサービスは全てオフラインで利用可能です。
つまり、
- Wi-Fi環境のある場所でダウンロード
- 以後は通信なしで再生可能
この動作を行うことによって、実質、通信制限を気にすることなく楽しむことができます。
見放題、或いは聴き放題のサービスはいくつか存在しますが、月換算159円で楽しめるサービスはPrime Studentだけ。おまけに、2000円のクーポンによって1年目は実質無料。
チェックしておいて"損はないサービス"です。
【公式サイト】
Prime Student詳細ページ
【当サイト内解説ページ】
Prime Studentの解説|月額159円で「映画見放題」「音楽聴き放題」「お急ぎ便無料」が使えるAmazonの学割サービスです。
プライムで思い出した
アマゾンスチューデントずっと入りたいと思ってるけど入ってないな
年会費とか書籍割引考えたらむしろお金くれるようなもんだからいつか入ろう— セロリ (@kitsrq) 2017年7月11日
なんだかんだアマゾンスチューデント入ってプライムビデオ見たら豊富すぎてテンションがやばい
— 勇者schinken (@ryonn_15) 2017年7月24日
アマゾンスチューデントって会費めっちゃ安いのにプライムビデオ見れるし最高じゃん。なんで今まで入らなかったんだろう。もう一年大学生やろ
— さしげ (@vivasashiba) 2017年5月27日
カーシェアリング
【一般料金】
月額基本料金1030円。さらに利用分が「15分206円〜」で加算。
【学生限定の優待】
月額基本料金無料。利用した分だけ「15分206円〜」で加算。
【サービス】
ものすごく手軽なレンタカー。スマホや携帯で1分予約、車が停めてあるステーションに行けば24時間利用可。
【デメリット】
利用にはクレジットカードが必要。
カーシェアは「登録しておけば、24時間いつでも気軽に使えるレンタカー」です。
決して「個人の所有車を共有するサービス」ではありません。全国1万ヶ所に停めてある登録車両を会員証1枚で気軽に借りられるサービスなのです。
【カーシェア】
会員登録必要あり。24時間いつでもOK。12時間以内の利用がメインで、1日以上の利用は割高。
【レンタカー】
会員登録必要なし。店舗の営業時間内でしか借りられない。1日以上の利用がメインで、12時間以内は割高。
魅力はなんといっても「欲しいときに、すぐ借りられる」という手軽さです。
- 遠出するとき
- 大きいものを買うとき
- 旅行先で車が欲しいとき
- ラブホに行くとき
「なくても何とかなるけど、あれば便利」なとき、カーシェアはとても心強いサービスになります。
唯一の注意点は「利用場所が限られること」です。
全国1万ヶ所に拠点はありますが、その多くは主要都市、或いは地方都市の駅前に集中している。具体的に言えば、「東京」「大阪」は拠点が多すぎてすごいことになっていますが、
宮崎県は駅前に12台だけです。
住んでいる場所によって利便性が大きく左右されますが、都市部に一人暮らしをしている学生には非常に心強いサービスです。
- 札幌
- 東京
- 横浜
- 名古屋
- 京都
- 大阪
- 神戸
- 広島
- 福岡
に住んでいて、且つ、免許証を持っている学生は登録しておいて"損はありません"。
【公式サイト】
タイムズカーシェア申し込みページ
【当サイト内解説ページ】
カーシェアの解説|最初に登録しておけば、大学生が自由に車を乗り回せるサービスです。
タイムズカーシェア使ってみた。
前から気になってたN-BOXに乗ってみたくて笑
412円で1時間ww 安すぎるw 洗車&給油で半額になったぜ。 pic.twitter.com/T4NOFJMCeU— だいすけ (@daiacenoah1111) 2017年9月4日
タイムズカーシェアを初めて利用したが何もかもがあっさり過ぎて戸惑うくらい簡単だった…! 感動!
— けんしろう (@weapom923) 2017年9月3日
タイムズのカーシェア入会してきたんだけど、教習所の100倍わかりやすい冊子くれた pic.twitter.com/AnKOvVr3bm
— かけい (@ryu_k_k_m) 2017年9月2日
学生クレジットカード
【一般料金】
年会費数千円〜数万円。
【学生限定の優待】
カードによって「ステータスカードへのランクアップ」や「全国3000店舗での優待」「海外旅行向け保険」など。
【サービス】
「通販」や「Webサービスにおける支払い」など、支払いの利便性が上昇。
【デメリット】
特になし。
クレジットカードは「現代における選択肢を増やせるサービス」です。
ご存知の通り、本来の用途は「後払い」 飲食店や日用品、あらゆる料金の支払いを翌月以降に持ち越すことができるアイテムです。
ところが、現代では「クレジットカード払いを前提にしている便利なサービス」がたくさん存在します。
先に紹介した「Prime Student」や「タイムズカーシェア」はもちろん、「iTunes Store」「Hulu(動画サイト)」や「クックパッド(レシピサイト)」 挙げ始めればキリがありません。
そういった便利なサービスを利用するために、クレジットカードは最早なくてはならないアイテムなのです。
また、クレジットカードの学生優遇はものすごく強い。
優遇内容は各カードによって異なりますが、「年会費無料(条件付き含む)」「発行手数料無料」を共通に、
以上のように、魅力的なサービスが揃っています。
つまり、学生クレジットカードは、
- 持っているだけではお金がかからない
- 現代における便利なサービスを利用できる
- 学生だけの優遇を受けられる
以上3点において、非常に優秀なサービスなのです。「マルイで勧誘されたから「エポスカード」を作る」「CMでよく見かけるから楽天カード(公式サイト)を作る」 きっかけは何でも構いません。
まだ1枚も持っていないのなら、所持を検討しても"損はありません"。
もし、興味があるのなら以下の記事で学生カードについて詳しく解説しているので、自分にピッタリな1枚を見つけてください。
参考大学生のクレジットカード講座|はじめての学生クレカの選び方や疑問が全て解決できるページ
25歳までは三井住友VISAカードを推したい
特に海外の保険とかがあるわけじゃないけど他のカードが特定のポイントで1%還元が高い方な中割といろんなポイントに変換で1%を実現できる&三井住友ブランドを持てる&26歳になったら審査なしで自動的にゴールドを持てる— けーた@るすばんつぁいすちゃん (@keita_i_photo) 2018年3月13日
博多のマルイ一階で
夏に飲んだスイカドリンク、
ホント美味しかった♡
年中ずーっと
あったらいいのにな(._.)♡お土産のスイーツも
ポイントで買えたり、
提示で割引もあったりで満足♡#エポスカード持っててよかった pic.twitter.com/7H4bnJzMno— なっっっとう (@hiyoko_natto) 2017年9月6日
セゾンブルーのカードがやっときました。
年会費無料のアメックス。正直海外旅行以外であんまり使う気はしませんが、海外旅行では特典が素晴らしいと感じます。 pic.twitter.com/X5Z9sWaQge— 早川涼@小説家になろう (@Hayakawa_Ryo09) 2017年8月10日
まとめ
本当におトクな学割サービスに共通するポイントは、
「卒業後も使い続けてもらえれば、会社が儲かる」
です。
どの会社も、サービス自体には圧倒的な自信を持っているのです。だからこそ、まずはサービス自体を使ってもらいたい。誤解を恐れずに言えば、生涯年収の多い大学生には率先してサービスに触れて欲しいのです。
今回紹介した3つのサービスは、1度使い始めれば、卒業後も使いつづける可能性が高いサービスです。そのため、企業側は在学中に損をすることを承知で優待サービスを打ち出しています。
もちろん、卒業後も使いつづけるかどうかは、サービスを使ってみてから決めれば良い。
ただ、せっかく学生限定の優待サービスを打ち出してくれているのですから、使っておいて"損はありません"。