ファッションの中で、最もコスパが良いのは「髪型」です。
極論を言えば、「おしゃれなジャケット」を買ってもおしゃれなのは着ているときだけです。しかし、「おしゃれな髪型」になれば、私服のときもサークルジャージのときもおしゃれに見える。
そして、「おしゃれな髪型」になるための方法は、
「美容室に行く」
これが全てです。
ただ、おしゃれ初心者の大学生は美容室には行きづらいもの。そこで今回は美容室の選び方や入店してからの流れをじっくり解説します。
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なぜ美容室に行くのか
「美容室に行ってカッコいい髪型にする」
外見をレベルアップさせる過程において、これ以上に優先すべき項目はありません。
主な理由は2つ。
- 「髪型」は最もコスパの良いおしゃれである
- 「カッコいい髪型」を目指す上でカットより優先すべきものはない
1つずつ解説していきます。
髪型は最もコスパが良いおしゃれである
外見を整えることにおいて、髪型よりコスパの良いものは存在しません。
例えば、「おしゃれなジャケット」を買ってもおしゃれなのは着ている間だけです。しかし、「おしゃれな髪型」ならば授業中もサークル中もずっとおしゃれでいられるのです。
そして、髪型が顔まわりに与える印象は凄まじい。以下の動画を見てください。(音が流れます)
ツイッター見て来てくださったお客様🙇🏿♂️✨この前の動画が少しでも色んな人にかっこよくなる可能性があること知っていただけてよかった🔥🔥🔥
黒髪でもこんだけ動かせます😁✨そして爽やか君になります😁✨ pic.twitter.com/2hDFefNP4Z— 大月 渉 (@omaturi1002) 2018年6月16日
「おしゃれを始めるなら髪型から」
これは大学生ファッションにおける1つの真実なのです。
カットより優先すべきものはない
髪型を決定付けるのは「カット」です。
当たり前の話なんですが「セットの技術」でも「ワックス」でもありません。髪型は「カット」で90%決まります。だからこそ、美容室に行くのが一番大切なのです。
例えば、同じように見えても、以下の髪型は全て違うカットが施されています。
おしゃれ初心者の方は、本当に美容室に行きたがりません。
「セットの練習」や「ワックスの種類」で何とかしようとしがちです。だけど、近所の格安床屋で切った髪型である以上、何をしてもダサい髪型はダサいままなのです。
家でうだうだ悩むより、美容室に行ってください。
それがオシャレへの何よりの近道です。
初めての美容室の選び方
ここからは、実際に訪れる美容室の選び方の解説です。
「お住まいの地域」や「予算」にも依るので具体的な店名を挙げることは出来ませんが、基本的には、
- 「ホットペッパービューティ」を開く
- 「メンズにおすすめのサロン」が本命
- 「口コミ」をチェックして予約
で間違いありません。
「ホットペーパービューティー」を開く
現在、日本に存在する大半の美容室は「ホットペッパービューティ」に登録されています。
日本全国あらゆる地域の美容室が登録されているため、お住いの地域の美容室を自由に探すことが出来ます。
また、
- メンズにおすすめ
- お手頃プライス
- 学生にオススメ
等々、オススメ別の美容室も表示されるため、自分の好みに応じたベージを開いていけば大丈夫です。
「メンズにおすすめのサロン」が本命
悩むのなら「メンズにおすすめのサロン」を選べば間違いありません。
正直に言えば、どこの美容室を選んでもメンズ向けのおしゃれなカットを施してくれます。ただ、「メンズにおすすめのサロン」ならば、
- 男性スタッフが多い
- 内装が落ち着く
- 気軽な雰囲気
などの「初めての美容室」でも気軽な場所が多いのです。
「口コミ」をチェックして予約
目ぼしい美容室が見つかれば「口コミ」をチェックしてから予約しましょう。
ただ、過度に気にする必要はありません。美容室の口コミに限らず、ウェブ上にレビューを書く人の多くは「上位5%のファン」と「下位10%のアンチ」です。そのため、多少の悪い口コミは気にする必要がない。
目安として「全体の半分近くが悪い口コミ」の美容室は避けるようにすれば充分です。
美容室での流れ
ここからは美容室に行く際の流れの解説です。
心配しなくとも、
「入店時に予約の名前を伝える」
これだけを行えば、あとは美容師さんが全てリードしてくれるため過度に気にする必要はありません。細かい流れは美容院によっても異なりますので。
ただ、不安な人も多いでしょうから、基本的な流れだけ解説します。
予約する
床屋と違い、美容室は基本的に「予約制」です。
人気店なら1週間前、通常の美容室でも前日までには予約しておくのが無難。予約方法としては、
- 「ホットペッパービューティ」でネット予約
- 直接電話で予約
この2択ですが、現代は圧倒的に「ネット予約」が主流です。
また、
「どうしても今日カットしたい!!」
という時は電話で空き時間を尋ねることも可能です。
入店して名前を伝える
多くの美容室にはカウンターが存在するため、入店後はカウンターでこう伝えます。
「18時から予約している◯◯です」
名前を伝えると上着や荷物を預かってもらえることがほとんどです。
カット中は手ぶらで大丈夫ですが、スマホは持ち歩いている人が多め。
カルテに個人情報を記入
座席を案内され「カルテ(問診票)」への記入を促されます。
カルテの内容は美容室によって様々ですが、
- 氏名
- 住所
- 連絡先
- ヘアスタイルの希望
- ヘアスタイルの悩み
- 美容師との会話の有無
- その他気になることがあれば
等々、基本的な情報を記入するようになっています。
また、分からないところは空欄で構いません。この後に「カウンセリング」もあるので、美容師さんと直接相談してもOKです。
担当美容師とカウンセリング
「こんにちは。今日担当させて頂く美容師の◯◯です」
カルテの記入が終わると担当美容師さんとのカウンセリングが始まります。カウンセリングと言うと大げさですが、「どんな髪型にしたいか聞いてくれる時間」と認識して大丈夫です。
希望の髪型があるなら、そのまま伝えれば大丈夫ですし、
決まっていないのなら、美容師さんと相談することが出来ます。
【例】
「美容室来るの初めてで、全然どうすれば分からなくて…」
「あー、そうなんですね。今の大学生だとこんな感じが多いですよー(雑誌ぺらぺらー)」
どちらにしても、初来店の際はしっかりと時間をかけてカウンセリングされることが多くなっています。
当たり前の話ですが、髪型って1回切ってしまうとしばらく戻せないので。美容師さんも真剣なんです。
シャンプー
髪型の方向性が定まれば最初にシャンプーを行います。
大抵の店舗では「カットする椅子」と「シャンプーする椅子」は異なりますので、「シャンプーする椅子」までは自分で移動することになります。
もちろん、美容師さんの指示に従えば大丈夫です。
カット
シャンプーが終われば「カットする椅子」に戻ってカットが始まります。
髪を切るときには「クロス」と呼ばれるポンチョのようなものを着用します。エプロンのように、座ったまま前から着れるので安心してください。
シャンプー
カットが終われば、もう1度シャンプーです。
2度目のシャンプーは「カットで飛び散った細かい毛の掃除」の意味合いが強いので、1度目のシャンプーよりも早めに終わります。
セット
再び「カット用の椅子」に戻り、髪を乾かしていきます。
多くの場合、美容師さんからこう聞かれます。
「今日は、ワックスとか付けますか?」
帰って寝るだけなら「No」でも良いのですが、せっかくなので「Yes」にしてセットの方法も教えてもらいましょう。
「セットの方法教えてもらっても大丈夫ですか?」
と聞けば、ワックスの付け方を詳しく教えてもらえます。
お会計
最後はカウンターに戻ってお会計です。
美容室によっては「次回の予約」をオススメされる場合もありますが、基本的には「行きたくなった時にホットペッパーで予約する」で大丈夫です。
よくある質問集
ここからは、当サイト「大学生はこれを見ろ」に寄せられるよくある質問集です。
随時追加していく予定ですので、気になることがあればコメント欄にどうぞ。
予約の電話が出来ません
現代の主流はホットペッパーでのネット予約です。
そのため「予約の電話」は基本的に必要ありません。
ダサいので笑われないか心配です
誰にでも「初めて」が存在します。
特に、美容室には、
- おしゃれ始めたての人
- 都会に出てきてすぐの人
- 大学デビューの人
等々、毎日「そういう人」が数え切れないほどやってくるのです。美容師さんも慣れています。誰も気にしません。
トイレに行きたくなったら?
全ての美容室にはトイレが完備されています。
そのため、行きたくなったタイミングで、
「すみません。お手洗いお借りして大丈夫ですか?」
と聞けばすぐに行けます。
キャンセルや時間変更したい時は?
ホットペッパーで予約した場合、一定期間(美容室に依る)より前なら、ウェブ上でキャンセルや変更が可能です。
当日のキャンセルや時間変更に関しては直接電話するしかありません。変に気負わず、
「今日の18時から予約している◯◯です」
「はい。どうしましたか?」
「すみません。ちょっと電車が遅れていまして…18時半になっても大丈夫でしょうか?」
「全然大丈夫ですよ。ごゆっくりいらしてください!」
みたいな流れで大丈夫です。
【裏技披露】恥をかきそうで行きたくない!
「美容室は初めてである」を伝えておけば大丈夫です。
そもそも、「恥」と言うのは、相手が想定しているレベルを下回るから感じるものです。最初から「美容室は初めて」「おしゃれ初心者」であることを伝えておけば問題はない。
1つ、美容室に行きやすくなる裏技をお伝えします。
それは「予約時の備考欄に『初めてです』と記載する」というもの。
おしゃれな美容室に行くのが初めてで緊張しています。
分からないことだらけなので、イチから教えて頂けると幸いです。
これ、プロの美容師も推奨している予約方法です。
と言うのも、美容師側からしても「お客さんか初心者かどうか」って早めに知りたいんです。初心者の人にはイチから丁寧に説明したいけど、上級者なのにイチから説明したら怒る人もいますから。
だから、来店前に一言書いておくのはお互いにメリットなんです。
美容師さんも初心者向けの対応ができるし、あなたも変に格好付けなくて良いから行きやすくなります。
まとめ
ファッションを始める上で、髪型は最優先項目です。
「おしゃれになりたい」
「女子にモテたい!」
とお考えならば、「ホットペッパービューティ」を使ってお近くの美容室を探してみてください。
この記事は大学生のメンズファッションページの「髪型:第1回」です。
髪型に関する他の記事をご覧になりたい方は以下のページをどうぞ。
【第1回】(このページ)
大学生男子の美容室入門
【第2回】
大学生のおしゃれな髪型
【第3回】
就活生のおしゃれな髪型