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Fランから大手企業に行くための基本をざっくり解説する。

大手企業

Fランから大手へ

「Fラン(無名)大学からは大手企業に就職できない」

学生たちの間ではこんな噂が広まっています。

まず、結論から言うとこの噂は間違っています。Fランから大手企業に就職した学生は毎年一定数存在します。

ただし、以下の2つの理由によって、有名大学組と比べるとFラン学生が大手企業に入りづらいのは事実です。

  • Fラン大学にはバカが多い
  • 学歴フィルターがある

1つ目はもう良いでしょう。事実です。

今日のメインの話は2つ目です。

学歴フィルター

今や大学生の新卒就活において「学歴フィルター」という言葉は常識になりつつあります。

学歴フィルター(がくれきフィルター)とは日本の就職活動において使われている用語の一つ。

就職活動において入社を希望する者を採用か不採用か決める場合に、一定レベル以上の大学に在籍しているかという基準で決めるという事である。

ウィキペディア「学歴フィルター」より

だけど、その真意を正確に把握している学生は少ない。

学歴フィルターの意味

Fラン

そもそも、企業が学歴フィルターを使う理由は「高学歴の学生が欲しいから」ではありません。

「優秀な学生を効率良く集めたいから」です。

企業側も、高学歴の学生=優秀 が絶対に当てはまる訳ではないのは理解しています。だけど、割合で見れば高学歴の学生の方が圧倒的に優秀なのも事実。

大手企業には毎年何千枚何万枚ものエントリーシートが届きます。昨今のウェブ就活の加速によって届くエントリーシートは増える一方です。

全部見てられないんです。

学歴で切るなら面接には進ませない

面接 就活

毎年こんなことを言う学生が必ずいます。

「また面接で落ちた…やっぱり学歴って大切なんですね…」

これはもう完全な見当違いです。

繰り返しになりますが、学歴フィルターは「効率良く優秀な学生を集めるための施策」です。面接に進ませてから切っていては何の意味もありません。

よって、学歴で切るなら「エントリーシート(書類選考)」で切るか、そもそも説明会にすら参加させません。

学歴フィルターを突破しても通常の選考がある

大学生 就活

さて、ここで大切なのは、「学歴フィルター」と「選考」は分けて考えるべきだということ。

「学歴フィルター」は文字通り「選考」に進ませないための「フィルター」です。何らかの方法で突破しても、次に待っているのは「選考」です。

Fラン学生が大手企業を見据えたとき、誰もが「学歴フィルターの対策」を1番に考えます。

だけど、就活の本番は「選考」なのです。当然学歴フィルターのない企業も何社も受けるでしょう。

「学歴フィルター突破の方法」は二の次です。まずは基本となる「選考の対策」をしっかりと行ってください。

Fランから大手に就職する方法

大学生

それを踏まえて、大手企業の選考に進む方法を紹介します。

方法は大きく分けて2つ。

学歴フィルターのない企業を選ぶ

大手企業の多くは学歴フィルターを採用していますが、全ての企業が学歴フィルターを使っている訳ではありません。

当然大学名に関係なく人物本位で学生を採用している企業も存在します。

最も簡単に見分けるポイントは、リクナビやマイナビなどの企業情報から「採用実績校」をチェックすること。

何十年も前の採用歴や事務職等も混ざっていることもあるので一概には言えませんが、採用実績を見ることで全体の雰囲気は掴むことが出来ます。

また、大学のキャリアセンターからOBの入社した企業を探すのも◯です。

学歴フィルターを突破する

実は、学歴フィルターを使用している企業は、学歴フィルターの思惑とは相反するもう1つの考えを持っています。それは、

「採用する大学を偏らせたくない」という考え。

基本的に、新卒就活では多種多様な人材を採用したいんです。

だけど、学歴フィルターを使えば採用校は偏ってしまう…出身校が偏れば必然的に同じような学生が集まる…でも、全ての学生を厳密に審査する時間も手間もない…。

そう考えた企業の多くはインターン参加者の中から無名大学の学生を数名選びます。

インターンに参加している学生はそれだけで熱意のある学生です。オマケにインターン中に優秀かどうかをじっくりチェックすることが出来る。

無名大学から優秀な学生を採るためには最適な場所なのです。

 

また、学歴フィルターを突破する方法はインターンだけではありません。

要はエントリーシートを提出するまでに選考に進ませるに値する人物であることが伝われば良いのです。いろいろ考えてみてください。

まとめ

Fランからでも大手企業を狙うことは出来ます。

また、その際は何よりも「選考の対策」をしっかりと行うこと。

選考の対策を行っていないと、遅かれは早かれ就活は失敗します。

-就活