面接で緊張
面接で緊張してしまい、本来の力を発揮できない学生はとても多い。
いつも通りやれば内定を得る力があるのに、「いつも通り」が出せない。
今日は、そんな人のために気休めじゃないガチの緊張対策をお話します。
なお、即効性のあるものではないので、しっかりとした準備が必要です。
緊張の原因とは?
学生が面接やグループディスカッションなどで緊張してしまう原因は主に2つ。
- 準備不足
- 経験不足
このどちらか、あるいは両方です。
それでは1つずつ解説します。
経験不足
初めてアルバイトに入ったとき、ドキドキして上手く動けなかったことはありませんか?
それなのに、今では当たり前のように仕事をしている。
初めての異性と2人っきりで帰るとき、うまく話せなかったことはありませんか?
それなのに、付き合って1年たった今では家族の様に会話をしている。
このように、人は「初めてのこと」や「経験回数が少ないこと」など、未知のものと遭遇するときに緊張を覚えます。
就活はほぼ全ての学生が初めて経験するものです。
企業の内部に入るのも、個室で真面目な話をするのも、初対面のおっさんに囲まれて話すのも、将来のことがリアルに決まるのも、みんな初めて経験するのです。
緊張しない人なんていません。
経験不足の対策
基本的には、文字通り「経験を積む」しかありません。
なるべく本命の企業の前にも選考を受けて面接慣れしておくのです。
それが難しいなら1つずつ解消していきましょう。
「個室で真面目な話をする」のに慣れるために、大学の会議室を借りて友人同士で模擬面接をするのも良いでしょう。
「初対面のおっさんと話す」のに慣れるために、OB訪問をして年配の方と話すのも良いでしょう。
経験を積むことに近道はありません。地道に1つずつこなしていくのです。
地味で、面倒くさくて、慣れるまで時間がかかるかもしれませんが、しっかりと経験を積めば必ず成果は出ます。
準備不足
「次回の面接で聞くことは次の1点のみです。『あなたはどんな学生生活を送っていたか』 答えを準備してお越しください」
「次回の面接では政治や経済、世界情勢に関する意見をお聞きします。普段から政治経済にアンテナを貼っていれば答えられる質問です」
多くの人は前者の面接は気軽に、後者の面接はドキドキしながら挑むことになるでしょう。
理由は簡単、自分の学生生活は本人ならば誰でも答えられるからです。
しかし、政治経済に関して自信を持って答えられる人は少ない。いくら勉強してもタカが知れています。
つまり、『準備不足』の時、人は緊張を覚えるのです。
準備不足の対策
こちらも文字通り「準備」するしかありません。
志望動機を考えるだけでなく、論理的におかしいところはないか第三者にチェックしてもらったり。
企業研究をするならば、ホームページを見るだけでなくOB訪問を繰り返してみたり。
就活の準備はしようと思えばいくらでも詰めることが出来ます。
自分が納得のいくまで準備しましょう。
まとめ
緊張の原因は「経験不足」と「準備不足」がほとんどです。
どちらも面接の前日にいきなり克服できるものではありませんが、今から対策すれば充分に間に合います。
自分が面接で緊張するかどうか確かめるためにも、そして経験を積むためにも、「本命の前にも面接を受けに行く」ことをオススメします。