大学生の文房具
「文房具についての記事をお願いします」
twitterでそんなメッセージを頂いたのは3月の中頃でした。
調べてみると、昨今の最新文房具は目を見張るものが多い。芯が折れないシャーペンや消えるボールペンなどの一見惹かれるアイテムも少なくありません。
ロフトや東急ハンズに入り浸り、様々な文房具を手に取っては試し手に取っては試し、2ヶ月以上試行錯誤した結果、たどり着いた結論は1つ。
「いらねえな、これ」
確かに、最新文房具は面白い。次々と新製品が発売され、書店に行けば「最新文房具はこれだ!」みたいな本が所狭しと並んでいます。
だけど、どれもこれも「面白い」だけ。向こう5年使い続けられるアイテムとは到底思えませんし、その「面白さ」ゆえに本来の能力が失われている文房具がとても多い。
という訳で、方向性を変えましょう。
私が過去5年使ってきた、或いは、これから10年使うであろう面白みのない文房具の紹介です。
今回紹介するもの
- シャーペン
- 消しゴム
- ボールペン
- その他文房具
特殊なものは1つもありません。シャーペンにはシャーペンの。消しゴムには消しゴムの機能しか付いていない。
だけど、その1つの機能に関しては決して負けない。そんなアイテムばかりです。
シャーペン
大学生にとって最も身近な文房具が「シャーペン」です。
講義、小レポート、試験etc
ありとあらゆる場所でシャーペンによる筆記は必要になります。私のオススメは2つ、
- ドクターグリップ
- テクトツーウェイ
それでは、1つずつ解説します。
ドクターグリップ(パイロット)
誰もが知っている「疲れないシャーペン」と言えば『ドクターグリップ』です。
固すぎず、柔らかすぎないゴム。
やや太めで安定感のあるグリップ。
好みが分かれるデザインではありますが、「疲れにくさ」という一点においては他のシャーペンの追従を許さないアイテム。
定期試験で、
「○○について論ぜよ(2000字)」
とか書かされる経済系、法学系の学生には特にオススメです。
テクトツーウェイ(ゼブラ)
「書きやすいシャーペン」を語るのであれば『テクトツーウェイ』を外すことは出来ません。
- 細身でスタイリッシュなデザイン
- 重心を低めに設定した「製図用シャーペン」
ドクターグリップとは方向性が大きく異なりますが、こちらも「疲れにくい」に加え「おしゃれ」と定評のあるアイテムです。
製図用シャーペンとしては「グラフギア1000」や「スマッシュ」も人気ですが、このあたりは完全に好みです。
どれも店頭によく並んでいる商品ですので、自分の手に馴染むものを選んでください。
消しゴム
シャーペンとセットで必要なものと言えば「消しゴム」です。
私のオススメは、
- モノ
- フォームイレーザーダブル
の2つ。消しゴムに関しては簡単にいきます。
モノ(トンボ)
すごく、消える。
フォームイレーザーダブル(サクラクレパス)
ものすごく、消える。
けど、すぐになくなる。
ボールペン
年を重ねれば重ねるほどシャーペンより重要度が上がるのが「ボールペン」です。
バイトや就活で既に実感している人も多いと思いますが、重要な書類は全てボールペンで書くのが常識。社会人になる前にボールペン筆記に慣れておくと良いかもしれません。
私のオススメは2つ、
- ジェットストリーム
- サラサ
それでは、1つずつ解説します。
ジェットストリーム(三菱鉛筆)
ボールペンを選ぶポイントは主に3つ。
- 書き味の滑らかさ
- 速乾性
- 発色
その全てを高次元で満たしているのが『ジェットストリーム』です。
数年前まではいわゆる「100円ボールペン」のデザインばかりでしたが、絶大な人気に後押しされて、高級モデルやアルファゲルとのコラボモデルなど様々なデザインが販売されています。
エントリーシート用にもオススメです。
サラサ(ゼブラ)
「ノートをカラフルに彩りたい!」
そんな女子学生にオススメしたいのが『サラサ』です。
滑らかさはジェットストリームに比べると劣りますが、「29色のカラーバリエーション」と「発色の良さ」によってファンの多い一品です。
「黒」と「赤」しか使わないような状況であれば『ジェットストリーム』
カラフルな色を選びたいのであれば『サラサ』
と覚えておけば間違いありません。
その他文房具
その他、私が愛用しているもので大学生にもオススメできる文房具は以下のもの。
- ルーズリーフ用 穴あけパンチ「ゲージパンチ」
- 針無しステープラー「ハリナックスプレス」
- スティックノリ「PIT」
- アルミ定規
1つずつ解説します。
ルーズリーフ用「ゲージパンチ」
パンパンになったクリアファイルから卒業しましょう。
針無しステープラー「ハリナックスプレス」
講義ごとのプリントをまとめる際に便利です。
スティックノリ「消えいろPiT」
すぐに乾く。しっかりくっつく。
定規「アルミ定規」
直線ひける。ついでに切れる。
まとめ
以上、私が過去5年使ってきた、或いはこれから10年使うであろう面白みのない文房具でした。
価格参考のためにアマゾンへのリンクを貼っていますが、最後のアルミ定規以外は大抵の大学生協に販売されています。
興味のある品があれば手に取ってみてください。
感動したりはしません。
だけど、気付いたら5年後も持っていることになります。