トップに立つ人間
「リーダーシップとは何か」
もし、そんな壮大なお題で記事を書き始めたら本が1冊書けてしまいます。
もちろん大学生の時分に本当の意味でのリーダーシップを身につけるのは難しい。きっとあなたが思っているより難しい。
「いや、俺は持っている!」と考えている人もいるかもしれませんが、大抵気のせいです。謙虚な心を忘れちゃいかん。
とは言え、それでも学生生活の間にはちょっとした「リーダー」を務める機会が何度かあります。
サークル長、部長、ゼミ長、バイトリーダーetc
「初めてのリーダー」を務めるあなたに送りたいアドバイスは「即決力を身につけること」です。
選択の時は多い
活動の場に関わらず、多人数で行動していると「どっちでもいい選択」や「どちらも正しい選択」に幾度となく出会うことになります。
- 打ち上げの店はどっちにしようか
- グループ分けはどうしようか
- 集合時間は10時か11時かどうしようか
突き詰めれば「正解」があるのかもしれませんが、これらの選択は「どっちでも良いもの」です。それなのに、大抵の大学生はみんなで固まって「どうする?どうする?」としか言いません。
万が一間違ったときの責任を取りたくないし、最初の一声を上げるのが嫌だからです。
そこで真っ先に声を出すのが「良いリーダー」です。選択肢はどちらでも構いません。とにかく片方を明確に提示することが大切。
問題があるのならば誰かが声を上げますし、問題がないのであればそのまま決定です。
誰かが片方を提示しないと話は一向に進みません。覚えておきましょう。
断言する人に周りは付いてくる
仮に正解が分からなくても断言するのも時には大切です。
例えば、アルバイト先で仕入れを任されている学生も多いでしょう。食材をどれくらい入れるべきか…。いつも通りなら…でも万が一ってことも…。
そんな風に悩んでいても仕方ありません。答えは明日にならないと分からないのです。
明日にならないと分からないことを悩むのは時間の無駄。どうしても決められないのであれば、「上役に確認する」という"決断"をするべきです。
悩んでいる時間が長ければ長いほど下の人間は不安を覚えます。
悩んでも分からないことは、分からなくても即決するのです。それで正解ならばあなたの評価はうなぎ上り。間違っていても「仕方のないこと」です。だって、答えは誰にも分からなかったんですから。
まとめ
「初めてのリーダー」に必要な能力は「即決力」です。
「どちらでも良い選択」にイチ早く意見を提示することで、物事をスムーズに進めることが出来ます。
ただし「考えれば分かること」を「考えずに決める」のはただのバカです。気を付けましょう。
また、本気で「リーダーシップ」を学びたいのなら、以下の本がおすすめです。