アルバイト選びにおいて、大学生が重要視するトップ項目は「稼げる」です。
ところが、大半の大学生は、
「稼げる」=「時給が高い」
だと勘違いしています。
もちろん、「時給が高い」も要素の1つではあるのですが、イコール関係ではありません。どちらかと言えば、「労働時間」の方が大切になるのです。
今回は、
- 稼げるアルバイトのポイント
- 具体的な稼げるアルバイト
この2つに分けて、大学生の稼げるアルバイトを徹底解説します。
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大学生でも稼げるアルバイトのポイント
稼げるアルバイトのポイントは以下の3つです。
【1】時給
→1時間に何円もらえるか。高ければ高い方が良いが、仕事の大変さと比例する。
【2】労働時間
→1ヶ月に何時間働けるか。日中しか営業していない店舗は労働時間が短く、終日営業しているコンビニ等は長い。
【3】期間限定
→特定の時期だけの労働。「結婚式」は土日しかないし、「引っ越し」は新年度に集中する。期間限定のバイトは時給が高騰する。
それでは、1つずつ見ていきましょう。
稼げるポイントその1 時給
時給は「稼げるバイト」の基本項目です。
言うまでもなく、高ければ高い方が良い。「1日5時間、週に4日働く」のならば、時給1000円と時給1500円では1ヶ月の給料に4万円も差が生まれるのですから。
【時給1000円】
1000円×5時間×週4日×4週間=8万円
【時給1500円】
1500円×5時間×週4日×4週間=12万円
ちなみに、時給の基準額は都道府県によって大きく異なります。
大学生に人気の「カフェ」や「居酒屋」「コンビニ」の時給は最低賃金プラスαが普通ですが、最低賃金は都道府県によって違うのです。
【全国の最低時給ランキング】
【1位】東京都 958円
【2位】神奈川県 956円
【3位】大阪府 909円
【4位】愛知県 871円
【4位】埼玉県 871円
〜〜〜
【39位】高知県 737円
【39位】熊本県 737円
【39位】宮崎県 737円
【39位】鹿児島県 737円
【39位】沖縄県 737円
そのため、東京ならその辺のアルバイトでも時給1000円を超えますが、九州では「塾講師」や「パチンコ店」「引っ越し」などを選ばない限り1000円を超えることはなかなかないのです。
稼げるポイントその2 労働時間
大学生が稼ぐために最も大切なのは「労働時間」です。
はっきり言って、大学生が行うアルバイトの時給はドングリの背比べ。居酒屋だろうが、カフェだろうがレストランだろうが時給は1500円に届きません。「時給950円」と「時給1000円」では、1ヶ月の給料に大きな差は生まれないのです。
【時給1000円】
1000円×5時間×週4日×4週間=8万円
【時給950円】
950円×5時間×週4日×4週間=7万6000円
そのため、普通の大学生が意識すべきは「労働時間」言い換えれば「長時間働ける店舗でバイトをすること」です。
例えば、「デパートの販売職」は大学生にとって稼ぎづらい仕事です。10時〜21時で営業していても、大学生が働けるのは講義終わりの18時〜だけ。1日の労働時間は3時間が限界です。
反対に、定番の「チェーン居酒屋」は稼ぎやすい仕事です。17時〜朝5時で営業しているため、講義終わりでも長時間働くことが出来る。徒歩圏内なら6時間以上働くことも可能です。
【労働時間が長い≒居酒屋】
時給1000円×6時間×週4日×4週間=9万6000円
【労働時間が短い≒デパート】
時給1000円×3時間×週4日×4週間=4万8000円
もちろん、平日でも休みの日があったり、土日を朝から働くのならばデパートで稼ぐことも可能になります。
大切なのは「自由時間と営業時間がマッチしていること」です。覚えておいてください。
稼げるポイントその3 期間限定
期間限定のアルバイトは待遇が良くなります。
代表的な例が「引っ越しのアルバイト」です。日本人の引っ越しは「3,4月」と「7,8月」に集中します。そのため、この時期は全国の引っ越し業者が大量のアルバイトを求めている。
その結果、時給が2000円超えることも多い。
繁忙期が過ぎれば強制終了の「短期バイト」ですが、大学生の長期休暇と被っているため、本気を出せば春休みと夏休みでそれぞれ20万円以上稼ぐことも可能です。
引っ越し以外の例としては、
- 結婚式スタッフ(土日のみ)
- 試験監督(試験シーズンのみ)
- イベントスタッフ(開催日のみ)
などが挙げられます。
大学生でも稼げるアルバイトの具体例
ここからは、大学生でも稼げるアルバイトの具体例を解説します。
稼げるアルバイトの条件は、先ほど紹介した3つ、
- 時給が高い
- 労働時間が長い
- 期間限定
上記の条件をなるべく満たすアルバイトを紹介していきます。紹介するアルバイトは以下の6つです。
【塾講師】
→稼げるアルバイトの定番。有名大学ならば待遇が良くなりやすいが、髪型などの規則が厳しい。
【居酒屋】
→労働時間と働きやすさが抜群。22時以降は時給が25% アップになるため、単純な効率で言えば夜勤に数回入れば稼ぎやすい。
【レストラン】
→労働時間と働きやすさが抜群。夜は早めに閉まるが、昼も営業しているため、「平日は夜だけ+土日は昼から夜まで通し」の組み合わせで稼ぎやすい。
【引っ越し】
→短期集中の最強バイト。時給は高く、労働時間も長く、毎日シフトに入れる。ただし、繁忙期限定。
【リゾート住み込み】
→短期集中の最強バイトその2。長期休暇期間にリゾート地に泊まり込みで働く。「終日労働+他にお金使わない」で貯金しやすい。
【ナイトワーク】
→女子の稼げる仕事の定番。風俗やキャバクラまで行かずとも、「ガールズバー」や「昼キャバ」でも通常のバイトよりも高時給。
それでは、1つずつ解説します。
塾講師のアルバイト
有名大学で月15万円以上稼いでいる大学生の大半は「塾講師」です。
時給は低くても1500円、実績を積んだ学生ならば5000円も珍しくありません。平日、土日はもちろん、夏期講習や冬季講習も行われるため年間を通して安定的に稼ぐことが出来ます。
ただ、誰でも出来る訳ではありません。
中高生に教えるためには一定の学力が必要ですし、髪型や服装指定があるところも多い。毎週決まったコマ割りを渡されるため、シフトの融通も効きづらい。
「大学の講義」と「塾でのバイト」を学生生活の中心に据えるなら抜群のアルバイトですが、「サークル」や「遊び」とは両立しづらいのは否定できません。
居酒屋のアルバイト
誰でも頑張れば月10万円は固いのが「居酒屋」です。
魅力は何と行っても「働ける時間が長いこと」 深夜営業をしている店舗を選べば、講義終わりでも6時間以上働けるため日当で5000円は確実に稼ぐことが出来ます。
また、髪型やメイクに寛容なのも嬉しいポイント。
男子の茶髪や長髪、女子のメイクやアクセサリー、大抵の居酒屋はOKです。そのため、どんな学生でも気軽に働くことが可能です。
レストランのアルバイト
居酒屋の高いテンションが苦手な人におすすめなのが「レストラン」です。
大抵、深夜の営業はありませんが、昼営業があるのが嬉しいポイント。「平日は4時間+土日は8時間」の組み合わせで、居酒屋並に稼ぐことが可能になります。
また、良くも悪くも居酒屋よりも厳しくなる点に注意が必要です。
髪型やメイクも厳しくなります。特に、男子は就活ヘアのような黒髪短髪を求められることが多い。その代わり、ヤンキー系の人は少なくなるため、人によっては非常に働きやすい職場になります。
「居酒屋バイト」と「レストランバイト」は同列に語られがちですが、自分の性格を考えて選びましょう。
引っ越しのアルバイト
長期休暇の最強バイトが「引っ越し」です。
みんな知っている「誰でもめちゃくちゃ稼げるアルバイト」です。繁忙期の時給は2000円近くなり、毎日毎日朝から晩まで働ける。春休みや夏休みだけで30万円以上稼ぐ人も少なくありません。
ただ、めちゃくちゃ疲れる。
重たい家具や家電を運ぶのはもちろん、体育会系の社員に馬車馬のように使われます。慣れるまでの1週間は筋肉痛確定です。ハイリスクハイリターンのアルバイト。
ちなみに、最近は女子の採用も多くなっています。
単身女性の引っ越しだと、男だけの業者は敬遠されるのです。加えて、女子バイトは体育会系の社員から甘やかされがちなため、場合によっては「時給2000円だけど、私ぜんぜん力仕事してない!!」みたいなことが起こります。
リゾート住み込みのアルバイト
知る人ぞ知る高収入バイトが「リゾート住み込み」です。
あまり知られていませんが、リゾート地にはシーズンだけの短期バイトが溢れています。
【春】
→全国観光地
【夏】
→海、キャンプ施設
【冬】
→スキー場、温泉施設
そして、それらのリゾート地では「日給1万円〜(宿泊費食費込)」なんてアルバイトが溢れています。
そのため、
- 日中はきっちり働く
- バイト終わりや休日は遊ぶ
みたいな生活が2週間以上続けられるのです。遊ぶためのお金が必要ないため「半分遊びながら10万円単位で貯金」を実現することが出来ます。
ただ、通常のバイトとは違って途中では辞めづらく、出会ったばかりの人たちとの共同生活は面倒くさい。多少、人を選びますが、長期休暇にがっつり稼ぐのなら引っ越しと並ぶオススメのアルバイトです。
ナイトワークのアルバイト
稼ぐ女性の強い味方が「ナイトワーク」です。
ナイトワークは稼ぎたい金額によって主に3段階に分けられます。
【時給3000円〜】
風俗。セクキャバやピンサロ、ソープ等。ちなみに、長期休暇に全国の風俗街に出稼ぎに出かける「風俗リゾートバイト」も存在する。
【時給2000円〜】
ホステス。キャバクラやクラブ、ラウンジ等。実力があるなら風俗以上に稼ぐことも可能。
【時給1500円〜】
ガールズバー。お客さんの横に座ることはなく、基本的には露出度高めの服装で接客するだけ。
賛否両論ありますが、短時間で稼ぎたいのならばナイトワークは非常にありがたい手段です。
ちなみに、男子のナイトワークにはあまり旨味がありません。ホスト以外の仕事は昼仕事と同程度の時給が多く、ホストですらホステスほど保証が確立されていません。
まとめ
大学生でも稼げるアルバイトの条件は、
- 時給が高い
- 労働時間が長い
- 期間限定
この3つを満たすアルバイトです。
全ての条件を満たすアルバイトはなかなかありませんが、なるべく多くのお金を稼ぎたいのなら是非参考にしてみてください。
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この記事は大学生のアルバイト講座の【第3回】です。
他の講座をご覧になりたい方は以下からどうぞ。
【第1回】
みんなのアルバイト事情と基礎知識
【第2回】
アルバイトの選び方
【第3回】(今のページ)
稼げるアルバイト
【第4回】
出会いの多いアルバイト
【第5回】
就活に有利なアルバイト
【第6回】
アルバイトの面接対策
【第7回】
アルバイトの税金