就活の相談
就活も中盤に差し掛かると、現状や成果を誰かに話したくなります。
(友達に弱みを見せるのは気がひけるし…全く関係ない人に話しても…)
そう考える学生が相談しやすいのは、『両親』
どこの家庭でも子供の相談に乗るのは母親と相場が決まっています。
しかし、母親に相談しても就活の道が開けることは非常に稀です。
多くの学生は母親に相談してもイライラして終わります。
母親には知識がない
今でもバリバリ働いてるならまだしも、多くの母親には就活や仕事に関する知識がありません。
あったとしても精々テレビや週刊誌で見た「就活は大変」「経済は不安定」という不安を煽る言葉だけ。
そんな母親が子供に言うアドバイスは決まっています。
「安定しているところへ」
「お給料はそんなに高くなくても安定しているところへ」
「公務員を受けたら?」
「公務員がダメなら銀行は?」
もちろん、子供を心配しての発言ですから悪意は全くありません。
しかし、就活の知識のない母親との話し合いは議論にすらならないのです。
母親にするべきは「相談」ではなく「愚痴」
母親が就活に関して正確な情報を持っていることは非常に稀です。
正確な情報がない親が我が子にかける言葉は「安定を求めろ」だけ。
それでは良い結果に繋がる訳がありません。
母親にするべきなのは「相談」ではなく「愚痴を聞いてもらうこと」です。
答えを求めてはいけません。
そして、本当に自分を心配してくれる母親だからこそ、黙って愚痴を聞いてくれるのです。
相談するなら父親へ
社会人の先輩として、父親は偉大な存在です。
人事の経験が無かったとしても、何十年も社会人として活躍し、何人もの新人を見てきた経歴は尊敬に値するもの。
そして、何十年にも及ぶ社会経験は、上司に好かれる学生、ひいては企業に好かれる学生がどんなものかを無意識のうちに理解しているのです。
就活のことは父親に相談しましょう。
そして、相談する際は、
「就活のことで相談があるんだけど…」
と必ず先に言いましょう。
喜びます。必ず。
まとめ
母親も、父親も、あなたの将来のことを真剣に心配しています。
しかし、だからと言って全てを相談する必要はありません。就活の知識がゼロの人間にイチから説明するのは骨が折れる作業です。
母親には、相談ではなく愚痴を。
相談したいのなら、父親へ。