就活手帳の選び方
就活を行うとき、大半の学生は「就活用の手帳」を使用します。
就活中はどうしても1日に複数の予定が入ったり、急なスケジュール変更が起こりがち。
予定を一目で確認できるようにするため、また、とっさのメモ書きなどに使うためにも、就活手帳があると非常に便利なのです。
ここ数週間で就活手帳に関する質問が何件か来ていたので、簡潔にまとめておきます。
また、迷うのであれば各社から販売されている「就活手帳」を選べば間違いありません。
大型の書店や、大学の書籍部では必ず販売しています。
就活手帳に必要な条件
就活手帳に最低限必要な条件は以下の3つです。
複数のスケジュールを管理できる
何よりも大切なのはこれ。複数のスケジュールをしっかりと管理できること。
具体的には「1ヶ月の見開きページがあること」「大判であること」が挙げられます。
繰り返しになりますが、就活中は1日に複数の予定が入って当然。また、とっさにいくつものスケジュールを書き込まなければならない時が多々あります。
そのため、原則としては、手のひらサイズの手帳よりもA5やB6サイズの大きな手帳を選ぶのが正解です。
派手ではない
就活中は、人事やOBの前で手帳を開く時が多々あります。
そんなとき、キャラクターものの手帳やド派手な手帳はやはり"相応しく"ない。
過度に気にしすぎる必要はありませんが、わざわざ派手なものを選ぶのは避けましょう。
白紙のメモ欄がある
多くの就活生は、「就活手帳」とは別に「就活ノート」を持っています。
主に「説明会」や「OB訪問」などの内容を記録したり、自己分析や自己PRなどの下書きに使用するノートです。
基本的に就活中の「記録」はそのノートに任せれば良いのですが、「スケジュール+α」の内容や、就活サイトのIDなどは手帳にメモしておいた方が便利です。
そのため、一般的な手帳よりも豊富な白紙欄があることが求められます。
販売されている「就活手帳」とは
冒頭でも紹介しましたが、各社から就活専用の「就活手帳」が販売されていますが、絶対に就活手帳を選ばなければいけない訳ではありません。
しかし、「就活手帳」は普通の手帳とは違い、就活に役立ついくつかの特徴があります。
一般的な「手帳」と「就活手帳」の違いは以下の通り。また、もちろん先ほど紹介した「必要な条件」は全て満たしています。
巻末にお役立ち情報
「就活手帳」と呼ばれる商品は、巻末に「就活のマナー講座」や「面接のコツ」「スーツの着こなしルール」などの就活に関するお役立ち情報が載っています。
就活序盤には非常に役立つ内容で、また、面接直前に眺めるだけでも一定の効果があります。
18ヶ月カレンダー
一般的な手帳は「1月始まり」か「9月始まり」の1年カレンダーですが、就活手帳は10月から翌々年3月までの18ヶ月カレンダーのものが多い。
早期に選考を行う企業や、インターンの予定もまとめて管理することが出来ます。
その他就活に役立つ形式
販売している会社ごとに違うので一概には言えませんが、「企業別の進行表」や「就活サイトのID表」など様々な便利ツールが掲載されています。
尤も、「あれば便利」ですが「なくても全く問題ない(就活ノートやスマホで充分に管理できる)」ので、このあたりは好みです。
まとめ
「就活で使う手帳」は各社から販売されている「就活手帳」を選べば間違いありませんが、絶対に選ばなければいけない訳ではありません。
手帳を使う上で最も大切なのは「スケジュール管理のしやすさ」「使いやすさ」です。
大学の書籍部や書店などで実際にチェックしてみて、自分にとって使いやすいものを選びましょう。
また、特にこだわりがないのであれば、一般的な「就活手帳」を選べば間違いありません。