説明会が満席
世の中って、禁止されてないことはやって良いんです。
本当にダメなことは大々的に禁じていますし(法律や規則)、やってみてダメだったら「ごめんなさい」すれば良い。
さて、説明会が満席ですね。
本当に行きたいのなら、食い下がってください。
なぜ満席なのか
ところで、説明会が「満席」ってどういう状況でしょうか。
予約者が参加可能人数を超えた
当たり前の話ですが、予約が参加可能人数に達してしまえばそれ以上の募集をかけることは出来ません。
昨今の大量エントリー大量就活の流れによって、「とりあえず説明会だけでも参加しておこう」という学生が急増しています。
予約開始5分後には「満席」ということも"ざら"です。
学歴フィルターに引っかかった
さて、最近は隠しもしないようですが、一定のレベルの大学でないと説明会の予約が出来ない企業も増えています。
もちろん「Fランだから予約できません」なんて表示される訳ではなく、
あたかも定員に達したかのように「満席」とだけ表示されます。
左が有名大学、右が無名大学です。
満席だ。さぁどうする?
さて、本題です。
タイトルにも書きましたが、説明会が満席の場合、上記の2パターンのどちらであっても直接企業に電話を入れることで参加できる可能性があります。
定員に達している
説明会の定員は、会場の人数より1割ほど少なめに設定されています。
用途は、荷物置き場としてや、登壇者のとりあえずの席など様々ですが、収容人数いっぱいまで募集することはあり得ません。
よって、その気になれば数人をねじ込むことは容易いのです。
ましてや電話してくるほどの熱意を持った学生ならば企業側も悪い気はしません。
学歴フィルター
そもそも、学歴フィルターを使っている企業は高学歴の学生が欲しい訳ではありません。
企業が欲しがる学生は、どこでも一貫して『自社に利益をもたらす学生』です。
『優秀な学生』と言い換えることも出来ます。
しかし、全ての学生を綿密に選考している時間も手間もない。ならば、優秀な学生の割合が高い高学歴の学生から選ぼう。というのが学歴フィルターの本質です。
そして、説明会における学歴フィルター程度ならば、直接電話してでも参加したいという熱意で代替になり得ます。
もちろん、学歴フィルターを突破してもその先ずっと高学歴学生と勝負するハメになりますが…。
メールはオススメできない
この方法のポイントは『熱意』です。
「何が何でも御社の選考に参加したい」
「お願いします。是非チャンスをください」
そんな熱意を前面に押し出すことで文字通り「チャンス」を手に入れます。
さて、メールってどうでしょうか。
簡単ですね。文面もウェブから適当に探せば良いし、ドキドキする必要もない。
どれだけ文章で熱意を伝えたところで、それは作り物です。
就活に限らず、感情を文字で伝えるのは容易ではありません。
感情や誠意、熱意などは行動で伝えるものです。
「参加出来たらラッキー」程度の気持ちならばメールも良いでしょう。しかし、本気で参加したいのなら電話しかありません。
会場に直接行くのも"あり"
「電話は嫌だなぁ…メールも…」
褒められたものではありませんが、電話が苦手という気持ちは分かります。
ならば、当日、会場に直接行くのも"あり"です。
そもそも、説明会ってどれだけ人気の企業でも1割ほど、多ければ3割ほどの学生が欠席します。
説明会開始の5分ほど前に会場に行き、
「もし空席があるようなら参加させて頂けないでしょうか」
と聞いてみれば案外すんなりと参加できることも多いのです。
企業側としても、空席があるのならば断る理由がありません。
成功率は7割弱
さて、「電話」「メール」「直接会場に行く」
これら全てひっくるめて、予約が取れなかった説明会に参加できる可能性は7割弱といったところです。
失敗することもありますが、元々無理だったものに挑戦するんですから、勝率としては充分です。
まとめ
満席で予約が取れない説明会でも、
「電話」「メール」「直接会場に行く」
これらを行うことで参加できる可能性は格段に上昇します。
ただし、
「ウェブ申し込み以外の説明会予約は如何なる場合も受け付けていません」
などの但し書きがある企業は諦めてください。
そこにねじ込もうとする学生はただの「非常識」です。