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【ES通過】全てのエントリーシートに共通するコツは『最初の1行に結論、或いは要点を持ってくること』

エントリーシート

エントリーシート通過のコツ

エントリーシートの題材は様々です。

志望動機や自己PR、ガクチカ、キャリアプランなどを中心に、高校時代や自社の好きな製品など問われる内容は多岐にわたります。

当然、内容によって回答のポイントは変わりますが、全ての質問に共通する答えとして、

『最初の1行に結論、或いは要点を持ってくること』

が挙げられます。

知っておくべき2つのこと

エントリーシートに関して知っておくべきことは次の2つです。

ESを見る時間は長くても5分

学生はとても真面目にエントリーシートを書きます。

短くても1時間、内容によっては1日中かけてESを完成させる学生も少なくないでしょう。

ただ、残念ながら採用担当者がESをチェックする時間は長くても5分です。

昨年は「採用担当者がESをチェックする時間は40秒」なんてニュースが流れました。

学生が考えているよりエントリーシートはじっくり見られていないんです。

採用担当者はESを見飽きている

多くの企業では毎年数千通、大企業では数万通にも及ぶエントリーシートが届きます。

それを数人、どれだけ多くても数十人でチェックするのです。

それはもう大変な労力であると同時に、飽きます。

しかも大体の学生が「頑張ったよ!」「ぼく頑張ったよ!!」と書いているので、飽きます。

特に、要点を絞ってない文章とか最悪です。

採用担当者は「読みやすい文章」を求めているのです。

最初の1~2行に要点を

要点

上記の2点から導きだされる結論は、『要点を最初に出す』こと。

短時間でも要点が分かる

最初の1~2行に要点を書いておくことで、じっくり読み込まなくても内容を理解することが出来ます。

それこそ1枚のESを40秒で読んでいたとしても、要点を1行目に置いておくことによって正確にPRポイントを伝えることが出来ます。

読みやすい文章になる

本当の意味で「読みやすい文章」を書くのは至難の技ですが、1行目に要点を書くことで「読みやすい文章」だと錯覚させることが可能です。

例えば、ウェブ上にはこんな有名なコピペがあります。

うちは父一人、娘一人の二人暮らしでした。
父は再婚もせずに私を育ててくれましたが、
やはり男性でしたし、
相手が欲しかったようで 中学二年の頃から、
私が毎晩父の相手をしていました。

最初はよくわからなかったのですが、
父が優しく手ほどきをしてくれて
大好きな父が相手でしたから、私も嬉しくて、
素直な気持ちで毎晩相手をしていました。
父はとても上手で、いろんな角度から私を攻めてきました。
二人で時間を忘れて朝まで続けてしまったこともあります。

そんな父もすでに亡くなり
今では母親となった私は、当時のことを思い出しながら
夫だけではなく中学生になった息子も相手にしています。

夫と息子がしているのを見るのも好きです。
夫が一番弱いですね。
息子はけっこう強いです。

ちなみに将棋の話です。

紛らわしいですね。すごく紛らわしい。

だけど、この文章の頭に「将棋の話です」と書いてあったらどうでしょうか?

エントリーシートも同じです。

結論や要点が分からずに読み始める文章は分かりづらく苦痛でしかありません。最初に結論を書いておくことで、文章の分かりやすさが格段に上がります。

具体例

「あなたの強みを教えてください」という問いに対しての答えが「英語力」と「コミュニケーション能力」ならば、

【NG例】

私は大学に入学して、間もなく留学生との親睦を深めるサークルに入会しました。そこでは〜

(中略)

以上のことから「英語力」と「コミュニケーション能力」が私の強みです。

ではなく、

【OK例】

私の強みは、「英語力」と「コミュニケーション能力」です。私は大学に入学して〜

(中略)

以上のことから「英語力」と「コミュニケーション能力」が私の強みです。(強みを強調するために結論を最後にもう1度)

このように書くと効果的です。

まとめ

一目で見て内容が理解できるように、分かりやすい文章にするために、1~2行目に要点を書くことがエントリーシート通過のポイントです。

また、「結論から話す」ことは面接においても重要なことなので覚えておいてください。

-就活