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【重要】内定を取れる学生と取れない学生の違いは「自分で考えられるかどうか」という話。

考える

内定の取り方

何年も学生を見てると内定が取れる学生と取れない学生の違いが、

大げさに言えば人生全体を見ても上手くやれる人間とやれない人間の違いがなんとなく分かってきます。

それは、「自分で考えられるかどうか」

ただ、「勉強が出来る」「真面目である」とかそういう意味じゃなくて、「何が正しいか、何が必要かを自分で判断できるかどうか」という能力です。

そして、その能力は就活の成否に大きく影響します。

「効果的な自己PR」って何だ

このサイトでは、現状具体的な就活テクニックは書いていません。(「効果的な自己PRの考え方」とか)

なぜなら、「効果的な自己PR」は学生によって全く違ったものになり、一例を書いた記事を読者全員が信じ込むことは非常に危険だからです。

 

例えば、PRポイントに「真面目に勉強していた」「留学経験がある」この2つを持つ学生がいるとします。

最近は留学が珍しくなくなったこともあり、「真面目に勉強していた」という自己PRを推奨している就活本が増えています。もし、この学生がその就活本を読めば「勉強」を軸に自己PRを考えるでしょう。

しかし、どちらが効果的な自己PRに繋がるかは学生の背景によって大きく異なります。

どこの企業を受けるのか

もし、地元の中小を狙っているのであれば留学経験を推すことを勧めます。

留学なんて今やそこまで珍しくありませんが、地元のおじさん達には未だに「留学=エリート」の構図が根強く残っています。

留学経験を軸に自己PRを行えば問題ないでしょう。

しかし、グーグルやマイクロソフトを狙うというのであれば話は別です。

留学なんて珍しくもありませんし、そもそもそれらの企業を狙うのであれば1つのエピソードに沿った自己PRを行うのは非常に危険です。

もしエピソードを絞るにしても、留学経験よりも在学中の研究内容を軸にした方が良いでしょう。

どこの大学なのか

東大生の「真面目に勉強してました」

Fラン学生の「真面目に勉強してました」

採用担当者の捉え方は180度違います。日本人は肩書きによって受ける印象が非常に強く、失礼ながらFラン学生が「真面目に勉強していた」とアピールしてもアピールにすらならないでしょう。

それならば、

「周りに流されるだけでなく、自分を高めるために留学を決めました。そこで〜(略」

と留学に繋げた方が効果的です。

東大生ならばお好きな様に。それほどまでに日本では「東大」の持つ力は強い。

「人それぞれ」が当たり前ということ

人それぞれ

このように、「効果的な自己PR」は本人の環境や境遇によって人それぞれです。

それなのに、巷の就活本や就活サイトは無責任に、

「留学アピールはもう古い!」とか

「最後の質問は◯◯を聞くと効果的!!」とか

テクニックを断定口調で披露しようとします。

学生は公開されている情報を信用しすぎなんです。就活本や就活サイトの情報は鵜呑みにするだけでなく、自分に当てはまるかどうかを考えなければいけません。

「自分で考える」

就活は大半の学生が初めて経験するもの。

情報を本やウェブに求めるのは当たり前です。そのこと自体は否定しません。

ただ、あなたの環境はあなたにしか分かりません。

志望企業、大学、容姿、性格、将来の目標、それら全てが就活では複雑に絡み合います。

「就活本や就活サイトを信用するな」と言っているのではありません。ただ、それらの情報が正しいかどうかはあなたにしか分からないんです。

自分にとって必要で正しい情報を取捨選択する。

それが「自分で考える」ということです。

大学までは考える必要がなかった

自分で考える

冒頭でも少し書きましたが、「自分で考える」ことって、「真面目」とか「勉強が出来る」こととは違います。

「真面目に頑張る」っていうのは、前に進むこと。

「自分で考える」っていうのは、進む方向を考えることです。

大学まではとりあえず頑張れば大抵のことは上手くいきます。受験勉強は用意されたテキストを頑張れば、部活はコーチに言われることを頑張れば。

しかし、就活を初め、社会に出てからは進む方向も自分で考えなければなりません。

就活本を鵜呑みにして、真面目に頑張っても結果は出ないのが当たり前なのです。

自分で考えるんです。新しいことに挑戦するときに無知なのは仕方ありません。ただ、数ある情報の中から自分で選ぶんです。

何が正しく、何が効果的で、どう行動するべきなのか。

そこが分かれ道です。

まとめ

「自分で考えて行動する」

これが出来れば、就活は上手くいきます。

必ず。

-就活