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グループディスカッションが苦手な学生へ。GDを突破するための基本4つ。

グループディスカッション

グループディスカッション(GD)

グループディスカッションは難しくありません。

グループディスカッションによって選考から落とされてしまう人は毎年数えきれないくらいいますが、その多くはGDの評価基準を勘違いして自滅しているだけです。

GDの評価基準と、ちょっとしたポイントを抑えるだけで簡単に通過できるのです。

GDで評価されること

企業にもよりますが、チェックポイントはいくつかあります。

  • 初対面の人とコミュニケーションがとれるか
  • 自分の意見を無理に押し通していないか
  • 他人の意見を受け入れられるか
  • 論理的な話の展開が出来るか

一言で言えば、「問題なく議論を進めることが出来るかどうか」です。

能力で言えば「チームワーク」と「コミュニケーション能力」

つまり、グループディスカッションにおいては、真面目に勉強してきた学生より「テニサーの代表やってましたー!」という学生の方が有利だとも言えるのです。

だけど、大丈夫。

GDでチェックされる「チームワーク」と「コミュ力」なんて、次の4点に気を付ければ「ある様に見せる」ことが出来ます。

【1】喋りすぎない

話せない

これ、ものすごく多い。

「コミュ力がある」「発言力がある」と見せようとして、自分の意見を喋りまくる学生。もう最悪です。

  • 話がまとまりかけてるのに目立とうと思って崩す。
  • 人がまだ話しているのに、割って入る。

グループディスカッションにおいて「空気を読むこと」はとても大切です。

「俺が!」「私が!」と主張しなくても、自分の番が回ってきたときにしっかりと話すだけで充分なんです。

言い忘れたことや反対意見があるときは、挙手をするか、しっかりと「良いですか?」と発言してから意見を言う。

難しく考えなくて良いんです。

GDに限らず、就活は『当たり前のことを当たり前に出来る人』が成功します。

【2】結論から先に話す

美人

議論の基本中の基本です。

「私は◯◯だと思います。なぜなら□□だからです」

ここまで短くする必要はありませんが、意見は結論から話し、簡潔にまとめる。

長く話すのは、メンバーから質問されたり、詳しい説明を求められたときだけで充分です。

【3】メンバーを助ける

友達

グループディスカッションの人数は4人〜10人以上と様々ですが、人数が増えれば増えるほど「あんまり話さない(話せない)学生」が増えてきます。

ここで「やったぜライバル脱落フッフー!!」とか思ってはいけません。

思い出してください。あなたは「コミュ力抜群の学生」なのです。

「◯◯さんはどう思いますか」

もし、誰かが答えに詰まって黙り込んでしまったら、

「まだ意見がまとまらないなら先に□□さんにいきましょうか」

すかさず、助け舟を出してください。

採用担当者からは「周りがよく見えている」と評価され、助けられたメンバーは次にあなたが困ったときに助けてくれるかもしれません。

メンバーのためではありません。あなたのために積極的にフォローしてください。

【4】お題の前提を明確にする

テクニック

「良い発言」なんてしなくても、GDを通過するのは可能ですが、やはり1度くらいは見せ場が欲しいもの。

そんなときは、議論の前半部分で「お題の前提を明確にする」のがオススメです。

例えば、

「我が社が向こう10年成長していくにはどうすれば良いか」

というお題が出たとします。

多くのグループはすぐ議論を始めます。

「新興国に展開しよう!」

「リピーターを確実に獲得しよう!」

「新製品(新サービス)を出そう!」

もうこの時点でまとまりのない議論になるのは目に見えています。

「お題がふわっふわで曖昧だから」です。

「40年(長期)ではなく10年(短期)なんだから、新サービスより既存のサービスを強化する方向議論しませんか?」

「そもそも『成長』の定義を明確にしませんか?年商?利益?社員数?」

お題の捉え方によって議論の内容は大きく変わります。まずは、その捉え方をグループ全体で共有するのです。

まとめ

GDを突破するには以上の様なコツがあります。

しかし、グループディスカッションも面接にしてもそうですが、1番のコツは『数をこなすこと』です。

ウェブや本の知識はそこそこに、大学の就職セミナーに参加したり、友人同士で模擬GDをやってみたり、志望度の低い企業の選考で練習するのがオススメです。

-就活