自由筆記
ここ2,3年で一風変わったエントリーシートや小論文が増えました。
一般的な行数や文字数が決まっているものではなく、真っ白なA4用紙に「自由に◯○してください」というものです。(自己PRや大学生活を表現してくださいなど)
さて、どんな風に書けば良いのでしょうか。
やってはいけないこと
まず、確実な正解はありません。
自己PRやガクチカ(学生時代に力を入れたこと)は人それぞれで、それをどう表現したらベストかは学生によって異なるからです。
しかし、確実にやってはいけないことははっきりしています。
それは、『普通に文章を書くこと』です。
企業側は自由筆記にすることで学生の表現の仕方を見ようとしています。そんな中、まるで横線が書いてあるかのように普通に文章を書くのはただの"バカ"です。
断言します。100%通りません。
さて、それでは大筋の正解の具体例です。
基本は「分かりやすい」こと
この手の自由筆記のポイントは「一目で要点が分かること」「分かりやすいこと」です。
写真や絵、図などを入れる
基本戦略はこれ。
文章は普段使っている自己PRを軸にして、随所に写真や絵を挿入します。
文字だけより遥かに理解しやすく、見栄えもよくなります。
そして何より「頑張って書きました感」が出て、好感度は高いです。
小見出しを入れる
すぐに写真や絵を持ってこれない状況に使うのはこれ。
淡々と、
それだけでなく、よさこいも(中略)
また社交ダンスにも(中略)
と書いていくのではなく、
私が癖字時代に力を入れたことはインド舞踊です(中略)
・交友関係が広がったよさこい
それだけでなくよさこいも(中略)
・大会で入賞した社交ダンス
また社交ダンスにも(中略)
と、本文の上に内容の要約を大文字で書くと文章の分かりやすさがグッと上昇します。
何も書かない
ちなみに、
『A4用紙に自由に自己PRしてください』
というエントリーシートに対して、
『完全極秘!詳細は面接で!!』
とデカデカと書いて出すということをここ数年で何人かの学生にやってもらっているんですが、今のところ通過率100%です。
勇気があれば試してみてください。
(2014年2月18日追記)
アクセスの集中に伴い、「完全極秘」を実際にやる人が増えると予想されます。
こういう変化球は1人しかやらないから効果があるものです。
今年はもうやめておいた方が良いでしょう。
まとめ
やってはいけないことは、『普通に書く』こと。
基本戦略は、『一目で見て要点が分かるように』です。