仕事ができる奴
「◯◯は仕事ができるなー」
「□□とシフトが一緒だと楽だわー」
いますよね。そんな奴。
正直なところ、端から見てる分にはそこまで仕事が出来るとは思えない。
普通にミスもするし、めちゃくちゃ手際が良い訳でもない。だけど、周りからの評価は「仕事ができる奴」
ポイントは「ミスの自己申告」です。
「仕事ができる奴」とは
厳密に言うと、アルバイトにおける「仕事ができる奴」とは「仕事ができる奴」ではありません。「仕事ができない奴以外」です。
仕事内容にも依りますが、大学生のバイトの大半を占める飲食店や小売店ではシンプルな業務が多く「仕事ができる」という区分が生まれづらい。
その代わり、簡単に生まれてしまうのがシンプルな業務すら出来ない「仕事ができない奴」です。
つまり、無理をして「できる奴」にならなくても「できない奴」にさえならなければ、必然的に「できる奴」になれる。
では、「できない奴」を回避するために最も重要なことは何か。
怒られないことです。
怒られるタイミングとはいつか
バイトをしている学生なら経験があるかと思いますが、どれだけ気を付けていてもミスは発生するもの。
注文を間違えたり、グラスを割ったり、調理を間違えたり、伝達ミスがあったりetc
さて、言うまでもなく、上役に怒られるのは「ミスが発覚したとき」です。
グラスを割った時点で怒られる訳ではありません。だって、その時点では本人以外だれも気付いていないのですから。
グラスを割って、「しまった!」と思う。少しおろおろした挙げ句、バレない内に片付けてしまおうとする。
だけど、誰にもバレない訳はありません。片付けている間に見つかってしまいます。
「おい!何やってるんだ!!」
ミスは「見つかる」のが一番いけない
ここ、大切なポイント。
ミスって見つかったときが一番怒られるんです。
「何を当たり前のことを…」
あなたはそう考えるかもしれません。だけど、ミスをしても怒られないパターンもいくつかあるはずです。
例えば「ミスが見つからなかったとき」はどうでしょうか?言うまでもなく、見つからなかったミスは存在しないのと同じです。伝達ミスや調理ミスであれば迷わずもみ消すのも良いでしょう。
だけど、いつも隠せる訳ではありません。大抵のミスは遅かれ早かれ見つかってしまいます。
では、どうすれば良いか。
「見つかる」前に「自己申告」するのです。
失敗は発生するものである
失敗をしない人なんて存在しません。大きな店ならば日にいくつかのグラスは割れますし、いくつかの注文ミスもあります。
そんなことは上役も分かっています。だけど、見つけてしまっては怒らざるを得ない。それを見過ごせば仕事を甘く見られるだけですし、そもそも怒鳴ることが習慣になっている。
見つかる前に自分で言ってしまうんです。
隠せそうもないミスをすれば真っ先に上役のところに向かう。
「すみません。◯◯なミスをしてしまいました。対応は□□で良いですか?」
(↑適当に口語に)
そうすれば、怒鳴ることは出来ません。既に謝罪も対応の打診もしているのですから。
怒鳴られることもないので、周りのバイト仲間の評価が下がることもありません。
あなたの周りの「仕事の出来る人」を見てみると良い。ある程度手際が良いのはもちろんですが、隠せるミスは隠し、隠せないミスは自己申告しています。
まとめ
ミスは「見つかったとき」が最も怒られるタイミングです。
よって、その場でオロオロするのはもってのほか。行うべきことが分かるなら即座に対応して、見つかる前に上役に謝罪する。
対応が分からないのあれば、上役に謝罪して対応を教えてもらいましょう。
「見つかるミス」を減らしていけば、自然とあなたの評価は上昇していきます。