スーツは没個性か
強いストライプが入ったスーツ
ブランド柄が大きく入ったネクタイ
装飾のきつい革靴
サイドを刈り上げた個性的な髪型
どんな企業の選考にも数人はこういった「個性を主張した学生」が存在します。
もちろん、選考の形によってはこういった主張も"あり"です。ベンチャー企業や服飾系の企業を中心に「あなたらしい格好で選考におこしください」なんて会社も存在します。
ただ、普通の企業で、普通に内定を得たいのに上記の様な格好をする学生がいればそれはもうバカだとしか言いようがありません。
リクルートスーツが常識だということ
「みんなが無個性な黒髪短髪で気持ち悪い!」
「説明会ではみんな真っ黒で人がゴミの様!」
「「そんな無個性に染まるのは嫌なんです!!」」
学生はみんなそう言います。あと、起業家とかその辺りの人も似たようなことを言います。
でも、それは「外から見た人の意見」
残念ながら、新卒就活においては黒髪短髪でリクルートスーツに身を包むのは常識です。
電車に乗るときはお金を払うように、試合の前には挨拶をする様に。
常識すら守れない学生を企業が欲しがると思いますか?
「だって!就活は見た目で決まるって偉い人が言ってた!!」
それは間違っていません。
就活に限らず、恋愛も仕事も外見は結果に大きな影響を及ぼします。
お前、まさか外見は気を抜いても内定を取れると思ってるんじゃないだろうな?
さらに、最近人気が高まっている就活本にこんなものがあります。
違うんです。「見た目で決まる」だから「目立て」って意味じゃない。
その「普通の着こなし」がみんな出来てないんです。
身体に合ったスーツを着て、クリーニングに出してパリッとしていて、ネクタイをしっかり結んで、靴はピカピカにして。
「普通」が出来てない。
だから私たちは「外見が大切だ」ってアドバイスする訳です。
じゃあ「個性」ってなんだ
そもそも、大学生は就活中に「個性」を意識する必要はさほどないんです。
「個性」は誰にでもあるから
月並みな台詞ですが、世の中にあなたは1人しかいません。
「個性」なんてそれだけで充分です。
もし、形式的な説明が欲しいのなら、
あなたが育った地域、あなたが入った部活、あなたが入った大学、あなたが働いたバイト、あなたが考えたことetc
その組み合わせで20年強生きてきたのはあなただけです。
「個性」が必要ない
ここまでの議論を放り投げることになりますが、就活って個性いらないんです。本当のところ。
何度も言っていますが、企業側は面接時点での学生の能力や優秀さなんて大してアテにしていません。
今まで仕事をしていないんだから、ビジネスマンから見ればドングリの背比べです。
っていうか、数回の面接で「あ、こいつ個性的だな」って分かる学生なんて、「個性がある奴」じゃなくて「変な奴」です。
欲しがりませんよ。そんな学生。
まとめ
それでも"個性的"な格好をする学生にはこの言葉を送ります。
「百貨店で1万円出せば誰でも得られるものが個性なのか。安いもんだ」