お金を稼ぐ
「大学生だけど、何十万円何百万円というお金を稼ぎたい!」
「だけど、特殊な技能は何も持ってない!」
「もちろん法律には触れたくない!」
「それでも在学中にお金を稼ぎたい!!」
ちょっとお前、そこ座れ。
いいですか。数十万円って言うのは大金です。一流大学を出て、一流企業に勤めて、30歳或いは40歳。
それでも大半の人間の月の手取りは50万円にも達しません。
優れた能力もない大学生が法にも触れずに数十万円を稼ぐ?
そんなのお前…「イベント企画」くらいしかねーよ…。
イベント企画
都会に住んでいる学生なら分かるかもしれませんが、世の中には様々な「イベント」があります。
クラブでのライブイベント、学生の交流イベント、ビジネス支援イベントetc
その参加費は1000円から1万円以上まで本当に様々です。そして、当然その参加費は全て運営費として使われる訳ではありません。主催者(社)の懐にも入っています。
ものすごくシンプルな事例を1つ挙げましょう。
ある学生は月に1度、街中のパーティ施設やお店を貸し切って「学生の交流」と銘打って飲み会を開催しています。
参加費は5000円。高いようにも感じますが、高級感のある会場をチョイスし、ダンスサークル等に演目を依頼しているので割高感はないようです。
参加者は毎月50人。そして、開催に必要な本当の金額は3000円。
差額の10万円(2000円×50人)は、たった1人の主催者の懐に入ります。毎月。
大人はあちこちで行っている
さて、こう書くと参加者を騙しているようにも思えますが、イベント企画は昔から存在するベタなビジネスです。
例えば、あなたはライブやオーケストラを見に行くかもしれません。当然チケットは数千円から数万円はします。
そのチケット代に利益が入っていないと思いますか?
会場費、人件費、アーティストへの出演料etc
それらを除外した「利益」はイベント運営会社の懐に入ります。運営会社が存在するからこそ、イベントは定期的に開催され、出演者達は演目だけに集中し、私たちも安心して楽しむことが出来るのです。
テンション高い系だけじゃない
「でも、クラブイベントや交流会なんて開催できないよ…」
確かに、いわゆる「テンションが高い系のイベント」は学生以外の勢力の方が強い。そういう時は逆に考えるのです。学生が参加したがるイベントとは何か。
就活、特殊技能、モテ講座、ゲーム、交流etc
あなたが自身に能力がなくても問題ありません。能力のある人を雇えば良いのですから。実力者を呼べば参加費が多少増えても不満は出ません。
- WEBデザイナーを雇って学生向けのデザイン講座を開く
- ダンサーを雇って学生向けの1日ダイエット教室を開く
- 「理系だけの静かな飲み会」と銘打ってイベントを開く
テーマは本当に様々です。地方だからこそ出来ることもあるかもしれません。地味な学生生活を送っているからこそ出来ることもあるかもしれません。
イベント企画ビジネスに参入することに必要なのは行動力だけです。
利益を出すポイント
イベント企画ビジネスで利益を出すには、次の3つのいずれか、或いは全てを満たす必要があります。
- 参加費が高い
- 実費は安い
- 人が集まる
どれに重点を置くかはあなたの自由ですが、「学生」を武器にするのであれば、参加費と実費は抑え、人を集めることに注力するのが基本です。覚えておきましょう。
まとめ
人が集まるイベントを企画し、参加費を集めれば小銭を稼ぐことはさほど難しくありません。
また、この小銭稼ぎの最もミニマムな例が「サークルの飲み会で参加費をちょろまかす」です。
参加者には「4000円」と言っておきながら、お店に交渉して単価を下げさせたり、メニューに載ってない特殊なコースにする。
数十万円は無理でも、数万円ならば簡単にちょろまかすことが出来ます。
尤も、こっちは完全に詐欺ですし、バレたら驚くほど簡単に学生生活が崩れるのでオススメはしません。