グループディスカッションの突破
グループディスカッションが苦手な人はとても多い。
尤も、一般的な"コツ"の様なものは、いくらでも就活本が解説していますし、
当サイトでも以下の記事で軽く紹介しています。
グループディスカッション初心者の学生にありがちな3つの勘違い
グループディスカッションが苦手な学生へ。GDを突破するための基本4つ。
それなのに、グループディスカッションが苦手な人は本当に多い。
それは、頭では突破する方法を分かっているのに実践できていないからです。
なぜGDを通過できないのか
グループディスカッションが苦手な学生は、中途半端にマジメな学生がとても多い。
グループディスカッションのコツはざっくり言えば『慣れ』ですから、3年時からゼミ討論や就活対策を繰り返してきた「ものすごくマジメな学生」にはさほど苦ではなく、
「就活なにそれ?」状態の学生はサークルノリで突破してしまう。
結局、GDで取り残されてしまうのは、1年以上前から就活対策をするほどマジメではなく、就活にサークルノリを出せるほどバカでもない、中途半端にマジメな学生という訳です。
いつも通りやればできるのに
そんな学生は決してバカではありません。
就活本を読んだり、大学のGD対策講座に参加したりして、知識は蓄えています。
「こうすれば突破できる」ということは理解しているのです。だって、本や大学が正解を教えてくれるのだから。
だけど、実際には出来ない。
そりゃそうです。
初対面の相手に机上の空論を完璧に展開できる人なんてほとんどいません。
「こうすれば突破出来る」の『こう』を実行するのが最も難しいのです。
で、『裏技的なコツ』って?
表題に戻ります。
要は、
- 「GD突破の方法」は知識としては皆知ってるけど、それを実践できない
- 実践できれば突破できる
- じゃあどうすれば実践できるのか←ココ大事
って話。
そして、その答えは『待ってる時に隣の学生と話しまくる』です。
隣の学生と雑談するだけでGDは通過できる!?
とまでは言いませんが、通過できる可能性は格段に上がります。
そもそもGDは「初対面の相手」と「いきなり討論する」から難しいんです。
初対面を顔見知りにする
誰でも初対面の相手と話すのは苦手です。
だったら、初対面じゃなくせば良い。どうせ待ってる間は暇なんですから。
あなたの話す相手がGDに同じグループとは限りませんが、それでも何もしないよりは全然良い。
「今日初めての初対面との選考」と「初対面と散々話しまくった後の初対面との選考」
有利なのはどちらですか?
話すことに慣れる
スポーツする前に準備運動をするのは当たり前。歌手がライブの前にリハーサルで喉を開くのは当たり前。
なぜ、討論の前に準備運動しないのか。
選考の前に大声を出す学生はいないでしょう。一人暮らしならば、起きてから誰とも話さずに選考に挑む学生も多い。
それが危ない。
顔の筋肉はいきなり動きません。大きな声はいきなり出せません。
GDの前に雑談しておくことで、顔の緊張をほぐすのです。
まとめ
グループディスカッションの前は周りの学生と雑談することで、通過率を上げることが出来ます。
理由は、
- 初対面に慣れること
- 話すことに慣れること
忘れないでください。