自信がない
「自信が持てなくて、何かに挑戦したり出来ない」
そんな悩みを持っている大学生はとても多い。
大学は良くも悪くも「自由」です。自分から一歩を踏み出せば何でも出来ますが、自分で動き出さないと本当に何も起こらない。
現役大学生のあなたなら分かると思います。
だけど、多くの大学生は自信がない。だから自分から動き出すことが出来ない。何か"きっかけ"が現れるのを待ち続ける。
そして、その"きっかけ"は来ないままに大学生活を終える。
自信さえあれば…。そこに飛び込める理由さえあれば…。
違うんです。
確かに、何かを成し遂げるためには「自信」や「自分への信頼」が必要不可欠です。
だけど、まだ何も成し遂げていないあなただからこそ、無謀な一歩目が必要なんです。
行動するためには"自信"が必要
あまり意識していないかもしれませんが、行動を起こし、何かを成し遂げるためには「自信」が必要不可欠です。
例えば、あなたに好きな異性がいるとしましょう。
いきなり「好きです!付き合ってください!」なんて告白する人はいません。成功するかも分かりませんし、そもそもそんな自信はない。
まず、ラインで他愛ないメッセージを送ります。返事が返ってきて、やり取りが繰り返されます。そこで1つの自信が生まれます。「嫌われてはいない」と。
その「嫌われていないという自信」を元に次の1歩を踏み出します。デートに誘うのです。
デートに連れ出すのに成功します。デートは好感触のまま解散し、帰ってみれば「楽しかった」とメッセージが届きます。ここでもう少し大きな自信が生まれます。「割と好かれてるんじゃないか」と。
「好かれてるんじゃないかという自信」を元にさらに次の一歩を踏み出します。何度かデートに誘うのです。
何度デートに誘っても好感触が続きます。ここでさらに大きな自信を持つのです。「これはいける!」と。
「これはいける!という自信」を持って最後の大勝負です。
『好きです!付き合ってください!!』
成功への道はワンパターン
分かりやすく恋愛で例えましたが、スポーツにしろビジネスにしろ、成功への道は大体同じです。
挑戦し、成功する。自信を持つ。その自信を軸にもう一回り大きな挑戦をする。
この繰り返しです。
最初から大きなものに挑戦して成功できる人はいません。小さなものから挑み、そこで得た実績や自信を元にさらに大きなものに挑戦するのです。
徐々に、徐々に自信と成功は大きくなっていきます。
気付けば、あなたがテレビや雑誌でよく見る「成功者」の誕生です。
現代は小さな自信が持ちにくい
上記のループを見れば分かるように、大切なのは最初の一歩目です。最初の一歩さえ踏み出してしまえば、流れに乗ることが出来るのですから。
ところが、現代では最初の一歩を踏み出すための小さな自信がとても持ちにくい。
昔は良かったんです。中学校のときにクラスで一番足が早ければ、実力テストで学年10位以内ならば。仲間内で一番お洒落ならば。大人になるまでに小さな自信を持つポイントがたくさんあった。
ところが、今はクラスで1番でも「市内で何百番」学年10位以内でも「全国模試で何万位」。仲間内で一番お洒落でもテレビではネットでは華やかな同年代が大活躍。
ウェブや統計の発達によって、同年代全体での順位が可視化されてしまった。成長する過程で、最初の1歩目を踏み出すための「小さな自信」を非常に持ちづらくなっています。
そのため、上記で紹介した成功の流れに乗れない。何にも挑戦しないから、負けもしないけど勝ちもしない若者が増えているのです。
何よりも一歩目
「自分にはまだ早いかも」
「力不足じゃなないかな…」
自信や実力の無さを言い訳に飛び込まない、飛び込めないこともあるでしょう。
でも、まず飛び込むんです。自信がないからこそ、実績がないからこそ、最初は無謀とも言える一歩目を踏み出さないと何も始まらないんです。
「成功」なんて言うから大げさに聞こえるかもしれません。だけど、
「異性へのアプローチ」「新しいアルバイト」「インターン」なんでも同じです。
黙っていても勝手に自信が持てる日はやってきません。一歩目です。まず、踏み出すんです。
踏み出してしまえば後は嫌でも行動を起こすことになります。動き続ければ成功しようが失敗しようが一定の自信を持つことが出来ます。
あとは、その「自信」を持って…もう分かりますね。
まとめ
成功への道は大体同じです。
挑戦して、成功する。自信を持つ。その自信を持って、少し大きなことに挑戦する。
その繰り返しです。自信がない人は最初の挑戦が出来ない。だからいつまでたっても何も変わらない。
自信がなくても、最初の一歩を踏み出すんです。そうすれば成功しようが失敗しようが、少しの自信を持つことが出来ます。
あとはその「自信」を元に行動してください。そして、少しずつ、少しずつ「自信」と「挑戦」を大きくしていくのです。
ちなみに、冒頭の画像は水に飛び込む瞬間のペンギンです。
力んでます。
そんなもんです。