突然ですが、あなたはうんこをもらしたことがありますか?
いや、あなたが言いたいことは分かります。
「もらす訳ないだろ」とか。
「気持ち悪い」とか。
そう言いたい訳でしょう。分かる。本当によく分かる。
では、こちらのデータをご覧ください。「インターネットリサーチ Qzoo」が調査した「年収別 これまでにウンコを漏らしたことがある人の割合」です。
そうなんです。
実は、日本では「年収」と「うんこ漏らし率」に密な関係があるのです。
できるビジネスマンはなぜうんこを漏らすのか
私は前々から「優秀な人間ほどうんこを漏らす」という持論を持っておりました。
その証拠に、今から2年以上前の2013年6月にこんな記事を書いています。
なぜ漏らすのか。要点を簡単にまとめてみましょう。
「できる人」は下痢になりやすい
人がストレスを感じたとき、最も影響を受けやすいのが胃腸だと言われています。
具体的には、
男子は下痢。女子は便秘。
つまり、ストレスを受けやすい男子は下痢になりやすいのです。
「できる人」は、日々、様々な形でストレスを感じています。
気難しい上司には気を使い、妬んでくる同僚をかわし、尊敬の眼差しを見せてくる後輩にはボロを見せないように。
なまじ「できる人」と思われているため、気を抜くことは出来ずストレスは溜まる一方です。
「できる人」は排泄のチャンスが少ない
極論を言えば、ニートがうんこを漏らすことはない。だって、いつでもトイレに行けるのですから。
「できる人」は違います。
任される仕事は多く、不必要にトイレに行くことは出来ません。
会議中や、訪問先では長時間トイレに行けないことも多い。
1度チャンスを逃せば、次に便器に会えるのは何時間も後かもしれません。
「できる人」は排泄できるチャンスが圧倒的に少ないのです。
「できる人」は自分の限界を知っている。
「できる人」は、先を読む能力に長けています。
「あと何時間で仕事を終わらせることが出来る」
「これ以上睡眠を削れば、明日の仕事に影響が出る」
言い換えるならば「できる人」は自分の限界をよく知っているのです。
そのため、「できる人」が電車内で便意に襲われたとき、こんな風に考えます。
(ふむ…括約筋の緊張具合からして、あと30分は耐えられるな…ここで電車を下りてトイレに向かっては時間の無駄…!オフィスに着いてからでも充分間に合う…!!)
しかし、うんこはいつでも私たちの想像の上をいくもの。
「自分の限界を知っている」という長所が、うんこ相手では最大の短所になってしまうのです。
うんこを漏らさないために、どうするべきか
10年ほど前、「トリビアの泉」という番組で「心理学者と肛門科医師がうんこを我慢する方法を真剣に議論する」という心躍る企画が放送されたことがありました。
残念ながら、youtubeや各種動画サイト、或いはウェブ上のページにもあまり痕跡は残っていませんが、私はその内容をはっきりと覚えています。
専門家2人の数時間にも及ぶ議論の結果は、
「『うんこは腸に留まるぞ』と頭の中で唱えながら、10秒ごとに肛門の筋肉を締め、静かに歩く」
というものでした。
心理学的に言えば、「うんこは腸に留まる」と自己暗示をかけることで生理的な変化が期待できる。
大腸肛門外科学的に言えば、長時間収縮させることが出来ない肛門括約筋を数十分に渡って活動させるためには、10秒ごとに休ませることが大切である。
油断してはいけません。
うんこの恐怖は、誰にでも平等に訪れるのですから。
まとめ
「うんこをもらした人」と「年収」の因果関係とか。
「優秀な人間ほどうんこを漏らす」とか。
「うんこを漏らさない方法」とか。
そんなことより、私がお伝えしたいのはもっとシンプルなことです。
改めて、最初に紹介したグラフを見てください。
漏らし過ぎだろ、日本人。