デートの時間
あなたは「デート」というものを難しく考え過ぎです。
確かに、ドラマやマンガの中のデートは小難しい。
待ち合わせして、ブラブラして、お茶をして、映画を見て、ウィンドウショッピングをして、ご飯を食べて、二軒目に…。
そんなフルコースのデートばかりです。
だけど、現実世界のデートはそうじゃない。1日中や半日どころが2,3時間で良いのです。
いや、「2,3時間で良い」ではありません。
「2,3時間がベスト」です。
間を持たすのは難しい
実は、丸一日かけたデートなんて付き合う前の段階では必要ありません。
仲の良い友達でも10時間以上テンションを維持して会話を続けるのは大変です。
好意を抱いている相手なら尚更。緊張やら気遣いやらでとても楽しめたものではありません。
2時間で良いのです。
映画を見て、歩きながら感想を話して、解散。
おしゃれなカフェでお茶をして、ウィンドウショッピングをして、解散。
ここで大切なのは「盛り上がってる内(グダグダになる前)に解散すること」
楽しい時間を積み重ねるのです。相手に「楽しい時間だけ」を小さく積み重ねるのです。「もうちょっと一緒にいても良いのに…」を何度も積み重ねるのです。
その積み重ねが好感度を引き上げてくれます。
ザイアンスの法則
また、心理学的にも2,3時間のデートを積み重ねることは非常に有効な手段だと言われています。
「ザイアンスの法則」或いは「単純接触効果」と呼ばれるものが、それです。
「人間は関わった時間ではなく、関わった回数によって好意を抱く」というシンプルな心理効果。
つまり、10時間のデート1回よりも、2時間のデート5回の方が効果的に相手にアプローチすることが出来るのです。
気楽に誘える
多くの人はデートを難しく考え過ぎです。そして、その原因が「丸一日デートをしなけれなならない」という強迫観念に依るもの。
カフェでお茶するだけ。
映画を見て帰る。
必要なものだけを一緒に買いに行く。
それらも立派なデートです。フルコースのデートなんかを最初から申し込むから相手も身構えてしまうし、こちらも余分に疲弊してしまうのです。
気軽にいきましょう。
相手が喜びそうなところに行きましょう。
(→「見たいって言ってた映画一緒に行かない?」)
自然な理由を付けて誘いましょう。
(→「美味しいチーズケーキのお店があるんだけど、1人じゃ入りづらいから一緒に行ってくれない?」)
断られても過度に落ち込む必要はありません。だって、単にそのプランが気に食わなかっただけなのかもしれないのですから。
チーズケーキがダメならラーメンで攻めてください。
まとめ
- 短いデート時間によって会話が続く
- ザイアンスの法則によって好感度を得られる
- デートに誘うハードルが下がる
短いデートを繰り返すことはあなたにとって利点だらけです。
デートを難しく考える前に、まずは気楽に帰り道にお茶に誘ってみてください。そこから何かが始まるかもしれません。