就活のネタ
「どうしよう!就活のネタが何もない!」
「ボランティアをして就活のアピールにしなきゃ!」
就活というイベントが一般的になった今、もはや「就活のため」に大学生活を送ろうとする学生も少なくありません。
体育会が有利なのか。ボランティアで印象アップか、それとも自転車で日本一周か…。
そんな風に悩んでいる学生に向けて。
「就活のネタってなに?」という学生にも向けて。
お話します。
なぜ就活のネタが必要なのか
企業の選考課程は様々です。一般的なものは、
エントリーシート(書類選考)→筆記試験→グループディスカッション→面接数回→内定
というものですが、企業によっては筆記試験がなかったり面接だけで決めたり本当に様々。
それでも、ほぼ全ての企業に共通することが「問われる内容」です。
具体的には以下の数点。
- 学生時代に頑張ったことは?
- その頑張ったことは弊社でどう活かされますか?
- 自己PRをしてください
- あなたの長所(短所)は?
このあたりはどこの企業を受けても大体聞かれます。
これらの質問を答えるのに必要なのは「根拠を持って回答する」こと。
「あなたの長所は?」
「何事にもマジメに取り組むことです!」
よりも、
「何事にもマジメに取り組むことです。3年続けたアルバイトでは熱心な姿勢を評価され、社員の方からも褒めて頂けました」
と言った方が良いということ。
「頑張ったこと」「自己PR」「長所」質問は様々ですが、学生時代に「頑張ったこと」が1つでもあれば全てに関連付けて答えることが出来るのです。
これが「就活のネタ」が必要な理由です。
「ネタ」は何でも良い
「ボランティアが就活には抜群!」
「いやいや、家庭教師のアルバイトが…」
「営業の…」
巷ではいろんな「就活に有利なネタ」がありますが、「ネタとしての価値」はどれも同じです。
企業側は何百人何千人もの学生を見るのです。ボランティアだろうが運動部だろうが、留学してようが起業してようがドングリの背比べ。必ず誰かと被ります。
大切なのは「何をしたか」ではなく、それを通して「何を感じて」「どう伝えるか」
だからコンビニのアルバイトでも全然良い。サークルに打ち込んでも良い。マジメに研究しても良い。
「何か」はしておけ
ただ、「何もしない」という選択はまずい。非常にまずい。
「何か」さえしておけば話は無限に膨らますことが出来ます。
- 頑張ったこと
- チームワークを発揮したこと
- 嬉しかったこと
- 悲しかったこと
しかし、何もしていないと話を膨らますことすら出来ません。もちろん、「何もしていない」=「就活失敗」ではありませんが、就活がやりづらくなることは確かです。
アルバイト、学祭の実行委員、就活イベントのスタッフetc
大学生活の途中からでも始められる「何か」はいくらでもあります。時間に余裕があるなら始めてみてください。
まとめ
企業側から見た場合、「就活のネタ」は何でも構いません。
アルバイト、サークル、体育会、ゼミ(研究室)etc
どれを選んでも「何を感じたか」「どう伝えるか」を掘り下げることで就活を乗り切ることが出来ます。