「お金はあまりかけたくないけど、お洒落に見られたい!」
そんな人にオススメなのが『春秋はアウター、冬はインナー』を合言葉にアイテムを揃えること。
春、夏、秋、冬、とそれぞれを独立した季節だと考えるとどんどんお金を使ってしまいます。しかし、季節をまたいで使えるアイテムを揃えることでお金をかけずにファッションを楽しむことが出来るのです。
今回紹介するアイテムは5つ。
- カーディガン
- パーカー
- シャツ
- ケーブル編みニット
- ニットアウター
どれもコストパフォーマンスの高いアイテムばかりです。
[toc]
お買い得アイテムの条件
具体的なアイテムを紹介する前に、メンズファッションにおけるお買い得アイテムの条件を確認しておきましょう。
ポイントは3つ。
- 春秋は主役、冬はインナー
- 着回し力が高い
- 価格は安め
それでは、1つずつ見ていきましょう。
春秋は主役、冬はインナー
タイトルにも記載したように、メンズファッションにおけるお買い得アイテム最大の条件が「春秋は主役、冬はインナー」です。
例えば、メンズのお洒落アウターの定番「レザーライダース」
確かにお洒落なアイテムです。1枚で春秋の主役アウターになれることは間違いありません。
しかし、厚みの割に防寒性は低く、春秋は使えても冬のアウターに使うことは厳しい。なまじ厚みがあるので、インナーに使うことも出来ない。
数万円という値段を考えると、1年の中で限られた時期にしか使えないアイテムは「お得」とは言いづらいのです。
逆に、「春秋は主役、冬はインナー」の代名詞としては『パーカー』が挙げられます。
春秋はシャツやTシャツの上に羽織って主役として、
冬はさらにその上からアウターを合わせることで、年間を通してコーディネートの一翼を担います。
着回しやすい
「着回しやすいこと」もお買い得アイテムの重要なポイントです。
「いろんなアイテムと相性が良い」と言い換えることも出来ます。
例えば「カーディガン」
一般的にはシャツやチノパンと合わせたキレイめコーデが人気ですが、
カーゴパンツやTシャツと合わせることで、男らしいカジュアルコーデを作ることも出来ます。
同じ「ネイビーのカーディガン」でも合わせるアイテムによってここまで印象を変えることが可能なのです。
価格は安め
冬アウターはどうしても高価になるものです。
例えば、冬アウターの王道とも言える「良質なメルトンコート」を購入しようと思えば、どうやっても1万5000円のラインを割ることは出来ません。
【スプートニクス】ショールカラーメルトンコート(12色)17800円
そのため、アウター以外のアイテムはなるべく安く揃えたいのが本音です。
秋→冬→春と3シーズン着回せて、5000円前後であれば充分にお得だと言えるでしょう。
【1】カーディガン
「秋はアウター、冬はインナー」の代名詞とも言えるのがカーディガンです。
前開きが「V」の形になるのが特徴のアウターで、キレイめ系メンズファッションの定番アイテムと言えます。
秋はシャツやTシャツの上から羽織って主役として、
冬はさらにその上からアウターを着て、インナーとして使うことが出来ます。
春秋の主役アウター
カーディガンのウリは何と言ってもカラーバリエーションです。
メンズのコーディネートって、どうしても全体が暗い色になりがちです。特に、アウターはこの傾向が強く、「テーラードジャケット」や「レザーライダース」などの王道アウターの色は暗い色が9割を占めます。
もちろん、「黒」や「ダークグレー」はコーディネートのバランスを作るための重要カラーですが、いつも上半身が暗い色だとコーディネートは単調になりがち。
そんな時に活躍するのが「カーディガン」です。
「ネイビー」や「ワインレッド」などの着こなしやすい色を選ぶことで、お洒落なカラーコーデが簡単に完成します。
また、薄手の生地が多いので、冬コーデのインナーとして簡単に使えるのも嬉しいポイント。
屋外では「アウター」×「マフラー」でコーディネートを作り、
室内では秋と同じコーディネートを作ることが出来ます。
キレイめにもカジュアルにも
「カーディガンみたいな草食系アイテムは俺には似合わない!」
そんな風に考えている人は多い。
確かに、カーディガンは本来キレイめのアイテムです。「シャツ」や「細身のパンツ」などと相性が良く、スーツに合わせることすらあります。
しかし、「キレイめコーデ」はあくまでも"基本"。
「Tシャツ」や「カーゴパンツ」「デニム」などの男らしいアイテムと合わせることで、男らしいカジュアルコーデを作ることも出来るのです。
そして、冬アウターの前を閉じることで、屋外冬コーデ、室内秋コーデが作れるのはカジュアルファッションも同じです。
こんな人にオススメ
「色味を加えたコーデに挑戦したい!」
「着回し力に優れたアイテムが欲しい!」
そんな人は『カーディガン』で決まりです。
「ネイビー」や「ワインレッド」などの着回しやすい色を選べば、カーディガンの魅力を最大限に発揮することが出来ます。
【2】パーカー
「秋はアウター、冬はインナー」のキレイめアイテムが「カーディガン」なら、カジュアルアイテムは「パーカー」です。
中高生も着ているアイテムのため、大学生以降は敬遠されがちなアイテムですが、
- 色を組み合わせる
- 細身のアイテムでまとめる
- キレイめアイテムと合わせる
などを意識することで、「秋はアウター、冬はインナー」の主力として着回すことが出来ます。
自然体のカジュアルファッション
「おしゃれなコーディネートは疲れる…」
これは、お洒落を気にする男子の本音です。
確かに「レザーライダース」や「チェスターコート」はおしゃれです。他人からの評価も高いし、自分のテンションも上がる。
だけど、カッチリしたアイテムばかり着ていると疲れてしまうのも事実。たまには、自然体のカジュアルファッションもしたい。
そんな時にオススメしたいのがパーカーを使ったナチュラルコーデです。
着心地の良いパーカーも、色合いをシルエットに気をつけることで簡単にお洒落なコーディネートを作ることが出来るのです。
冬アウターのカジュアルダウンに
パーカーは、秋だけでなく冬コーデでもナチュラルスタイルを作ることが可能です。
難しく考える必要はありません。
「冬アウター」×「ニット」で作るいつものコーデを
「冬アウター」×「パーカー」に変えるだけです。
これだけで、単調になりがちな冬コーデに変化を加えることが出来ます。
こんな人にオススメ
「自然体のおしゃれがしたい!」
「カジュアルコーデが好き!」
そんな人は『パーカー』で決まりです。
パーカーもカラーバリエーションが豊富なアイテムですが、メンズファッションにおける人気は「グレー」に一点集中しています。
【メンズスタイル公式通販】ジャガード柄パーカー(二色)4900円
【3】シャツ
単純な着回し力だけで見れば「シャツ」に勝るアイテムはありません。
以前の記事でも詳しく解説しましたが、
【過去記事】
秋,冬のメンズファッションにおける最強のアイテムは「シャツ」である。
- 誰にでも似合う
- 女子ウケも良い
- 価格も安い
- 秋→冬→春と着回せる
と利点を挙げ始めればキリがないアイテムです。
メンズファッションにおける王道のため、誰でも1着は持っているアイテムですが、今一度その価値に注目してみては如何でしょうか?
着回し力最強アイテム
繰り返しになりますが、着回し力でシャツに勝るアイテムは存在しません。
春秋はシャツ1枚だけで、
肌寒くなればライトアウターを合わせて、
冬は「Pコート」や「ダウン」のインナーとして、
寒さが厳しいときには「ニット」を加えて、
文字通り、年間を通して活躍するアイテムなのです。
冬のキレイめコーデに
「カジュアルコーデよりも、キレイめコーデの方がお洒落に見えやすい」
これは、メンズファッションにおける真実です。
もちろん、「パーカー」や「デニム」を使ったカジュアルファッションでもお洒落を作ることは出来ます。ただ、「ラフなファッション」よりも「きちんとしたファッション」の方が第三者にお洒落が伝わりやすいのです。
そういう観点で言うと「シャツ」はキレイめアイテムの代表格。
冬アウターのインナーに合わせるだけで、簡単にコーディネートをキレイめに寄せてくれます。
ただ、真冬に使えるほどの防寒性はないので、厚手のアウターを選ぶか、後述の「ケーブル編みニット」などと組み合わせるのがオススメです。
こんな人にオススメ
「着回し力抜群のアイテムが欲しい!」
「冬もキレイめコーデで攻めたい!」
そんな人は「シャツ」で決まりです。
色は好きなものを選んでも問題ありませんが、着回し力を重視するなら「白」や「グレー」「ライトブルー」などの淡色がオススメ。
【4】ケーブル編みニット
冬のインナーとして圧倒的な人気を誇っているのが『ケーブル編みニット』です。
分かりやすく言えば「お洒落なセーター」
防寒性とお洒落さを両立させるために「ケーブル編み」という特殊な編み方を採用した冬の王道インナーです。
冬の主役インナー
冬のインナーとして、ケーブル編みニットに勝るアイテムは存在しません。
- 防寒性
- 着回し力
- カラーバリエーション
インナーとして必要な要素を全て兼ね揃えています。
また、
「冬はアイテムが増えるから着こなしが難しい」
と考える男子も少なくありませんが、ニットに関してはその限りではありません。
「冬のニット=秋のTシャツ」という感覚で大丈夫です。
難しく考えずに、「ニットの上にアウターを羽織る」とシンプルに考えておけば、バランスの良いコーディネートを作ることが出来ます。
春秋のナチュラルコーデにも
「ニットは冬だけのもの」
こう考えてしまうのは、とても勿体ない。
「ケーブル編みニット」は、その編み方のおかげで1枚でも主役になれるデザインです。春秋のコーディネートに取り入れれば、お洒落なナチュラルコーデが完成します。
ただ、前開きのアイテムと違って体温調整がしづらいのは否定できない事実。
汗っかきな人や、頻繁に上着を脱ぐ人には春秋のニット使いはオススメできません、
こんな人にオススメ
「冬の主役インナーが欲しい!」
「防寒性の高いアイテムを狙ってる!」
そんな人は「ケーブル編みニット」で決まりです。
自分の持っている冬アウターと被らない色を選ぶのが大原則。いくつ持っていても困らないアイテムなので、色違いで何着か持つ人も少なくありません。
【スプートニクス公式通販】けーブル編みニット(10色)3996円
また、ニットのインナーとして「シンプルなシャツ」を持っておくと非常に便利です。
【5】ニットアウター
昨年から、メンズファッション界隈でじわじわと人気が高まっているのが「ニットアウター」です。
カーディガンと似た雰囲気を持つアイテムですが、
- 厚手の生地
- 首元まであるボタン
によって、防寒性に優れ、カジュアル感の強い男らしい雰囲気を持ったアウターだと言えます。
秋の主役アウター
正直に言えば、「ニットアウター」はまだまだメンズファッション界ではマイナーなアイテムです。
だけど、その「マイナー」と言うのが最大の"ウリ"。
極端な話を言えば、飲み会の日に男子全員が「テーラードジャケット」を着ていたとして、女性陣は「うわー!みんなお洒落!」となるでしょうか?
絶対になりません。
要は、「おしゃれ」ってある程度少数派であることが大前提なんです。だけど、奇抜すぎてもいけない。
だから「おしゃれな男子」の多くは、定番アイテムの「カーディガン」や「シャツ」を使って、ちょっとだけ少数派を意識したコーディネートを作るのです。
そして、「ちょっとだけ少数派」を作る最も簡単な方法が「マイナーなアイテムで普通のコーディネートを作ること」です。
もうお分かりですね。
クセのないデザインながらも、まだメンズファッションに浸透していない「ニットアウター」は「ちょっとだけ少数派」を作るのに最適のアイテム。
難しく考えずに、いつものコーディネートに羽織るだけでお洒落なスタイルが完成します。
優れた防寒性
ニットアウターの多くは、厚手で防寒性に優れた生地を採用しています。
そのため、冬アウターに頼ることなく、晩秋まではニットアウター1枚でコーディネートを作ることが可能です。
ただ、「厚手で防寒性があること」は「インナーとしての使いやすさ」とは正反対の要素です。
冬のインナーとしても使えますが、細身を意識したコーディネートには向いていません。
こんな人にオススメ
「秋の主役級アウターが欲しい!」
「防寒性のあるアイテムを探している!」
そんな人は『ニットアウター』で決まりです。
着こなしやすいのは「黒」や「グレー」などの定番色ですが、ニットの雰囲気を考えると「アイボリー」などの淡い色もオススメ。
まとめ
冬はどうしてもアウターに意識を向けがちですが、講義中や食事中など意外にアウターを脱いでいる時間は長いものです。
- カーディガン
- パーカー
- シャツ
- ケーブル編みニット
- ニットアウター
以上5つのアイテムを持っておけば、春秋は主役として、冬はインナーとして賢くファッションを楽しむことが出来ます。
お洒落に拘るのなら、インナーも手を抜かないように心がけましょう。
また、
「具体的なアイテムの紹介をして欲しい」
と毎年リクエストを頂くので、在庫が豊富な人気通販ショップの中から、
【徹底的な女子モテを意識したラインナップ】
→メンズスタイル公式通販
【大人っぽいキレイめコーデを追求する】
→スプートニクス公式通販
以上2店のアイテムを紹介していますが、それでも当然限りはあります。
人気アイテムほど売り切れになりやすいので、気になるアイテムがある方はお早めにどうぞ。