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「間接自慢」なんて言葉まで生まれてしまった。君たちがフェイスブックで自慢したいことはバレバレである。

間接自慢

 

さて、この学生が伝えたいことは何でしょうか?

エミちゃんと一緒にいること?

買い物したこと?

雰囲気の良いカフェに入ったこと?

どれも間違ってはいませんが、本当に伝えたいのは「シャネルのアクセサリーを購入したこと」です。

写真の端にシャネルの箱を写り込ませ、高額ブランドを購入したことをさり気なく自慢したいのです。

 

大学生の投稿としては珍しいことではありません。

しかし、今回ネットニュースにこんな記事が登場しました。

【livedoorニュース】
SNSで流行する「間接自慢」とは? 「自慢はしたいが目立ちたくはない」若者の心理

19日の情報番組「ZIP!」(日テレ系)で、被写体とは別の真の自慢ポイントを写り込ませる写真投稿「間接自慢」が紹介され、話題となっている。

番組では若者たちに波及しているソーシャルメディアでの「間接自慢」を紹介した。「間接自慢」とは、Twitterやブログなど、ソーシャルメディアにUpする写真にメインの被写体とは別の「真の自慢ポイント」を写り込ませる行為を指すという。

ものすごく、バレてる。

しかも「自慢はしたいが目立ちたくはない若者の真理」とかすごく恥ずかしい感じで紹介されてる。

若者の真理「間接自慢」

改めて、紹介します。

今回のお題である「間接自慢」とは、

ソーシャルメディアにUpする写真のメインの被写体とは別の「真の自慢ポイント」を写り込ませる行為

を指します。

心当たりのある学生も多いでしょう。

「ドライブー」と投稿しながら写真の端に高級車のエンブレムを写り込ませる。

「休憩ー」と投稿しながら高級レストランの夜景を投稿する。

大学生を始めとした若者の間では定番の手法で、分かりやすく言えば「さり気ない自慢」です。

ところが、その行為がニュースで紹介され「間接自慢」という言葉まで生まれてしまった現在、間接自慢の"キモ"である「さり気なさ」は機能せず、ただの「嫌みっぽく自慢する行為」になってしまいます。

ダメじゃん。

SNSによるイメージ

大学生

さて、ここで問題になるのは、「間接自慢」という言葉が生まれたことによって、投稿の趣旨とは違う解釈をされる可能性が上がるということ。

久々に友人と会って、ちょっと良いレストランで食事をする。

友達の写真を撮って「久々に友達とご飯!」と投稿すれば、「さり気なく良いレストランにいることを自慢してやがる!」と解釈される訳です。

怖い。

ここまで来ると、どう考えても自慢だと受け取る側に問題がありますが、大学生にとってSNSでのイメージは非常に大切なもの。

投稿には細心の注意を払わなければなりません。

普通に自慢するのがベスト

ここで、オススメしたいのが「普通に自慢する」という方法。

冒頭の例でいけば、こんな感じ。

思ったより嫌な感じはしません。(若干エミちゃんが不憫ですが)

そもそもせっかく欲しいものを買ったのに、そのエネルギーを周りに向けるから反感を買うんです。

ずっと欲しかったものを買ったとき、真っ先に出てくる感情は「自慢したい!」ではなく「嬉しい!」のはず。

それをそのまま投稿すれば良いんです。

嬉しいときは嬉しさを、楽しいときは楽しさを、悲しいときは悲しさを。

それがSNSの正しい使い道です。

まとめ

「間接自慢」に限らず、SNSの投稿における「裏の感情」は見ている人からはバレバレです。

「隠せてる!」と考えているのは投稿している人だけ。

それならば、いっそ感情の赴くままに書き込んでください。

自慢も、嬉しかったことも、悲しかったことも、変に取り繕わない方が好まれるものです。

-大学生活